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2015年1月 4日 (日)

ガールフレンド(仮) 第8話

 テレビアニメ「ガールフレンド(仮)」、第8話「クリームソーダの向こう」です。

 新体操の大会に向けて練習に余念がない心実。指導する先生は、もう少し難度の高い技を織り込んでみては、と勧めるのですが、心実自身はあまり乗り気ではありません。失敗して演技を台無しにしたくない、という気持ちが働いているようです。といってもその技の成功率は8割だそうで、それなら今から練習を積んで仕上げていく事もできそうに思えます。けれど、そこで尻込みしてしまうのが、彼女の癖みたいです。

 練習が終わって改めて考えてみると、先生の言葉はどれももっともなもので、ここで挑戦しないのはもったいない事だと、心実も理解できています。一方で、大会を見に来てくれるという先輩の野々花の事も気になっています。
 こんな風に、周りが気になり始めると、彼女はどんどん弱気になって行ってしまうらしいですね(第2話でもそういう場面がありました)。このままでは新しい技どころか演技自体にも支障が出てしまいそう、という辺りから物語が展開していきます。

 このエピソードでは心実と野々花が中心という事で、第1話の2人の様子からするとこれはかなり百合な流れになるかなと思っていたのですけれど、そこまででもない感じですね。野々花の家の喫茶店でバイトをしないかと誘われて引き受けた時も、その理由は、1人でいると悩んでしまうから、というものでした。憧れの先輩に頼まれて一緒にバイトできるなんて言ったら、大会なんてそっちのけで大喜びしてもいいんじゃないかと思うんですけど、、、心実の生真面目さが出てしまった?

 それでも、野々花と一緒に過ごす時間はとても暖かく、固まっていた心実の気持ちも、いつしか優しく解きほぐされていくようです。確かに彼女は、憧れの先輩と「お近づき」になれましたし、とても大切な経験をしたと言えそうです。後はこのままもっとお近づきになって、お互いに思いを通じ合わせられるようになると素敵ですね。

・「ガールフレンド(仮)」レビューリスト

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