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2014年1月30日 (木)

咲-Saki- 全国編 第4話

 テレビアニメ「咲-Saki- 全国編」、第4局「東風」です。

 清澄高校が参加する全国大会2回戦が始まります。先鋒の優希の対戦相手は、宮守女子の小瀬川白望(こせがわしろみ)、姫松高校の上重漫(うえしげすず)、それに永水女子の神代小蒔(じんだいこまき)です。

 ここでは、小蒔や白望達が少しだけ能力を見せていますね。本格的に発動したらかなりやっかいな事になりそうですけれど、そうなるのはもう少し先でしょうか。
 卓に着いている選手達もそうですが、控え室にいるメンバーも、それぞれ相手校の選手の特徴はかなり詳しく調べ上げているようです。相手校の選手がちょっ とでもそれらしい素振りを見せると、素早く反応していますね。全国大会ともなると高い能力を持った選手達がぶつかり合いますから、できるだけ分析を進めて おいて素早く対抗できるようにしているのでしょう。

 そんな状況の中、優希はどういう立場にいるでしょうか。彼女の場合、全国大会には初出場ですし、中学の時も公式試合にはほとんど出ていないため、分析できる牌譜となると県大会を含めても少ししかないようです。
 それでも他校は、優希の東場での強さはきっちりマークしています。これは、他の学校の分析力が高いから、というよりは、少しのサンプルだけでも、あり得ないぐらい牌に偏りがあるから、なのでしょう。優希も「魔物」の要素を持っている、という事なのですね(それでも和から見ればあり得ない「オカルト」なのでしょう)。
 彼女の特異さは、全国大会ではそのまま成績に表れています。爆発的なスタートダッシュで記録的な高得点をたたき出しているようです。

 そしてこの2回戦でもいきなりの3連続和了。相手が強くてもこのスピード感で先制できる事が、チームの得点にもなりますし、彼女の自信にもつながっているのでは、と思えます。
 実際、小蒔や白望は優希の勢いを止めるために場の流れを変えようとするのですが、それでも彼女はあがっているのですよね。県大会の時よりもさらに実力を身につけている感じです。

 優希がそこまでできたのは、やはり4校合同合宿のおかげだったようです。場の流れを自由に操る龍門渕の純に鍛えてもらったおかげで危うい場面にも落ち着いて対処できたらしいです。
 純(優希は「ノッポ」と呼んでいます)といえば、県大会の決勝戦では優希が食べようとしていたタコスを勝手に食べてしまい、優希にしてみれば嫌な奴だったかもしれません。でも今は、同じ長野で一緒に麻雀を打った仲間、なのでしょう。

 さらに衣も、優希にアドバイスしています。南場が憂鬱だというなら、すべて東場にしてしまえばいい、というものです。あまりに突拍子もなくて、優 希には考えもつかなかった事ではあります。けれどできない技ではない、、、。そんな風に気持ちを切り換えられれば、この先の戦いにも臨機応変に対応できる のではないでしょうか。

 といった感じで、この1話分でもまだ先鋒戦の東場ですね。この1クールでどこまで描かれるのかがやはり気になります。
 それから百合なエピソードもあまりない感じです。試合だけを描けばストーリーは素早く進行するのでしょうけれど、やはり女の子同士の関係もたくさん見てみたい所です。

・「咲-Saki-」レビューリストレビューセンター

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