ご注文はうさぎですか？ 第４話

　テレビアニメ「ご注文はうさぎですか？」、第４羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」です。

　何か絵の雰囲気がこれまでとはちょっと別になっているような。少し少女漫画っぽい感じもしますけれど、これは狙い、なのでしょうか？

　まあそれはそれとして、チノがカプチーノを使ったコーヒー占いをしているのを見て、早速ココアが真似をしています。結果は、、、全部自分に当てはまってしまった感じでしょうか。別に彼女が何か良くない事をしまくったわけでもないのですよね、ちょっとかわいそうな気もします。常に朗らかなココアでも、さすがに気が重いのでは。

　ココアは、だいたいの事は笑顔で受け入れる度量の広さがあるように思います。が、そんな彼女でもどうしようもなく取り乱してしまう事があります。
　それは、他の女の子がチノに「妹みたい」と言う時、ですね。第３話でコーヒーに酔ったシャロがそう言うとココアは慌てていました。さらにこの話数では、チノまでシャロの事を「お姉さんみたい」と。こうなるとココアは大慌てになってしまうみたいです。
　でもちょっと気になる部分もあります。この場面の少し前、ココアと千夜は、自分達が妙に気が合うのを喜んで、２人で向かい合ってお互い相手と手を重ね微笑みながら「ねー」なんて言ってました。、、、もしかしたら、ココアと千夜がとても仲が良さそうなのを見せつけられて、チノが焼き餅を焼き、ココアを慌てさせようとしてシャロに「お姉さん」という言葉を使った、とか？　そうだとしたら百合的なポイントになりそうかもです。

　お姉さんと見なされたシャロの方はというと、この話数ではリゼとのエピソードはちょっと少なめですね。買い物をしている時にちょっと手伝ってもらっただけでもときめいてしまうほどですから、彼女の恋心はゆっくりと育てていくしかないのかも。ですけどあまりのんびりしすぎずに、リゼに果敢に(?)アタックしていってもらいたいようにも思います。

　後は、本のエピソードですね。チノには読みたい本があったのですが、内容は憶えていてもタイトルが思い出せず、図書館で探す事ができずにいました。
　彼女からストーリーを聞いたココアは、ある本を思い出します。棚から探し出したその本は、、、というのがオチになっています。

　ですが、チノが言っていたあらすじって、その作品の内容に近いですよね。実は彼女が読んだ事があるのは、その作品を子供向け（と言うと彼女が「子供じゃありません」と怒りそうですけれど）に書き直した本なのでは、という気もします。
　だとしたら、ココアが言っていた事は本当で、彼女達の感性は近いと言えるのではないでしょうか。ココアから渡された本をチノが読んでみれば、その通りだとわかるのでは。
　コミカルなエピソードには仕立てられていますけれど、その後彼女達がどうしたかによって、百合な雰囲気は出せるように思います。そういう展開も是非見てみたいものです。

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