コミック百合姫２０１５年１月号と１１月発売分コミックスの表紙画像が紹介されています

　発行一迅社、コミック百合姫より、２０１５年１月号は11/18に発売される予定です。その表紙画像が紹介されています。

　表紙イラスト担当は、これまでの武梨えりさんからかんざきひろさんにバトンタッチしているようですね。イラストには、同じ制服を着た２人の女の子のバストアップが描かれています。
　左側の子は、栗毛でゆるくカールしたロングヘアに花の形をした髪飾りをつけています。右側の子はしっとりとした黒髪のストレートヘアで眼鏡をかけていますね。
　それぞれに付けられている吹き出しによると、左の子は実際にボーイフレンドとかがいるっぽくて、右の子はマニアックな世界に親しんでいるようです。それで右の子は何をしているかというと、左の子の肩に右手をかけて引き寄せ、左手を頬に添えて自分の方を向かせようとしています。屈託のない明るい笑顔で顔を近づけてくるものですから、左の子はときめいちゃっているみたいです。しかめ面をしようとしていますけれど、結局なすがままにしているようで、実は相手にこんな風にされるのが嫌じゃないのかもです。
　彼女達がどうしてこうなっているのか、またお互いに相手をどう思っているのかとかが気になる所ですね。表紙以外のページで彼女達の関係がもう少し描かれていると面白そうですけれど、その辺はどうなっているでしょうか。

　なお、本誌にはこの表紙イラストの特大ポスターが付いてくるようです。表紙イラストというと、これまでは表紙画集（カズアキさんのものやなもりさんのものなど）が発売されたりしていますね。ポスターとなればより大きな判型でイラストを堪能できるのではないでしょうか。

　ところで、この号では、２０１１年１月号の「再誕」から使われてきた「コミック百合姫」の字体が変えられています。角の取れた太字で大きく「ゆりひめ」と書かれています。何となく、なもりさん作の「ゆるゆり」の、第１１巻から新しくなったロゴに少し形が似ている気がしますね。
　新しいイラストの絵柄とも一緒になって、柔らかな雰囲気が出ている感じです。これからはずっとこのロゴで発行していくのでしょうか？
（でも表紙の左上には、「中身はいつものコミック百合姫です」とも書かれています。これは、少なくとも中身についてはこれまでの本誌と同じ、という事なのでしょう。裏を返せば、少なくとも表紙についてはこれまでの本誌らしくない、と言っているようなもの？　それがロゴの事だけを意味しているのか、それともイラストまで含めているのかは、気になる部分です。本誌らしさというものはあるのかもしれませんけれど、それとはまた別に様々な（例えばこの表紙のような？）百合を取り上げて広めていってもらいたいように思ったりもします。）

　ともかく、ちょっと気分を変えた新しい本誌のシリーズがこれから始まっていくのかもしれません。そこに女の子同士のいちゃいちゃがたっぷり詰め込まれていると良さそうですね。