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2014年12月29日 (月)

月刊コミックバーズの百合度と新連載作品&「ユリ熊嵐」は百合ファンタジー?

 発行幻冬舎の月刊コミックバーズって、以前百合特集をしたり、そこで掲載されたコミック作品を収録するアンソロジー「ユリボン」を発行するなど、何となく百合分が多めになっている気がします。それがどれぐらいな感じなのか、少し調べてみました。

 百合特集は、2014年2月号3月号4月号の3が追う連続で行われた他、12月号では特集の第2弾もありました。「ユリボン」は12月発行ですから、そこには特集第1弾の分だけが入っている事になりそうですし、そうなると、特集第2弾を含めて、これからも本誌で掲載された百合作品を収録するアンソロジーとか期待したくなってしまいますね。

 連載作品でも、百合な雰囲気のものはあるようです。例えば斉藤岬さん作の「リリックメード」では、小さい頃に「魔法少女リリックメード」のメンバー、リリックハートとして闇の軍勢と戦っていた高校生の女の子、木野原百々花(このはらももか)と、同じくリリックダイヤモンドだった黒坂巴萌(くろさかともえ)の間で何か親密なエピソードがありそうです。どちらかというと巴萌から百々花への気持ちが強いのでしょうか。

 また、12/29発売の2015年2月号からは、天乃咲哉さん作の「このはな綺譚」が新連載となっています。この作品は、以前一迅社発行のコミック百合姫Sに連載されていた「此花亭奇譚」の続きとなるようです。本作では、物の怪達が行き交う宿場町にある温泉宿「此花亭」を舞台に、仲居をつとめる狐娘達の物語が、主人公の柚(ゆず)の視点で語られていきます。ファンタジックな世界観の中で、女の子同士の恋模様が柔らかく描かれます。百合姫Sでは連載が途中で止まっていて続きが気になっていたのですけれど、これでまた柚達のエピソードが見られそうです。
(ちなみに一迅社からは、単行本第1巻の全サの小冊子が最近発送されたみたいです(といっても第1巻自体は2010年発行なので、かなり時間がたってますね、、、)。)

 他に幻冬舎発行のコミックスでは、例えば深水チロリさん作の「春待ヴァルツ」にも百合な雰囲気がありそうです。主人公の女の子の学校に新しく先生が赴任してくるのですが、その男性は彼女の元ボーイフレンドだったのだそうです。それ なら今はというと、彼女にはガールフレンドがいる、という展開になっているようです。なお、この作品は1/24に単行本の第1巻が発売予定です。

 といったように、幻冬舎からの作品には百合ジャンルのものが時折あるみたいです。「リリックメード」や「春待ヴァルツ」などでは、女性同士だけではなく男女の恋愛の要素も含まれているようで、女の子達が最終的に結ばれる、という展開なのかどうかははっきりしていない感じです。バーズコミックスも、百合オンリーではないでしょう。なので、少なくとも今の所は、探せば百合作品が割と見つかるかも、といった位置づけなのかもしれません。

 そのコミックバーズでは、現在、イクニゴマキナコさん原作、森島明子さん作画による作品「ユリ熊嵐」が連載中です。この作品は1月からテレビアニメ版が放送開始されます。以前別の記事にも書きましたように、こちらも百合的にどうなるのか気になっています。

 ストーリーは、、、高校生の女の子、椿輝紅羽(つばきくれは)は、クラスで存在感の薄い学校生活を送っていますが、唯一転校生の百合城銀子(ゆりしろぎんこ)だけは彼女にいつも優しく声をかけてくれていました。けれど勘の鋭い紅羽は、なぜだか銀子の本性が熊なのでは、と思えてならないのでした。

 コミックを少し読んだ感じでは、百合に発展しそうな雰囲気ではあるものの、はっきりした予感はあまりない印象です。作画を担当されているのが、コミック百合姫などで活躍されている森島さんなので、このかわいらしい絵柄で女の子同士のふれあいが深く描かれていくと素敵なのですけれど、どうなるでしょうか。

 と、思っていた所、2月号で本作が表紙イラストになっていて、作品を紹介するあおり文句には「稀代のタッグで贈る百合ファンタジー」と書いてありました。つまりそういう作品だという事?
 これまでだと、例えば連載が始まった4月号の表紙では、「実力派が放つ、インテレクチュアル・ファンタジー!!」というように書かれていて、その後も1月号まで、「百合」という言葉は一度も使われていません。ここに来てこの言葉が使われるようになったという事は、コミック版がそちらの方向に進もうとしている、という意味でしょうか。それともアニメ版はコミック版より百合度が高まる、とか?

 コミック版の原作はイクニゴマキナコさんとなっていて、アニメ版の原作はイクニゴマモナカさんとされています。原作者の名義が違っているのは、物語の展開がそれぞれで別になる、なんて事だったりするでしょうか。その辺りは、どちらも見て比べてみないとわからない、のかも。

(ちなみに、同じく本誌に連載されている「輪るピングドラム」は、原作がイクニチャウダーさん、作画が柴田五十鈴さんとなっています。こちらはアニメ版も同じイクニチャウダーさんの原作者名義です。
 なお、「輪るピングドラム」と「ユリ熊嵐」には何かつながりがあるようで、以前「PENGUINBEAR PROJECT」というサイトが作られていました(今はこのアドレスにアクセすると「ユリ熊嵐」のサイトに自動的に移るようになっています)。ストーリー的に接点があるのかどうかはわかりませんけれど、どこか演出的なつながりみたいなものもあるのかもです。
 ところでなぜ「ペンギン」と「熊」がモチーフなのでしょう。熊が「シロクマ」を意味しているとすれば、どちらも寒い地域にいる動物、という事も言えそうです。ペンギンは南極に、シロクマは北極に生息していますので、似た気候ではあっても棲んでいる場所は全く別です。そういう両極端な何かが、このプロジェクトを結びつけているのかもしれません。
(ところでペンギンとシロクマというと、別作品になりますが、アニメ化もされたコミックペンギン娘」を思い出しちゃいます。南極財閥の令嬢で、ペンギンというあだ名の中2の女の子、南極さくらと、そのライバル、ホワイトベア財閥の後継者で、白クマとも呼ばれている女の子、マリーは、正にペンギンと熊かも?))

 「ユリ熊嵐」には、作中にいろいろな仕掛けがあるのかもしれません。展開がどうなるかはそれとしても、とにかく女の子同士のいちゃつきがたくさん見られると良いように思います。

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