百合の鮮やかな彩り 2015
2015年になりました。今年も、感動できる百合作品がいろいろな場面で見られるようになるのを期待したいです。
去年は、いつもとはまたちょっと別の場面で、百合なテイストを見る事ができたような気がします。まだコンスタントに扱われているわけではありませんけれど、この流れが続いていけば、世の中のいろいろな所でこのジャンルが定着していくかもしれませんね。
アニメでは、百合中心の作品はそれほど多くはなかった感じではあるものの、ちょっとした場面で女の子同士のふれあいが描かれる作品はけっこうあったように思います。その女の子達の愛情が報われるような展開になるとより良いのですけれど、そこは作品によって取り扱い方が分かれているかもです。
コミックでは、アンソロジーがいろいろ出てきていました。これまでにも、たくさんのアンソロジーが発行されたりお休みしたりしているわけですが、その中から長く続いていくものが生まれてくるのを期待したいですね。単独の百合作品は、一般のレーベルからもあれこれ出てきています。様々なテイストの作品が掲載される雑誌に連載されるとなると、いろいろなタイプの読者の目に触れる事になるでしょうし、そこからこのジャンルに興味を持った人がさらに周りに作品の楽しさを広めていくのであれば、読者層は厚くなるのでは、なんて思ってしまいます。
ゲームでは、新シリーズや新ブランドなどが立ち上がってきています。これまでの作品も楽しみつつ、新しいテイストの百合に触れるチャンスも広がってきているのではないでしょうか。PC用の他にPS Vita用なども制作されていて、プレイできる場面も広がっています。次はスマホで百合メインの作品が増えていくと良いかもです。
実写系の作品で女の子同士の関係を描くものも増えてきています。映画、音楽PV、ショートフィルムなど、バリエーションもありますね。以前だと、女性同士の恋愛を扱う場合は悲しいストーリーになる事が多かった気もしますけれど、その方向性ばかりだと単調ですし、これからは明るい百合恋愛を描くものがあっても良いのでは。いちゃいちゃラブラブな実写作品とかも見てみたいものです。
映像以外のメディアでも取り上げられたら面白いかもです。一時的なブームとしてではなく、一つのジャンルとして扱われるようになると、さらに先へと発展していける可能性もありそうです。
といった感じで、もっと広がっていく余地はありそうな気がします。そうなった時には、百合らしさがはっきりとわかる、きらめくようなエピソードが紡がれていくと素敵ですね。
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