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2015年1月 4日 (日)

結城友奈は勇者である 第9話

 テレビアニメ「結城友奈は勇者である」、第9話「心の痛みを判る人」です。

 友奈と美森は、前回園子から聞かされた「勇者システム」の隠された姿を、風に伝えました。風は「大赦」からの命令で勇者部を組織したわけですけれど、勇者に負された代償については何も知らされていなかったようです。
 園子が嘘をついているとは思えませんけれど、すぐには信じがたい内容です。何が真実なのか、友奈達揺らぎかけていましたが、美森は自分なりのやり方で、本当の事情を確かめたようです。
 そのやり方は、ちょっと無謀なものでした。もし彼女の仮説が間違っていれば、彼女自身命を落としてしまうような方法ばかりです。(それにしてもどうやって危険な毒薬や大量の燃料油を用意できたのでしょうか。)

 美森って、一度思い立ったら周りを気にせず1人で突き進んでいく性格のような気がします。以前、夏凛が勇者部に加わった後、皆でSNSでテキストチャットをしている時に、美森はなぜか1人で「ぼた餅」を連呼してました。また、皆でカラオケに行った時は、友奈達が普通にポップな曲を歌っている中、彼女だけはきびきびと軍歌を歌っていました。
 周りの皆は、それが美森らしさだと捉えているようです。けれどそれがどこかで踏み間違えると、1人で危険な方向へ行ってしまう恐れもあるような。そうなりかけた時は、是非友奈に救い出してもらいたいものです。

 勇者システムについては、やはりなぜ大赦が隠し立てをしていたのかは気になる所です。以前も書きましたように、隠してもあまりメリットがないように感じます。この話数の後半で友奈が言っている様子からすると、少なくとも彼女は、代償があったとしても勇者であり続けようとしているようですし。このシステムの本当の姿というのはどういうものなのでしょうね。

 さて百合的には、風の行動に何か雰囲気が表れている気がします。友奈達から事情を聞いた後、風は、自分が勇者部を作って皆を勧誘しなければ、皆は苦しい思いをしなくて済んだはずなのに、と深く悩んでしまいます。
 彼女は友奈と美森にも申し訳ない気持ちを抱いていた事でしょう

・「結城友奈は勇者である」レビューリスト

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