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2014年10月29日 (水)

ハピネスチャージプリキュア! 第38話

 テレビアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」第38話「響け4人の歌声! イノセントプリフィケーション!」です。

 キュアラブリー達の前に立ちはだかった「強敵」は、幻影帝国に操られたキュアテンダーでした。「墓場」に封印されたプリキュア達の中で最も強力な者が連れてこられたのだそうです。
 彼女の本当の姿は、氷川まりあ、いおなの姉です。彼女が、いおな(=キュアフォーチュン)達ハピネスチャージプリキュアに敵として向き合う、というのも何だか因縁めいていますね。

 クイーンミラージュ達に目をつけられただけあって、テンダーのパワーは計り知れません。ラブリー達4人が立ち向かっていっても簡単にはじき飛ばされてしまいます。

 テンダーを倒さず正気に戻させる方法が見つからず、ラブリー達は苦戦します。昔のように優しい(=テンダーな)姉に戻ってほしい、そう願うフォーチュンは、必死に食い下がってテンダーの前に立ち、彼女へと訴えかけています。

 やがて、、、いおなの言った一つの言葉が、闇に沈んでいたまりあの気持ちを呼び覚ますのですね。その言葉には、いおながずっと慕ってきた姉への思いが凝縮されているのではないでしょうか。

 この一言は、まりあに影響を与えただけではなく、作品全体の空気も変えたんじゃないかな、という気もします。これまでは、男女間の恋愛感情を「ラブ」として捉えるような描かれ方が多かったように感じますけれど、愛の形はそれだけじゃないはずですよね。姉妹がお互いを思い合うピュアな気持ちも愛でしょう。これからはこういう、女の子達の間にある愛情も丁寧に描いていってもらえると良いように思います。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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