犬神さんと猫山さん 第１２話

　テレビアニメ「犬神さんと猫山さん」、第１２話「犬神さんと猫山さんと夏祭り」です。

　八千代と鈴、秋は夏祭りへやって来ました。八千代と鈴は浴衣を着こなしていますが、秋は、、、チャイナ服？　夏祭りっぽくはないかもですけれど、秋の私服として見れば、鈴的には「あり」、らしいです。
（ちなみに八千代は自分で着付けをしたそうで。鈴は姉の珠喜に着付けてもらったのですが、姉からは自分でできるようになった方がいい、とも言われています。鈴がもし着付けを憶えるとしたら、それは八千代のため、という事になるでしょうか？）

　夏祭りの会場が学校の近くという事もあって、知り合いを多く見かけたり先生が見回りしていたりするようです。鈴は、プール開きの時にちょっとお近づきになれたひばりの事がちょっと気になったみたいですが、彼女は期待を裏切らず夏バテで寝込んでいました。でもちゃんと空が付き添っている所が良いですね。（原作コミックでは、夏祭り中のひばりと空のエピソードも描かれています。）

　そうこうしている時、八千代達は美希音と雪路に出くわします。浴衣を着ていつもとちょっと違う雰囲気の２人、八千代の目には、親子のように見えているっぽいですね。
　八千代の考えに気づいたのかどうかはわかりませんが、雪路は八千代にちょっかいを出しています。こんな事をすると、本当なら鈴や美希音は怒り出してしまいそうですけれど、実際にはそこまでいっていないような。雪路あまりにも堂々としていたためにタイミングを見失ったのかも？

　やがて始まった打ち上げ花火を見ながら、八千代と鈴は、、、。雪路が色っぽい振る舞いをしていたとしても、今の八千代と鈴にはこれぐらいがちょうど良い、という事なのかもです。ここからどう発展していくかは、彼女達次第、なのでしょうね。

　といった感じで、大事件が起きたり八千代と鈴に危機が訪れたりするわけではなく、やや淡々とエピソードが描かれていった感じでしょうか。もうちょっと百合的に踏み込んだ場面を見てみたい気もしますが、そのためには彼女達の気持ちの準備が必要だったりするでしょうか。

　なお、本作は7/18にブルーレイ＆DVDが発売予定です。映像特典として未放送のエピソード１話分が収録されるそうです。そこでは百合たっぷりな何かがある？

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