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2014年4月15日 (火)

桜Trick 第11話

 テレビアニメ「桜Trick」、第11話「Trick 11-A 会長はスミスミなのじゃ!」、「Trick 11-B 桜色の真実」です。

 前半のエピソードでは、美月の後を引き継いで生徒会長になった乙川澄が春香達に関わってきます。澄は春香達より1学年上ですが、小さくてかわいらしい雰囲気のためか、春香は彼女を、同級生、、、どころか下級生に見ちゃってます(美里西高校には春香の下の学年の生徒はいないのですけど)。
 さらに澄の特徴的な所は、しゃべり方ですね。サブタイトルにもあるように語尾に「なのじゃ」を付けたりして話しています。本人によれば、祖父を尊敬する彼女は生まれながらにしてこのしゃべり方だった、というのですが、生まれた時は言葉は話さないような、、、みたいな冷静なツッコミ以前に、澄は語尾が時々普通に戻っています。まだあまり身についてないっぽいですね。
(ちなみに2月に発売された原作コミック第4巻では、澄が語尾を直させられそうになるエピソードがあります。)

 そんな風に個性的な澄は、春香の胸に興味を持ったようです。正面から、ちゃんと(?)上着の中に手を突っ込んで胸をまさぐっています。(いきなりの色っぽい流れですが、これが後で美月をうらやましがらせる伏線にもなってます。)
 思い出してみると、美月と春香が初めて話したぐらいの頃にも、学校の廊下でつまずいた春香が、美月の胸に顔から突っ込んでいったりしてました。春香と生徒会の人達って、胸がきっかけで親しくなる、みたいな法則があるのでしょうか? もしそうだとしたら、やがては澄も春香にめろめろになっていく、なんて展開もある?

 澄が春香の胸にタッチしているのを目の前で見た優は、なぜか澄と張り合って、澄と一緒に春香の胸にアタックしています。2人に攻められた春香は、後でどんよりした気持ちになっています。
 春香は、胸を触られるのが嫌みたいです。昔から一緒だった優なら、それぐらい知っていても良さそうな。けど、どうしても触るのをやめられなかったのは、澄がうらやましかったからでしょうか、それとも春香の胸が気持ちよさそうだったからでしょうか。

 つい本能の赴くままに行動してしまった優に、春香は詰め寄っています。最初はとても怒っていたようでしたが、優の反応に触れる内に、ちょっと様子が変わってきてますね。
 それは優も同じで、2人で見つめ合い、顔を近づけていくと、お互いにますます気持ちが高ぶって、ついに、、、。優がおねだりしちゃってる感じなのも、春香をより刺激していたのでは。
 また描き方もいつもよりさらに細やかになっています。彼女達が深いキスをしているのもよくわかる感じです。

 彼女達としては、高校入学の頃から始めた行為を今日もまたしてみた、ぐらいの感覚だったのでしょう。ところが、、、。
 初めて、春香と優は、自分達のキスを人に見られてしまいます。しかも相手は、美月と理奈です。見られた相手が家族や知り合いだった事もショックでしょうけれど、この後いったいどうなるのかと思うと、春香と優は不安になってしまうのではないでしょうか。(とはいってもこの頃は2人とも割と大胆になっていて、文化祭の準備でクラスメイトがたくさんいるのに教室の中でキスしたり、しずくやコトネ達がいるのにプールの中でキスしたりしていましたから、誰かに見つかるのは時間の問題だった、とも言えるのかもです。)という場面で後半へつながっていきます。

 ところで春香達と澄が話し合っている時、理奈が美月に恋しているのではないかという話題が出ていました。それを聞いて春香は大喜びでしたけれど、本当の所はどうなんでしょうね。生徒会にも「もうひとつの桜色」があると良さそうです。それにもしそうだとしたら、理奈と美月の百合なエピソードを、できれば丁寧に描いていってもらいたいものです。

 さて後半では、春香と優に試練が降りかかっています。美月は2人を引き離そうとしています。楓に見張りを頼むぐらい徹底していて、実際2人はなかなか近づく事ができません。

 困ってしまった春香は、コトネにそれとなく相談しています。彼女はしずくとのおつきあいを内緒にしているという点では、春香達と似ていると言えます。
 コトネの答えは、春香では思いつかない、ちょっと思い切ったものでした。コトネは今は家を出てしずくの所で暮らしていたりしますから、大胆な発想ができちゃうのでしょう。

 春香は早速、行動に出ています。誰も見ていないタイミングを狙い、ハプニングを装って、、、。って、わざわざ他の人がいる時にやらなくても場所を選べばいいのに、とも思いますけど、春香的には少しの我慢もできないぐらい、すぐにでも優に触れたかったのかも。その気持ちは、優も同じだったのかもしれません。
 ゆずが偶然、楓の注意を引いていた事もあって、春香と優は2人の時間を取り戻せていたようです(それにしてもゆずのダンスが細かく滑らかに描かれていますね。彼女はオープニングの映像でも踊っていますけれど、この場面のダンスの絵柄はさらに気合いが入っているような。彼女の見せ場の一つ、でしょうか(彼女のステップを見ていたのはしずくだけでしたけれど))。春香と優の関係は、この後どうなっていくのでしょうか。その辺りは、次回第12話で、という事なのでしょう。

 春香と優に対して、美月は厳しい言い方をしていますが、怒っている雰囲気ではなさそうです。美月の言い方を聞いていると、女の子同士で恋愛するのはかまわないと考えているようにも受け取れます。彼女が問題にしているのは、ちゃんとお互いに恋心を伝えあい、恋人同士になってからキスをしているのかどうか、という点のようです。
 この事は、第1話の時から気になる部分でした。春香と優は自分達を「特別な関係」にするためにキスを始めたのであって、別にお互いに告白とかはしていないのですよね。でもやがて、「恋人」という言葉に反応するようになったり、春香のいとこの結婚式に参列した時や「光のアート展」ではお互いを強く意識するようになっていきました。この気持ちが何なのか、彼女達がちゃんと考えられるようになると良いかもです。

 この話数では、美月もついに自分の気持ちに気づいてしまいます。以前は、自分が春香に、つまり女の子が女の子に恋心を抱くなんてあるわけがない、と思い込んでいたために、なかなかわからなかったのかもです。けれど、その春香と自分の妹が熱いキスをしているのを見てしまったために、はっきり意識できるようになったのでしょう。

 けれど、気づいたからと言ってどうしたらいいのかわからないようです。それに恋心があったとしても、相手には既に優という女の子がいます。美月の気持ちはどうなっていくのでしょうね。

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