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2014年5月 4日 (日)

ご注文はうさぎですか? 第2話

 テレビアニメ「ご注文はうさぎですか?」、第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」です。

 喫茶店「ラビットハウス」で、なぜか上機嫌に仕事をこなすココア。どうもお客さんにほめられたのを喜んでいるらしいのですが、実際に言われた言葉は「シスターコンプレックス」だそうで、、、。本人は音の響きが気に入っているみたいですが、意味までは知らないようですね。
 チノとリゼはちゃんとわかっていて、チノはココアに意味を教えようとしていますが、結局どうなったのでしょう。ココアは、「シスターコンプレックス」が自分が考えていたような言葉ではないと知ったら落ち込むでしょうか、それとも自分がチノを溺愛しているのを周りから認めてもらったようなものだと思って喜ぶでしょうか。
 単に年下なだけで親戚でも何でもない、出会ったばかりのチノを、自分の「妹」と言い切るほどですから、ココアにとってこの言葉は実はほめ言葉なのかもしれません。ますますチノを愛しちゃうかも?

 そんな風に笑顔と愛情をいつも振りまいているココアを、チノやリゼはどう捉えているかというと、ややクールな感じもします。後半の場面で、ココアが別の店で働こうかな、と冗談めいて言った時、2人の反応はかなりあっさりとしていました。2人がこんな様子を見せたのは、ココアが思ってもいない事を言ったと確信したから、だと信じたいです。もし本当にココアがどこへ行ってもかまわないと考えているのだとしたら切ないですし。なのでチノやリゼには、ココアに親愛の気持ちを感じている事がわかるような態度を示してもらいたいものです。

 確かにココアは、ちょっと厚かましいぐらいに人のそばに寄ってきてかまったりします。が、彼女だって恥ずかしがったり悩んだりする女の子なのですよね。この話数でも、高校への登校日を間違えたと知った時は、恥ずかしすぎて顔を隠しうずくまっていました。こういうデリケートな面も、チノやリゼに理解してもらえると良さそうです。(リゼの周りにパラレルワールドを作ってしまうぐらい極度の方向音痴なのもお茶目さの一つでしょうか?)

 さてこの話数では、千夜(ちや)が登場しています。彼女は甘味処「俺、兎、甘い」、、、じゃなくて「甘兎庵(あまうさあん)」の看板娘です。ココアとは同学年で、同じ高校に通う事になっています。
 性格は穏やかで、少し(なんて程じゃないぐらい?)天然みたいです。手先が器用で、お店のメニューに華麗な名前を付けちゃうほど文才(?)がある様子です。

 そして何より、ココアととても気が合っていますね。千夜が考えたメニューの名前だけから料理の内容をぴたりと当てたりもしています。

 なら本当に、チノの所で何となくうるさがられながら働くよりも、千夜の所でほんわかしながら一緒に働く方がココアにとっては暮らしやすいのでは、とも思えてきてしまいます。けれどそうではないのでしょうね。

 ココアと千夜との関係は、何というか「同志」みたいな印象があります。いつもそばにいたい、とか、愛してる、という感情は、ココアとチノの間の方が当てはまる気がします。
 ココアはいつでもチノにべったりですから、後はチノがどう答えを出していくか、なのかもです。確かに、出会ったその日からすぐに一緒にお風呂に入ったり同じベッドで寝るのはあまり常識的ではなさそうです。でもそうするのが嫌でないなら、チノの中にもココアへの愛情はあるように思えます。

 後半の場面では、ココア、チノ、リゼ、千夜が一緒にパン作りをしています。昔はラビットハウスと甘兎庵はライバル店だったそうですけれど、彼女達の間では、そんなのはもう関係ないのでしょう。素直な気持ちで触れあっていれば、彼女達はどんどん仲良くなっていくのではないでしょうか。
 また、この話数では、チノの同級生、マヤとメグもちょっとだけ姿を見せています。彼女達もやがて、ココア達の輪に入っていくのでしょうね。

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