「ひとりのクオリア」、「ふたりのクオリア」 デモムービーが配信されています他

　制作10mileによるPC用百合テイストゲーム「ひとりのクオリア」、「ふたりのクオリア」は3/28の発売予定です（また、この２作品を同梱した「クロスクオリアセット」も用意されています）。この作品を紹介するデモムービーが配信されています。カーニバルのサイトにある特設ページから見られるようになっています（作品専用のサイトの方はまだ更新されていないようですね）。
（なお、この作品とサイトにはアクセスするのに年齢に制限があります。）

　映像の長さは２分半ほどです。落ち着いた、やや神妙な雰囲気のある音楽が流れる中、作中に登場すると思われるイラストが次々に表示されていきます。また、ストーリー紹介やキャラ紹介の文章、それにキャラのせりふらしい言葉もちりばめられています。
　「ひとりの～」のヒロインは、美鷹真希理（みたかまきり）と早房花梨（はやぶさかりん）です。真希理のピンチを花梨が救った事で２人は知り合い、やがて一緒に暮らし始めます。が、真希理はゲームばかりしていて学校にも行かないありさま。花梨は彼女にちゃんとした生活をさせようと奮起するのでした。
　「ふたりの～」のヒロインは、枇々木ナツメ（ひびきなつめ）とギンザです。ある夜、道ばたに倒れていたギンザをナツメが助けます。ナツメは自分の住んでいる寮の部屋でギンザを介抱するのですが、元気になっても彼女はいっこうに出て行く素振りを見せないのでした。

　映像に出てくるイラストでは、それぞれの女の子達が様々な事を経験していく様子が描かれています。部屋の掃除をしたり、薄着で寝転がったりなど、音楽の神妙さとはややミスマッチな場面もありますけれど、それぐらいいろいろな出来事がある、という意味なのでしょう。
　これらのイラストは、サイトで初期の頃に公開されていたものとはやや雰囲気が別になっている感じもします。もしかしたら製品化に向けてより品質を高める作業が行われているのかもです。イラストは、特設ページにある「ゲーム画面」にも掲載されています。

　他に特設ページからは、制作の進行状況のグラフにアクセスできるようになっています。それによると、１２月中旬の状況では、原画と音楽はすべて完 成、彩色は３分の２まで、シナリオは５割増しでできているらしいですね。音声の収録は１月に収録予定とされていますので、こちらもそろそろできあがってき ているのかも。今公開されているデモムービーではキャラの声は流れていませんけれど、その内ボイスサンプルとか聞けるようになったりするでしょうか。