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2014年8月26日 (火)

プリパラ 第5話

 テレビアニメ「プリパラ」、第5話「あたし、そふぃさんと歌いたいワニ!」です。

 この作品のサブタイトルって、登場するキャラの口癖が取り入れられたりしてますよね。例えば第2話「約束やぶっちゃダメぷりっ」では、みれぃがプリパラチェンジした後に使う語尾「ぷりっ」が使われています。第3話「チーム解散? 困るクマ~!」では、らぁら達のスカウトマスコット、クマの語尾が入っています。また第4話「かしこま! 元気 For You」の「かしこま!」は、らぁらがよく使う言い回しですね。

 それでこの第5話はというと、、、「ワニ」だそうで。誰か新キャラが登場するのかな? と思ったのですけれど、実際にはらぁらがワニの着ぐるみを着ていた、という事らしいです。らぁらがなぜこんな着ぐるみをすぐ用意できたのかは謎ですが、こういう場面がある事でコミカルさがアピールされている気がします。
 本作では、他にもコミカルな演出がけっこう多いですね。プリパラアイドル達のかわいらしいアクションだけではなく、笑いの部分もポイントになっているのかもです。後は女の子同士のつながりなども強調していってもらえると良いかもと思います。

 さて口癖という点では、以前第4話でラジオ体操をしていた北条コスモがまた登場しています。彼女の場合は語尾ではなく文章の最初に「コスミック」を付けで話しています。これはかなり特徴的な話し方なのでは。
 それに名字が「北条」なのも重要そうです。彼女は「梅干しピザの人」の関係者で、そふぃは梅干しを食べると変身する、という事で、そふぃの秘密が少し明らかになってきている感じですね。(そふぃが変わる場面に彼女の親衛隊もいたように見えるのですが、彼女達は既にそふぃの正体を知っている?)

 ステージではクールに振る舞うそふぃ。彼女のサディスティックな言葉にファンの女の子達はめろめろです。プリパラにいる女の子達は皆アイドルなのですが、そんな自分達の立場を忘れて熱狂してしまうぐらい、そふぃには魅力があるのでしょう。
(ところで、そふぃはプリパラのステージに詰めかけた女の子達に向かって「かごの中の小鳥ちゃん達」と言っています。この言葉は何かちょっと意味がありそうにも思えます。プリパラはプリチケを持っている女の子だけが入れる世界で、そこでは彼女達はアイドルとしてパフォーマンスを繰り広げます。でも、サイリウムチェンジやメイキングドラマなどきらびやかに自分を彩れるのは、プリパラにいる時だけなのですよね。しかもその模様は世界中に放送、配信され、プリパラアイドル以外の人達の目にさらされている、とも言えそうです。自分を輝かせるために進んでプリパラに飛び込んでいく彼女達の姿は、かごの中でさえずる事にだけ価値を求められる小鳥のようにも見えます。プリパラアイドル達がそのままの姿で外の世界へ飛び出す事がこれからあるのかどうかはわかりませんが、プリパラの中と外、2つの世界での生活のギャップが大きくなりすぎると、それがらぁら達を悩ませる事になったりするでしょうか。、、、というのはまあ考えすぎで、本作ではそういう展開にはならないのでしょうね。)

 そのそふぃは(そしてコスモも)、今度の事で、らぁらに対して良い印象を持ったのでは、という気がします。この後お互いの素性がわかった時、彼女達は相手にもっと近づきたいと思うようになったりするかもしれません。

 でも今は、少なくともらぁらとみれぃにとって、そふぃはまだ遠い存在と言えるでしょう。アイドルランクを「プリパラデビュー」から上げていって、いつかそふぃと肩を並べられるようになる、というのが彼女達の目標になりそうです。
 が、らぁらの気持ちはそれぐらいでは収まらなかったみたいです。プリパラアイドルが基本的に3人グループだと聞いて、彼女はサブタイトルにあるような希望を持ち始めます。

 アイドルランクの上の端と下の端にいるようなそふぃとらぁらが釣り合うかどうかなんて、よく考えなくてもわかりそうな事ではあります。それでもらぁらは、自分の気持ちに忠実になり、その上でそふぃと一緒に歌いたいと思ったようです。(それにしても、らぁらの努力の発想がすべて「テレビの人」の受け売りなのは何というか、、、ですね。)

 これは、みれぃにとっては思いつきもしない考えだった事でしょう。みれぃは、らぁらに出会う前にもう何度もそふぃのライブに足を運び、そのたびに吸い込まれそうになるほどの魅力を感じてきました。それほどの実力を持つそふぃと、駆け出しの自分が一緒に歌うなんていうアイディアは、彼女の「計算」の中では決して生まれる事はありませんでした。

 だからみれぃは、らぁらの発想に驚かされるのと同時に、強烈な憧れを抱いたのでは、という気がします。自分だけでは絶対に思いつかない事をさらりと考え出し、しかもそれを実現させようと全力で努力する、そんならぁらの姿は、みれぃにはまぶしく見えたのでは。

 やがてみれぃは、さりげなくらぁらにアドバイスしたり、彼女を気遣ったりしています。らぁらを全面的にサポートするのは恥ずかしいけれど、彼女の夢をできるだけ応援したいと感じているのでしょう。

 らぁらの方は、みれぃのそこまでの気持ちすべてには気づいていないかもしれません。けれど、みれぃと一緒にいると不思議と道が開けてくる、という感覚は持ったのでは、と思います。

 たぶんその結果が、ライブの後の2人のやりとりに表れている気がします。トモチケを交換する時、らぁらはみれぃに抱きついて、「大好き!」と、いつもの大きな声で言っています。みれぃとアイドル活動をしたい、彼女といつも一緒にいたい、という気持ちがあるから、らぁらの口から自然にこの言葉が出てきたのではないでしょうか。
(しかもこの場面では、(動画を節約するためかもしれませんが)2人はずっと抱き合ったままですね。ビジュアル的にも百合どは高いかもです。)

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