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2013年10月10日 (木)

のんのんびより 第1話

 テレビ放送の始まったアニメ「のんのんびより」を見てみました。第1話のサブタイトルは「転校生が来た」です。

 物語は、春、東京から旭丘分校へ、一条蛍が転校してくるエピソードから始まります。この学校に通うのは、越谷夏海(中1)、小鞠(中2)、卓(中3)の3兄妹と、小学生になったばかりの宮内れんげ、それに蛍(小5)を入れても全部で5人。クラスは1つだけで、勉強も基本的に自習というスタイルです。
 今まで通っていた学校との違いに蛍は戸惑う事もありますが、れんげ達はあれこれ丁寧に教えてあげています。小1のれんげも分校に通い始めたばかりだとは思いますけれど、ずっとこの村で夏海達と暮らしてきただけあって、いろいろ事情は知っているようです。

 小鞠は、蛍達よりも歳が上なためか彼女達に対してはちょっとお姉さんっぽい対応をしていますね。夏海は明るく元気が良くて、ちょっとやんちゃそうな雰囲気があります。(蛍が東京から転校してきたと聞いて、「前の学校で何かやらかした?」と切り返したりしてます。)れんげは、「にゃんぱすー」という挨拶をするなど、独自の世界観(?)を持っているようです。卓は、、、さすがに女の子グループには絡んでこないみたいです。この人の出番が少なければ女の子同士のエピソードがより充実しそうですけれど、アニメ版ではどう扱われていくのでしょう。(ちなみに、コミックアライブに連載中の、あっとさんによる原作コミックの第3巻では、帯に、ある人から「他人とは思えない」とのコメントが寄せられているそうです。その人とは、コミック百合姫に連載中のなもりさん作「ゆるゆり」の登場人物、赤座あかり、だったりします。2人の存在感が同じぐらい、という事?)

 蛍は、皆と一緒に学校の裏山できれいな景色を眺めながら給食のデザートを食べたり、バスでれんげの家へ遊びに行って動物とふれあったりしています。それは今まで住んでいた場所では経験した事がないものらしく、彼女は一つ一つの出来事に感動したりもしています。
 蛍はそうやって、れんげ達と一緒に、この村の暮らしに親しんでいくのでしょうね。またれんげや夏海、小鞠も、蛍という新しい友達についてもっと知り、仲を深めながら、自分達の生活の中でも新しい発見を繰り返していくのかもです。

 ところでれんげはふと疑問に思う事がありました。もしかしたら自分達は田舎に住んでいるのでは、というものなのですが、最後に衝撃の答えが判明してますね。
 蛍がこの事について何も言わなかったのは、田舎じゃないと思っていたからなのでしょうか、それとも彼女なりの優しさ? 蛍がれんげ達を黙って見守る、という場面は、これからも時々描かれていったりするかもしれませんね。

 さて百合的には、、、そういった場面はここではあまり出てきていない感じです。れんげ達と蛍は、出会ってから割とすんなり仲良くできていますが、それ以上にまでは進展していないようです。蛍が小鞠に淡い思いを抱く、みたいな所も原作ではあるらしいですけれど、その辺りはどのように描かれていくでしょうね。また、れんげ達以外の卒業生や大人達が登場してきた時に何かある、という可能性もあるでしょうか。

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コメント

第2話は百合色つよくなります。
蛍が小鞠を大好きに…。

投稿: ジョーンズ卿 | 2013年10月15日 (火) 11時35分

それは嬉しいです、、、! 10月からのアニメ作品って、
百合的なものが少ない感じだったので、ここで百合度が
高まるのは良いかも。楽しみに見たいと思います。

投稿: ギンガム | 2013年10月17日 (木) 00時40分

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