コミック百合姫 2014年の表紙イラスト担当の方が発表されています&表紙画集の発行予定も
発行一迅社、隔月刊のコミック百合姫では、表紙イラストを1年間同じ作家の方が担当されるシリーズが続いています。次は、11/18発売の2014年1月号から新しいシリーズが始まる予定です。そのイラストを描かれる作家の方のお名前が、アキバBlogの記事で発表されています。
それによると、新しい担当の方は武梨えりさんだそうです。武梨さんは、ComicREXで「かんなぎ」を連載されていますね。これまで百合な作品はあまり手がけられていないようにも思いますけれど、どのような表紙が展開されていくのでしょうか。それと、本誌の表紙ではこの頃いろいろな仕掛けがあったりしますので、そちらもどんな風になるのか気になります。ともかく、女の子同士のいちゃいちゃがたっぷり描かれていくと良いですね。
それから、これまでの(「再誕。」した後の)本誌の表紙イラストを集めた「表紙画集」が発行される予定があるそうです。発売日は1月末頃で、そこでは2冊が発行されるとの事です。
一つは、2011年1月号から11月号まで掲載されたカズアキさんによるイラストの画集です。この時は、深見真さんによるカバーストーリー「GIRLS
UPRISING」をフィーチャーした絵になっていて、登場人物の瑞慶覧紗香(ずけらんさやか)や戦部千里(いくさべちさと)が描かれています。
なお、この画集には深見さんによる書き下ろし小説も収録されるとか。どのような内容になっているのでしょうね。本誌での連載の時は、第6話まで掲載されていましたがまだまだ先が続きそうな雰囲気でした。その辺りを補う内容になっているでしょうか。(というか「GIRLS
UPRISING」の内容を膨らませて単行本化、みたいな流れは、、、ない?)
もう一つは、2012年分に掲載された、なもりさんによるイラストの画集です。なもりさんというと本誌では「ゆるゆり」や「ゆりゆり」がありますけれど、そちらとは別の女の子達が描かれています。
また、イラストだけの構成がほとんどですが、描かれる人物の間にはつながりがあって、一つの物語になっているのですね。ある時は2人の女の子がほのぼのしたおつきあいをしていて、またある時にはガールフレンドのいる女の子が別の女の子とふれあっていたりなど、割とどろどろした人間関係が裏側にあったりします。そして花火大会の夜に、、、という場面が、11月号の表紙で漫画の形で描かれていきます。クライマックスで漫画にする所はやはり漫画家の方らしいと言えるのかもです。
それと、このシリーズでは表紙のデザインがかなり作り込まれているのも特徴ですね。表紙の一部が切り抜かれていて中が見えるようになっていたり、全面にラメ調の加工がしてあったりなど、気合いが入っています。
記事での紹介によると、今度の画集ではそのデザインが再現されるのだとか。かなり大変そうですけれど、本誌を手に取った時の感覚をまた味わえそうでしょうか。
ちょっと気になっているのは、ページ数ですね。隔月刊で1年分だと、イラストは6枚という事になります。カズアキさんの場合はカバーストーリーの挿絵があったり、なもりさんの場合は見開きやもくじなどに別のイラストが使われたりしています。けどそれでも総ページ数はあまり多くならないようにも感じられます。判型がどれぐらいになるのかはわかりません(本誌と同じ、なのかな?)けれど、美麗なイラストやこった仕掛けを1枚ずつじっくり堪能していく画集になるのかもしれません。
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