ハナヤマタ 第10話
テレビアニメ「ハナヤマタ」、10組目「オンセン・ガッシュク」です。
これまで本作のサブタイトルは、「シャル・ウィ・ダンス?」や「ジェラシー・ローズ」など、英語をカタカナにしたものでした。が、ここに来て日本語が使われていますね。この話数が特別だから、という意味なのでしょうか、それとも単に「温泉回」だから、なのかな?
まあそれはともかくとして、真智がよさこい部に入部しました。これで5人の部員がそろい、作品名の通り「ハ(ハナ)、ナ(なる)、ヤ(ヤヤ)、マ(真智)、タ(多美)」になった、と言えそうですね。
こうなれば後は突き進むだけ、とも思われましたけれど、いろいろやらなきゃならない事もあるようです。「花彩よさこい祭」まではあと少ししかありませんし、4人から5人に踊り手が増えた事で、振り付けを変える必要が出てきました。衣装もそろえたいですし、できればチームのトレードマークも新しくしたい。短い時間の中ですべてを片付けるのはかなり大変そうです。けれど今はやるしかありません。
皆が忙しくしている中、真智はちょっと疎外感のようなものを感じているみたいです。振り付けどころかよさこいの基礎もよくわかっていない上に、自分が入ったためにハナ達によけいな作業をさせる事になってしまいました。それに考えてみれば、よさこい部のメンバーの中でよく知っているのは多美ぐらいで、なる達とはそこまで親しいというほどではありません。この状況で合宿に行って5人(+サリー先生)で長い時間を一緒に過ごす事に、真智は気持ちの準備があまりできていなかった、とも考えられそうです。
でも彼女は、自分なりに役に立てる方法を見つけられているようです。なる達がイベントで踊る事だけを考えていて大事な事を忘れていても、論理的な考え方のできる真智ならうまくフォローできるのでしょう。それに、生徒会長として、人前で自分の意見を述べるのに慣れている彼女は、自分達がよさこいをしている事をきちんとアピールできています。なる達だけでは難しい事も、真智とならできるのではないでしょうか。そうして、5人は新しく1つのチームとして活動していけるように思います。
百合的には、、、あまりない感じでしょうか。真智はまだちょっとよさこい部のメンバー達と親密になっていないからでしょうか、彼女が皆の所へ寄っていく時は、だいたい多美の方へ体が向いてしまうみたいです。
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