プリパラ 第２６話

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　テレビアニメ「プリパラ」、第２６話「いよいよあの子がデビューでちゅ」です。

　前回第２５話では、シュガーとひめかが再会して２０年越しでお互いの気持ちを確かめ合い、ライブではらぁら達６人が協力したユニット「そらみドレッシング」が優勝、と、華々しい出来事が続きました。この第２６話ではちょっと一休みなエピソードになるかなと思っていましたが、らぁらのくじ運のおかげで(?)すぐに次のイベントが開催され、ファルルが衝撃的なデビューをしたりして、ストーリーは展開しています。

　他にもちょっとした出来事があります。前回もう一度プリパラに入る事ができたグロリアは、そのままプリパラでのアイドル活動を続けているようです。みれぃが彼女を「グロちゃん」と呼んでいた所からすると、「シュガー」ではなく「グロリア」の名前で再デビューしているのかも。語尾に「グロ」を付けて、キャラ作りにも工夫してます（それにしてもインパクトの強い語尾ですね、、、）。
　それから、グロリアがいつも持ち歩いている「クリーナーのリナちゃん」も、どうやらプリパラデビューできちゃったみたいです。リナちゃんは、最初の頃は普通の掃除機でしたけれど、グロリアが愛情を込めて「リナちゅわん」と呼んでいる内に、モーター音で感情を表現するようになり、やがて自分から動き始め、ついには声優さんの声付きで返事をするまでに。かなり進化してますね。プリパラでは早速めが兄ぃに目をつけられちゃってますが、彼女(?)はこの後どうなっていくのでしょう。

　グロリアも何だかめが兄ぃにときめかされてしまっています（といってもこれは彼女の勘違いが原因らしいです）。けれど彼女にとっては、ひめか（＝らぁらの母親）が一番である事に変わりはないのでは、と思いたいです。
　冒頭の場面では、グロリアは１人でプリパラに来ていました。ひめかがお店で忙しいから、らしいです。２０年前のあの頃だったら、隣にひめかがいないだけで、シュガーはとても寂しがり、プリパラに行く気も起きなかった事でしょう。ですが今は違います。２人とも大人になり、お互いの事情も理解できています。それに、たとえ今近くにいなくても、お互いの家へ行けば必ず会えるんだとわかっているから、落ち着いて相手を信じられるようになっているのではないでしょうか。
　グロリアは、みれぃと話している時に、ひめかの事を「ひめちゃん」と、恥ずかしそうに呼んでいます。彼女達は今も、初々しい気持ちでおつきあいしているのかもです。

　それから、グロリアとひめかは、プリパラへ行くだけでなく、アイドルとしてステージデビューも果たしています。これは、「ラブリー・ツイスター」の復活、ですよね。２人の気持ちが強くつながりあっていれば、らぁら達にとっても手強いライバルになったりする、かも？

　さらに、らぁらとなおの間にも、エピソードが生まれています。プリパラでも厳しい教育者の顔を見せるグロリアに追いかけられて、２人はプリパラの中を逃げ回ります。ふと踏み込んだ場所は、豊かな水が流れ白い建物が建ち並ぶ、異国情緒たっぷりのエリアでした。新しくできた場所らしく、人もまだそれほど多くないようです。
　何とかグロリアをまいて乗り込んだのは、運河を進む２人乗りのゴンドラ。すぐさま船は出発します。

　２人きりになれた船の上（アシカの船頭さんはいますけど、気を利かせて(?)存在感を消してくれているようです）で、向き合う彼女達は自然と笑顔になっています。そうして彼女達は、お互いのプリチケをパキり合いました。

　思えば第１話でプリパラデビューしてしまったらぁらは、自分の事情を何度もなおに説明しようとしましたが、うまくタイミングがつかめず、気づけばなおを裏切るような形になっていました。第８話では２人の関係が壊れそうになりますけれど、やっぱりらぁらとなおはお互いが大好きなんだと改めて感じ合います。
　そしてついに、２人の夢だったプリチケをパキる事ができました。きれいな景色の中、誰にも見られず、２人だけの秘密の思い出を作れたのは、彼女達にとって素敵な事だったのではないでしょうか。

　さてこの後は、なおがステージデビューする辺りもエピソードになりそうですね。らぁらには、全力で彼女をサポートしてもらって、お互いの関係をより深めていってもらいたいものです。

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