« ふたりはミルキィホームズ 第11話 | トップページ | 10月からのアニメ作品とその後の制作予定作品とか »

2013年9月29日 (日)

GirlsLoveFestival10 行ってきました&入手品など

 「少女恋愛作品ファンによるイベント」の「GirlsLoveFestival」、第10弾に当たる「GirlsLoveFestival10」に行ってきました。参加された皆さんお疲れ様でした。

 このイベントの回数も2桁に突入、ですね。ここでもいろいろな百合作品との出会いがあったのではないでしょうか。

 開催場所は、いつもとはちょっと別で、横浜の産貿ホール マリネリアという所です。目の前には山下公園があり、その先の海に氷川丸が停泊しているのが見えたり、近くには元町、中華街、みなとみらい地区もあって観光スポットも多いですね。この日は天気も良くて、公園も街もにぎわっていました。

 ちなみに横浜というと、「探偵オペラ ミルキィホームズ」の舞台、「偵都ヨコハマ」のモデルになっている場所です。アニメ版でも特に元町からみなとみらい辺りにかけては実在の場所がたくさん取り上げられています。なので、イベントの始まる前にあちこち訪ねていました。その時の事についてはまた改めて。

 というかちょっといろいろ歩き回りすぎて、イベント会場に入る時間が遅くなってしまいました、、、。会場は建物の1階で、けっこう広めの場所が確保されている事もあり、ゆったりと見て回れました。イベントが始まってから少したっていた事もあるでしょうか、昼下がりの穏やかな空気の中で、百合な雰囲気を楽しめたのでは。

 この回も集合配置企画のプチフェスが開催されました。ラインアップは次のようになっています。

ごらくぶ5ゆるゆり
インタラクティブガールズ3プリキュアシリーズ)
ソウル☆コネクト5魔法少女まどか☆マギカ
秘密の裏庭2その花びらにくちづけを
あまふぇす(某海女ドラマ)

 この他に併催イベントとして「アイ☆FES」も行われました。こちらはアイドルを取り上げているアニメ作品をテーマにしたもので、取り扱い作品を百合に限らない事もあって併催という形になっているようです。

 プチフェスを行っている「ゆるゆり」や「プリキュア」シリーズはやはり目立っていた気がします。「その花~」は11月に新作が発売されますし、「まどか☆マギカ」は10月に劇場版新作の上映があって盛り上がっているのではないでしょうか。「あまふぇす」はブースの数は少ないですが熱気のようなものが感じられました。売り子の方が、かすりのもんぺみたいないわゆる海女さんの服装をされてました。

 プチフェス以外のものでは、「マリみて」や「ラブライブ!」などが多かった気がします。他には「アイカツ!」とか「東方」関係、「屋上の百合霊さん」などもお見かけしました。それと数は少ないですが、アニメ化も予定されている「艦これ」や、この頃様々なジャンルに進出しているボーカロイド系の作品もありました。

 そして何と言ってもオリジナル、ですよね。女の子同士のいろいろな恋愛物語が見られたように思います。アンソロジーの形式になっている本が割とあったような印象ですね。

 会場ではコスプレをされている方がけっこうたくさんいらっしゃいました。作品に登場する学校の制服が目立っていたような。例えば次のような感じでしょうか。

・アリア学園中学校(スイートプリキュア♪)
・清澄高校(咲-Saki-
・リリアン女学園(マリみて)
・七森中学校(ゆるゆり)
・聖ミカエル女子学園(その花びらにくちづけを)

 中でもミカ女の制服を着ている方が多かったかもです。玲緒と麻衣など、作中のカップルを表現していらっしゃる方達もいたように思います。

 企業ブースは、入り口を入って左手の方に配置されています。ゆりんゆりんと工画堂スタジオがあって、「その花」や「白衣性恋愛症候群」のグッズなどがありました。またゆりんゆりんでは、「百合前線先取りイベント」として、「白雪の騎士」の予約者に、作品のイラストをあしらったミニボックスティッシュをプレゼントしていました。実物は初めて見たのですが、確かに小さくてかわいらしい箱に、璃紗と美夜が描かれていました。

 では個人的にゲットしたものを、新刊を中心に一部ご紹介、、、。

(・作品名(作家名、サークル名(敬称略)))

・君は私の太陽、私は君の光(紙袋、紙袋Works)
 「その花」シリーズで玲緒の声を担当されている杏花さんが百合ストーリーを朗読するCDです。収録されているのは3本で、様々なシチュエーションが登場します。花さんが主人公の子と相手の子の声(それと効果音も(!))を使い分けている辺りはさすがですね。それでいて、3つのストーリーの間ではあまり大きく声質を変えていないため、聞いていて耳に優しい感じです。物語の中では、様々な状況に置かれている女の子達が登場しますが、女の子に恋している気持ちがありありとつづられています。

・あなたは、わたしの(楽時たらひ、衛星ベジータG)
 職場では主任として部下から慕われている優子。彼女は愛に思いを寄せているのですが、その事をなかなか打ち明けられずに、長い間「友達」としてつきあっています。愛はいったい自分をどう思っているのか、と優子は気になってしまうのですね。一緒にいられるだけでもかまわない、という気持ちはあるのでしょうけれど、やはりお互いに愛し合えるのならその方が何倍も素敵な時間を過ごせるのでは、と思えます。

・NIJIYURI:2(オリコ、NICOLAI)
 様々な作品のイラストが収録されています。「アイカツ!」や「進撃の巨人」があり、「艦これ」も多めに描かれています。艦娘(かんむす)同士の様々なタイプのふれあいがありますね。PC用、Mac用ソーシャルゲームの本作は、PS Vita用ゲームの他にアニメ版の企画も進んでいます。そちらの方でも、このイラストのような百合テイストがたくさん見られるのを期待したいです。

・明日のいのり(千弦、いばらおび)
 「その花びらにくちづけを」より、雫とエリスのエピソードです。時間軸としては「ミカエルの乙女たち」の後、ですね。ミカ女の後輩達に祝福されて結ばれた彼女達ですが、自分の独善的な思いが相手を縛り付けているのではないか、と、2人とも不安になっています。でも、いつでも一緒にいたいと思う気持ちは同じですし、今寄り添い合っている関係は事実です。女の子同士で結ばれるという夢のような出来事を、これから彼女達は真実として実感していけるのではないでしょうか。

・水色ガールフレンド*(いんすと、instrumental)
 様々なボーカロイドの女の子達が初音ミクに百合告白をするという企画の4コマ漫画です。こうしてみるとボーカロイドってたくさんいるのですね。それぞれ個性的な告白を見せています。この作家さんはミクとルカの作品を多く描いていらっしゃいますので、やはりその2人の関係に注目したい所です。

・春の夢(凍える指先2)(ひるのつき子、よあけのピアノ)
 シューベルトの曲を題材に、(自称)双子の女の子達の思いが描かれています。女の子が女の子を慕う気持ちを、大人達は一時的なものだと言うけれど、本当はどうなのか。そこが語られる場面は百合度の高さを感じます。表紙の紙質や装丁、印刷の雰囲気などが、何となくピアノの教本のような雰囲気で良いです。

・houkago*heroine(ちさこ、chico*)
 「アイカツ!」より、いちごと美月がひたすらいちゃいちゃする本、、、! もう2ページに1回はキスをしちゃうほどです。いろいろな場所で、何かにつけて、彼女達はふれあっています。天真爛漫ないちごは美月に向けて愛をあふれさせ押しの強さを見せています。美月の方も、周りの目を気にしたりはしますが、気持ちはいちごと同じなので受け入れちゃうんでしょうね。

 この次は、11/16(土)に、富山県の高岡市で「ラブフェスSP2たかおか」が行われます。高岡は、なもりさん作「ゆるゆり」の舞台とも言われています。この日は、ゆるゆりを中心としたなもりさんの作品オンリーの「ごらくぷ♪♪SP2」、百合作品オンリーの「GirlsLoveFestival-SP2」、また富山県を舞台にした作品オンリーの「キミにみせたいまち」も同時開催されます。

 そして次のメイン開催「GirlsLoveFestival11」は、3/2(日)に、再びPiOで開催されます。「アイ☆FES2」も併催されます。プチフェスの方は、「ゆるゆり」の他、アニメ化が予定されている「桜Trick」や「セーラームーン」の名前が挙がっています。次も素敵なイベントになると良いですね。

|

« ふたりはミルキィホームズ 第11話 | トップページ | 10月からのアニメ作品とその後の制作予定作品とか »

百合レポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: GirlsLoveFestival10 行ってきました&入手品など:

« ふたりはミルキィホームズ 第11話 | トップページ | 10月からのアニメ作品とその後の制作予定作品とか »