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2013年9月20日 (金)

戦姫絶唱シンフォギアG 第11話

 テレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」、第11話「ディスティニーアーク」です。

 クリスは、ギアをまとっている状態の翼を背後から襲いました。でも命まで奪おうとしている雰囲気ではありませんでしたし、実際翼の急所は外されていました。彼女なりに何か狙いがあって一芝居打った、という所なのかもですけれど、いったい何をしようとしているのでしょうね。
 でもいずれにしても彼女は、翼達と戦わなければならない立場になってしまっています。かなり注意深く振る舞わなければ、彼女が目的を果たすのは難しいかもしれません。

 もう1組、調と切歌も戦い合っています。切歌は、調達に自分の事を憶えていてもらいたいから、ウェル博士のやり方で世界を救おうとしているようです。でもそのやり方を通すために調と戦うというのは、何か妙な気もします。この戦いで調がいなくなってしまったら、切歌は自分の存在を彼女に憶えておいてもらう事ができなくなってしまいますよね、、、。そういう判断もできないほどに、切歌は追い詰められていた、のでしょうか(それとも、翼とクリス、調と切歌が戦うという場面を描くために設定が曲げられた、とか?)。

 ところで、二課の移動基地に連れてこられた調は、弦十郎と会話している時、その人となりを知っているような口ぶりでした。また、彼女が響に対して言っていたせりふは、以前にフィーネ(了子)が響に言った言葉ににています。
 以前、建設現場での事故の場面で起きた出来事から、切歌は、自分にフィーネが宿ったのではないかと考えるようになりました。あの不思議な力は「フィーネの器」となる「レセプターチルドレン」が発揮できるものだかららしいです。でもあの時あの現場にいたのは、切歌と、、、調。もしかしたら調の方に、何か変化が起きようとしているのかもです。

 その変化には気づいていないらしいウェル博士は、新世代のフィーネを名乗っていたマリアをけなし、手を上げる事までしています。マリアにも、世界を救いたいという気持ちはあるのですが、今の彼女はプライドを引き裂かれ立ち上がる気力も失っています。彼女がずっとこのままなのか、それとももう一度起き上がり自分のするべき事をしようとするのか、気になる所です。

 一方でウェル博士は、ついに「フロンティア」を起動させ、そのコントロールもできるようになりました。そこで語られた言葉は、「ラストアクションヒーロー」、、、(映画のタイトルっぽい?)? ウェル博士がこれまでいろいろと暗躍してきた真の目的って、「ヒーローになる」事だったのでしょうか。でももしそのためにたくさんの人々を犠牲にすると言うなら、誰かがそれを阻止しなければならないでしょう。

 そして響と未来の関係は、、、何だかあっさり解決しすぎているような印象もあります。個人的には、強制的に「神獣鏡(シェンショウジン)」と適合させられた未来と、彼女を助け出したい響との、命をかけたぶつかり合いがメインになって第13話まで描かれていくのかなと思ったのですけれど、そうはなっていませんね。
 神獣鏡の持つ、ギアの能力をキャンセルする力が、未来だけでなく響の体にも良い影響を与えたようです。でもあれだけ体中が聖遺物にむしばまれた状態で聖遺物が消えたら、響の体が消えちゃいそうにも思うのですけれど(特に左腕とか)。かなり都合が良いようにも思えるのですが、これは仕方がないのでしょうか。
(考えてみれば、響の体に異常が見つかり、これ以上何度もガングニールを使うと命を落とすと彼女は警告されてきました。でもその後何度かギアを身にまとっていたものの、ガングニールを起動させる時に胸に痛みが走るとか、体から大量の熱を発するという現象があったぐらいで、命を落としかける場面はなかったように思います。
 そうなると、あの警告やレントゲン写真が単なるこけおどしにしか見えなくなってしまうような、、、。響や未来の生きる姿勢を描くための演出としては他にもやり方があるのかも、という気もします。)

 未来は、神獣鏡の力が響の体を元に戻したと知って喜んでいます。「私が響を助ける事ができた」と。
 確かに第8話でも彼女は、「助けられるばかりじゃなく響を助けたい」と言っていました。でもそれが未来の最終的な目的ではないですよね。
 未来が求めているのは、戦いのない世界で響と寄り添って暮らす事、なのではないでしょうか。響が傷つけられたり苦しんだりしない、彼女がいつも笑顔でいられる世界を、未来は望んでいるのでは、と思えます。

 なので、ギアをまとえなくなった響がまた戦いの場に出ていく事を、未来は本当は嫌がっているんじゃないのかな、と思ったりもします。ノイズに対する防御もできない上に、何の武器も持っていないのですから。
 とはいえ、もしこの場面で未来が、「行かないで」と言って響を引き留めても、たぶん響は、相手のいる場所へ向かう事でしょう。けれど彼女は、未来に反対された事でとても悲しい気持ちを胸に抱えたままになるはず。
 未来は、そんな響の表情が予想できたから、彼女の行動に反対しなかったのかも、とも思います。今の自分には、笑顔で響を送り出す事しかできない、と、半分あきらめの思いを抱いて。
 たった1回だけ、自分が響を救えた事を励みに、未来は、響を取り巻く絶望的な世界を受け入れようとしているのかもしれません。この後もノイズやフィーネが響の前に立ちふさがるのなら、未来の気持ちが癒える事はないでしょう。それでも未来が笑顔で響を応援しようとするのは、響と未来との間にどうしようもないぐらい強い愛情が宿っているからなのでは、という気がします。

・「戦姫絶唱シンフォギア」レビューリストレビューセンター

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