のんのんびより 第7話
テレビアニメ「のんのんびより」、第7話「せんべいがカレーになった」です。
2学期が始まったものの、旭丘分校の教室にいるのは5人の生徒だけで、先生の一穂の姿が見えません。妹のれんげによれば、何度起こしても目が覚めなかったとか。妹に起こされる姉、というか生徒に起こされる先生というのも何ですが、結局学校に遅れて来るのですね。かなりゆるい感じですけれど、学校としてはこれでも大丈夫、なのかな?
れんげ達はこういう状況にもう慣れているのか、先生が来るまでにどう過ごすかを考えています。さすがに外に出て遊びまくるわけにもいかないため、教室でできる事を試しています。あやとり、粘土細工、それに夏海がこっそり持ってきた漫画を読んだりもしてますね。
その中で発揮されたのが、れんげ独自の感性の数々、、、。周りがついて行けないぐらいの所を突っ走っちゃってる感じです。
小鞠達も理解してあげようとはするのですが、なかなかうまくいきません。れんげの方も、自分の言っている事が通じていないとわかると、不機嫌、というか切ない気持ちになっているようにも見えます。
同じ学年の生徒がたくさんいる学校だったら、同じ世代で話題の合う友達を見つけやすいかもしれません。でも旭丘分校はそうではない、という所が、重要なのでしょう。
第6話の記事で少し書きましたように、卓の行動や蛍の趣味を何となく受け流していくあの反応も、一つのやり方なのかもです。けれど適当にごまかすのではなく、蛍に対してもれんげに対しても(卓は本人の性格がよくわからないので何とも言えない感じです、、、)、本人達と通じ合える部分を積極的に見つけていければ、皆はさらに仲良くなっていけるのでしょう。また実際、彼女達はそのようにして親密になっているように感じられます。
それにしてもれんげの感覚に夏海達はなかなか追いつけないようですね。とすると第4話でれんげに出会った瞬間に仲良くなった石川ほのかも、実はそれなりの感性の持ち主だったりするのかも?
といった感じでここでは百合な雰囲気はあまりなさそうです。これからこんな流れになっていくのかな、と思ったのですけれど、次回予告の感じでは蛍と小鞠の間で何かありそう? 期待したいですね。
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