百合姫コミックス これからの予定＆「ゆるゆり」第１１巻には限定版があるそうです

　発行一迅社、百合姫コミックスのこれからの発行予定について、11/18発売のコミック百合姫２０１４年１月号で発表されています。２月発売分まで、すべてではないかもしれませんが予定が載せられています。

　１２月分は、天野しゅにんたさん作の「私の世界を構成する塵のような何か。」（「鹿」ではないです、、、）の第３巻です。こちらは一迅社公式サイトの発売カレンダーにも掲載されていますね（本作の告知については、本誌の２０１３年１１月号にも掲載されています。百合姫コミックスの場合、発売カレンダーにエントリーされるよりも、本誌で予告されるタイミングの方が早い場合が多いようです）。本作はこの巻が完結巻になるようです。

　１月分は、高上優里子さん作の「月と世界とエトワール」第２巻、河合朗さん作の「ボウソウガールズテキモウソウレンアイテキステキプロジェクト（B・G・M・R・S・P）」、影木栄貴さん原作、蔵王大志さん作画の「恋愛遺伝子XX」第２巻がラインアップされています。「恋愛遺伝子XX」はこの巻が完結巻になるようです。他には、大沢やよいさんやちさこさんによるコミック作品も、タイトルは未定ですが発行が予定されているそうです。

　２月分では、なもりさん作の「ゆるゆり」第１１巻が2/1に発売予定とされています。この巻では限定版も用意されるそうです。限定版の内容は、今のあかり達のキャラ付けで、第１巻の頃のエピソードを描くとどうなるか、という作品なのだとか。

　同じキャラなら特に代わり映えはしないはず、とも思えるのですが、実はいろいろと違っている所があるのかもです。あかりが主人公っぽくない点については、もう第３話ぐらいからそんな調子だったみたいですから、ほとんど今の位置づけで変わっていないとも言えそう？　ちなつは、「Special☆4 もうゆるいゆりなんて言わせない！！」で結衣とデートしてから自分の恋愛感情に素直になれたのか、それからは積極的に結衣にアタックしてますね。茶道部に入るつもりでごらく部に迷い込んできた彼女の、ちょっとおどおどしたような最初の雰囲気とは差が大きいかもです。
　告知の文章によると、せりふは同じだけれど印象が違う、みたいな展開になるらしいです。どんな仕上がりになるのでしょうね。
（それにしてもこういう企画だと、キャラの性格付けや絵柄の差が目立ちそうですけれど、作者的にはその場合どう感じられるのでしょうね。）

　といった感じで毎月の単行本発行が続くようです。これからもいろいろなタイプの百合姫コミックスが見られそうでしょうか。