その花びらにくちづけを 「夏雪劇場」で六夏と沙雪のボイスが公開されています＆「ゆりんゆりん短歌大賞」の発表や体験版の公開予定など

　制作「ゆりんゆりん」による、サークル「ふぐり屋」さんの百合作品シリーズ「その花びらにくちづけを」より、PC用ゲーム新作「白雪の騎士」は12/20に発売予定です。この作品をフィーチャーしたミニドラマ「夏雪劇場」の配信が始まっています。今は第１話「沙雪と呼んでください」が見られるようになっています。
（なお、「その花」の作品とサイトにはアクセスするのに年齢に制限があります。が、「夏雪劇場」の方は制限はないようです。）

　このミニドラマでは、タイトルにもあるように篠崎六夏と白河沙雪が主人公ですね。彼女達は、「白雪の騎士」で初登場となるミカ女の１年生です。

　ところで、六夏と沙雪の声が公開されるのは、これが初めてでしょうか？　その辺りも聞き所かもです。
　六夏（声は緑川円さんが担当されています）は、元気が良くはきはきとしていて裏表がない感じですね。思っている事は隠さず言うし、相手の言う事も真正面から受け止めて真面目に考え答えを出すタイプのように思えます。
　沙雪（声は咲智ゆんさんが担当されています）は、礼儀をわきまえ折り目正しいものの、押しつけがましくない印象です。清楚な雰囲気は育ちの良さからくるものらしく、「『究極の淑女』の再来」と言われるのもうなずける気がします。

　ストーリーでは、沙雪から六夏へ折り入ってお願い事が。それは、サブタイトルのように、下の名前で呼び捨てにしてほしい、というものでした。六夏は最初恥ずかしがりますが、沙雪の熱意に押されて呼んでみる事にします。その結果は、という感じで彼女達の初々しさが表れていますね。

　沙雪は、自分の名前を呼び捨てにしてほしいと六夏にお願いする割には、自分は相手をさん付けで呼び、しかも丁寧語で話しかけていたりします。たぶん彼女の場合は、誰に対しても丁寧な口調で話すというやり方が身についてしまっているのでしょう。
　そんな沙雪が唯一丁寧語を使わない相手が六夏、という事にでもなれば２人の親しさがよりはっきりするかもですけれど、そういう展開はあるでしょうか。でも、沙雪がああいう話し方をするのは、別に周りに対して距離を置いているからというわけではない気がします。六夏もそこはちゃんとわかっているのでしょうね。

　２人が話している所では、既に六夏が沙雪に告白し、カップルとして周りからも認められているみたいです。ゲーム本編の後日談みたいな感じ、なのかな？　このミニドラマではこれから彼女達の初々しいいちゃつきがたくさん聞けるのかもです。

　この他、作品に関係するこれからのスケジュールも発表されています。11/19(火)には、以前募集されていた「ゆりんゆりん短歌大賞」の入選作品が発表されます。また、その作品が収録される予定の予約特典「ゆりんゆりんノート」に一緒に載せられる絵も公開されるそうです。次に11/22(金)には、本作の体験版が配信されます。発売日は１ヶ月ほど延期されてしまいましたけれど、これで作品の雰囲気を確かめる事ができそうです。
（なお、本作についての情報を紹介するWebラジオ番組「玲緒っぽいらじおすぺしゃる」は、今月中旬頃に次回第３回が配信される予定とされていました。この番組も、いずれ聞けるようになるのではと思われます。また、この番組は最初全３回の予定だったらしいですけれど、追加回の配信も行われるようです。）