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2013年10月 8日 (火)

てさぐれ! 部活もの 第1話

 テレビ放送が始まったアニメ「てさぐれ! 部活もの」を見てみました。第1話のサブタイトルは「歓迎」です。
 この作品は15分番組として制作されていて、キャラはMikuMikuDance(MMD)と呼ばれるソフトで動きをつけて描かれているそうです。ちなみにキャラのMMDデータは公式サイトからダウンロードできるようになっています。

 ストーリーは、桃成高校の生徒、鈴木結愛、佐藤陽菜、高橋葵が、自分達の部活に部員勧誘をする所から始まります。もう1人新入部員を入れるとしたら男子か女子か、と考えた結果、「いったん女子を入れよう」という理由で、1年生の田中心春が連れてこられます。彼女達の部活は「てさぐり部」、ありきたりじゃない高校生活を送るために、自分達に合った新しい部活動の姿を探していく、というものでした。

 といった感じで、話している内容や主題歌の歌詞など、いかにもメタっぽい雰囲気がありますね。途中でモブキャラらしい園田萌舞子(そのたもぶこ?)がたくさん出てきて心春達を手伝う様子も何となくシュールです。
 そしてもう一つの特徴が、アドリブの場面がある事、です。ストーリー中、「新しい野球部」を考えている場面で、4人が意見を出している所とかがそれのようですね。急に声のトーンが普通っぽくなっていて、声優の方達の素が出ているのかも。(なお、声を担当されているのは、心春役は大橋彩香さん、結愛役は西明日香さん、陽菜役は明坂聡美さん、葵役は荻野可鈴さんとなっています。それと萌舞子「達」の声は上田麗奈さんが担当されています。)

 それで、4人が出していた新しい野球部についての意見は、「ルールが『ゆとり』」とか、「チアガールの美しさでシードが決まる」など、どこか笑えるものだったりします。これを毎回アドリブで考えるとしたら大変そうですけれど、シナリオで作られたものではない笑いが描かれていくのも面白いかもです。

 百合的には、、、陽菜が男子じゃなくて女子の心春を連れてきた事で、百合なシチュエーションが描かれる可能性はありそうにも思えます。が、それも話題の一つとしてちょっと語られるぐらいなのかなという気もします。それと、アドリブの部分では、女の子同士の関係がテーマにならないとなかなか百合なネタは出づらい、かな? 例えばこの話数では、野球部がメインではありましたけれどチアガールの話題も出てきていましたので、持って行き方によっては何かある事も考えられますね。

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