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2014年9月 4日 (木)

プリパラ 第7話

 テレビアニメ「プリパラ」、第7話「レッドフラッシュを探して、、、」です。

 らぁらとみれぃは、ちょっとだけですがレベルアップしました。みれぃが次のクラスに進めた事で、2人には専用の楽屋(お弁当付き)が用意されています。自分達のステップアップした結果が、こうして形になって表れるのは、またちょっと違ううれしさがあるのかもです。といっても、彼女達の努力を続けるという姿勢は変わらないのでしょう。
 またありがたい事に、ファンの女の子達も多くなってきました。ファン第1号の栄子をはじめ、彼女達もプリパラアイドルではありますが、らぁらとみれぃの歌や一生懸命な姿に感動して、彼女達を応援したいと思ってくれているようです。

 らぁらは、この調子でレベルを上げて、そふぃと一緒に3人ユニットを組みたい、と改めて願っています。でもみれぃとクマは、らぁらのこの願いを「お子ちゃまの妄想」と言ってあまり相手にしていません。ところが、という展開があるのですね。

(ところで前回第6話で少し姿を見せていた男性がここでも登場しています。名前は赤井めが兄ぃ、という事は赤井めが姉ぇの関係者でしょうか? やや無機的なしゃべり方は共通していますし、この人もプリパラへの案内役的な位置づけなのかもしれません。めが兄ぃの本業は作曲らしいですけれど、時々はプリパラにも顔を出すとか。といっても、めが姉ぇと同じようにストーリー自体にはあまり関わってこないのかもです。)

 クールな振る舞いと切れのあるパフォーマンスで、プリパラでもパプリカ学園でも大人気のそふぃ。ですが実は彼女は、梅干しが切れるととたんに脱力してぼうっとしてしまい、身動きもとれなくなってしまうほどらしいです。
 スカウトマスコットのウサギや親衛隊の女の子達は、この状態を「ファンシーモード」と呼んでいます。けどこれって、実際は「スライムばりにへにゃる」という意味らしいです。そふぃをスライム呼ばわりするのが忍びなくて、ウサギ達は「ファンシー」なんて言ってるのですね。たぶん「レッドフラッシュ」も、「梅干し」という単語がそふぃに似つかわしくないからそう呼んでいるだけなのでしょう。

 そふぃの実態を知っている人達は、何とかそれを隠そうとしています。そうするのは、トップスターのそふぃが本当はこんな子だと知られたら笑いものにされるに決まっている、と考えているからのようです。

 周りでウサギ達がそう話しているのを聞いて、そふぃ本人はどう思ったでしょうか。梅干しを食べていない時の自分だって自分には変わりないのに、へにゃっている自分は誰にも受け入れられない。そんな気がして悲しい気持ちになっていたのでは、とも感じられます。

 そこで出会ったのが、らぁらなのですね。らぁらは、ファンシーモードのそふぃを助けるために、自分のライブの時間が近づいるのにあちこち走り回ってレッドフラッシュを探しています。そふぃの素顔を見た時も(相手がそふぃだとは気づかずに)思わず「きれい」とつぶやいています。
 らぁらとのふれあいは、そふぃにとってこれまでにない経験なのかなという気がします。らぁらの前でなら、どんな自分でも受け入れてくれる、そふぃはそんな風に感じたのではないでしょうか。
 この気持ちが発展していけば、そふぃとらぁらは特別な関係になれそうです。これからそういうエピソードがたくさん描かれていくと、百合的にも発展しそうですね。

 それと、みれぃとらぁらの関係にも期待したいです。この話数では、ライブに遅刻しそうになったらぁらをみれぃが怒っていますが、その言い方が全然怖くないんですよね。みれぃは本当には怒っていないのでしょう。っていうか最初に「許すけど」って言っちゃってます。
 らぁらも、こんな「計算外」な自分をいつも待ってくれるみれぃに、とても感謝している事でしょう。思わずみれぃに抱きついちゃうのも、らぁらの愛情があふれているからだと思われます。

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