超次元ゲイム ネプテューヌ 第10話
テレビアニメ「超次元ゲイム ネプテューヌ」、第10話「忘却の戦線(コンフリクト)」です。
新興国のエディンは、強大な武力で4つの国を侵攻し始めます。できたばかりの国ならシェアエナジーも低いはずなのですが、ネプギアや他の国の女神達は防戦するのがせいいっぱいになっています。
これは、アノネデスが使っていた怪しげな薬と、信仰心以外でシェアエナジーを作り出す謎の機械の仕業らしいです。そういう手を使ってアノネデスやキセイジョウ・レイはゲイムギョウ界を支配しようとしている、、、のかというと、ちょっと違っているようにも見えます。ノワールが本拠地に踏み込んできてもあまり抵抗はせず、自分達が使っている機械も見せるつもりでいたらしいです。
レイは女神が支配しない世界を望んでいたようですが、エディンがイエローハートという女神を祭り上げているという時点で矛盾しています。アノネデスも実はノワールにお仕置きされるのが目的だったんじゃないかと思わせるほどですね。2人の上には黒幕がいるっぽいですけれど、その辺りはいずれ解明されるでしょうか。
(ちなみにエディンの手先として他国に侵攻していった人々は、デモ隊のようにプラカードを掲げています。書いてある要求は、大人向けのコンテンツを大人以外にも解放する事だとか。でも実際にしているのは他の国や女神を攻撃し打倒する事ですから、何だかちょっとちぐはぐな感じもしますね。それに考えてみれば、操られていたのはもともとあの島に遊びに来ていた人達ですから、皆18歳以上のはず。彼女達にはもうコンテンツは解放されているのでは、とも思えます。)
さて操られているピーシェは、元から力が強かった上に、強制的にシェアエナジーを流し込まれイエローハートへと変身させられたためにとても手強くなっています。彼女を正気に戻すためにネプテューヌがしたのは、自分の変身を解除する事、、、。
この時、ネプテューヌはネプギアをその場から離れさせています。これは、自分がこれから傷つくのがわかっていたから、妹にその姿を見せて心配をかけたくなかった、という気持ちがあっての事なのでしょう。または、やられっぱなしでかっこわるい自分を見せたくない、という思いもあるのかも。それともう一つは、ネプギアがピーシェと自分との関係を知っているとはいえ、自分を慕ってくれている妹の前で、他の子に「大好き」を連発するのはさすがにまずいと思った、とか、、、?
それはともかく、ネプテューヌの体当たりの愛情表現に、ノワールとプルルートの活躍が重なって、ピーシェは元に戻る事ができました。が、一つだけ戻らなかったものがあるのですね。
「記憶喪失系主人公」でもあったネプテューヌから見ればこれもネタの一つになってしまいそうですが、さすがに今は、笑ったり茶化したりする事はできません。ピーシェと離ればなれになるだけでも寂しいのに、気持ちを通わせられないままなのも切ないでしょう。
けれど、希望はありそうですね。それに、ピーシェ達がいる別次元との間の行き来は、イストワールによればけっこう簡単らしいので、また会う事も難しくはなさそうです。
問題としては、ピーシェが別次元での「大きな存在」だという事がありそうです。でもこれだって、2人で、いえ、皆で解決策を探す事ができるのではないでしょうか。もっと親しくなりたい、という気持ちをお互いが持っていれば、壁は乗り越えられるのかもしれません。
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