ドキドキ! プリキュア 第32話
テレビアニメ「ドキドキ! プリキュア」第32話「マナ倒れる! 嵐の文化祭」です。
マナ達の通う大貝第一中学の文化祭は「大貝祭」というそうです。貝がマスコットキャラクターになっているっぽいですね。生徒会長のマナの指揮のおかげか、前日までに準備はほぼ万全に整っています。
が、マナが熱を出して倒れてしまいます。いつも元気いっぱいで病気なんてした事もなさそうな彼女が倒れるなんてかなり珍しいのではないでしょうか。
ここから看病エピソードがスタートしちゃうのかと思ったらそこはストーリーの中心ではないようです。亜久里が、マナに頼り切っている大貝中の生徒達を、(一応年齢的には先輩ですけれど)鍛え直そうとしています。
彼女がそうしようと思い立ったのは、「幸せの王子」の物語を読んだ後、ですね。マナがこの物語の主人公、王子の像に似ている事は、六花が前から言っていて、ありすも真琴も知っていましたが、亜久里が聞いたのは今度が初めてだったみたいです(例えば第28話でもこの話題は出ていましたけれど、あの時は亜久里は倒れて眠っていたから知らない?)。
物語の最後は、亜久里にとっては衝撃的だったようです。マナがこの主人公に似ているというなら、マナは何もかも他人に分け与え、やがて何も残らなくなってしまう、その事が、亜久里には怖くて仕方なかったのでしょう。
この話数で、亜久里を突き動かしていた気持ちはどのような所にあるでしょう。マナに頼ってばかりいる生徒達のふがいなさへの怒り、でしょうか、それとも同じ苦難を乗り越えてきたキュアハート1人にだけ苦労を背負い込ませたくないという仲間意識でしょうか。ここでは、マナへの愛情が、亜久里の中では強いように感じられます。
大貝祭の後、マナと亜久里はキャンプファイヤーを眺めています。こういう後夜祭って普通は学校関係者だけが参加できるもので、亜久里のような部外者(ありすも、かな?)は出られないように思いますけれど、そこはもしかしたら、マナの生徒会長権限で実現したのかも。
ロマンティックな雰囲気の中、マナは亜久里に手を差し伸べます。彼女達はたき火のそばに行って踊ろうとしていますね。ここで語られる亜久里のモノローグが何だか意味深でもあります。彼女が、六花やありす、真琴を含めた「あなた方」みたいな言い方はせず、「あなた」とマナだけを指している辺りが、、、。亜久里は、仲間達の中ではマナに対して一番強い愛情を感じているのかもです。
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