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2013年9月25日 (水)

とある科学の超電磁砲S 第21話

 テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)S」、第21話「」です。

 小さな女の子にしか見えないフェブリが、実は人工的に作られた物体で、しかも今のままでは後3日しか活動できない、、、。そう聞かされた美琴は、「学園都市の暗部」と向き合う決心をしています。それがとても危険な事だとはわかっていても、彼女の気持ちは変わらないようです。
 彼女を支えているのは、フェブリへの感情なのでしょう。フェブリが人工のものであったとしてもそれは重要ではありません。一生懸命生きているこの小さな子を救いたい、という純粋な思いだけが、美琴の中にはあるのではないでしょうか。

 気持ちは決まっていても、「暗部」はとても手強い事が簡単に予想されます。これまでも美琴は、学園都市に巣食う闇と、命をかけて渡り合ってきましたが、それよりもっと厳しい戦いが待っているかもしれません。黒子や飾利、涙子を巻き込むのは良くないのではないか、と考えて、美琴はまた「やぼ用」だと言って1人で出かけようとします。
 けれど、、、美琴は、また静かに見送ろうとする黒子に向き合っていますね。ミサカ達の事件の時とは違って、今度は自分の抱えている問題を黒子達に打ち明ける決心をしたようです。
 自分が今の状況について話す事で、黒子達を無用な危険に巻き込んでしまう、美琴もその点は十分すぎるほど理解しています。でも、大切な仲間である彼女達と苦難でも分かち合えるのは素晴らしい事だ、と考えたから、美琴はこの道を選んだのでしょう。実の所、中学生4人だけで背負い込むには重すぎる問題ではありそうですが、彼女達なら、あきらめずに答えを求めて進んでいける気がします。

 最初美琴は、黒子と飾利、涙子がどう反応するのか心配もしていたようです。が、実際に話してみると、彼女達はすぐさま、どうやったらフェブリを救えるか議論を始めています。
 前々から彼女達が言っていたように、美琴の悩み事の相談にはいつでも乗るつもりでいたのですね。それに、美琴が自分達を頼ってくれた事が、彼女達にはとても嬉しかったのでしょう。(ミサカ達の時も同じように美琴が黒子達に事情を話していたら、彼女達の絆がもっと深まるエピソードが展開されたのではと思えるのですけれど、、、そこは仕方ないのでしょうか。)

 また今度の事では、女の子達皆になついていたフェブリにまつわる事件ですから、なおさら気合いが入っている感じです。光子達も手を貸す気は満々ですね。

 最初に美琴達が考えた調査内容では、思うような結果が出ませんでした。けれど彼女達はあきらめる気など一つもありません。やり方を変え、何とか手がかりをつかもうとしています。そして美琴も、何かをつかもうとしている様子。この先はどのように展開していくのでしょうね。

・「とある科学の超電磁砲」レビューリストレビューセンター

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