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2013年8月15日 (木)

コミック百合姫2013年7月号

 発行一迅社コミック百合姫の2013年7月号を見てみました。

 表紙イラストは浜弓場双さんが描かれていて、場面は雨降りの日ですね。制服を着た高校生ぐらいの2人の女の子がいます。手前のロングヘアの子は教室の中にいるらしく足を組んで席に着いています。奥のショートヘアの子は外に出ていて、あじさいが咲いているそばで傘を差し空を見上げています。2人とも視線は合っていないように見えますが、手前の子が指で窓に描いた落書きは、相合い傘、、、。それもちょうど奥の子に差し掛けるような形になっています。彼女達は両思いなのかもしれませんし、手前の子の片思いなのかもしれません。でも手前の子の表情は穏やかな笑顔で、彼女は今の2人の関係を楽しく感じているのかもです。
 表紙を開いた所には、その後らしい2人の様子が描かれています。ショートヘアの子は教室に入ってきたようで、上履きもソックスも脱いで裸足になっています。どうもかなり雨に濡れてしまったっぽいですね。ロングへあの子は笑いながら、自分のタオルで相手の髪を拭いてあげています。ショートヘアの子はくすぐったそうに気持ちよさそうにされるがままになってます。
 表紙と裏表紙は、表面が加工してあってつるつるした部分とざらざらした部分がレイアウトされています。ざらついた部分で雨粒のイメージを表しているみたいです。

 巻中カラー企画は、「ユリシィ 6月号」、、、です! 某ブライダル雑誌に似たタイトルで、ロゴデザインも雰囲気が出ちゃってます。ロゴのそばには「このページは笑って許して」という「お願い」が書かれてますね。そういうつもりで見てほしい、という事なのでしょう。
 表紙と記事のイラストはねこ太さんが担当されています。表紙では、2人の女性が楽しそうに身を寄せ合って笑っています。
 百合なブライダル雑誌が本当にあったら、こんな感じなのかもですね。結婚を決めた2人の女性が、いろいろと計画を立てたり、衣装合わせをしたりする様子が描かれています。記事の方でも、「報告」、「準備」、「新生活」と、いろいろなステップについて書かれています。(といっても文章を見た感じでは、男女のカップルについても当てはまるものがほとんどかもですね。女性同士ならではなのは、ドレス選びのバリエーションが2倍、という辺りぐらいとも言えそうです。)
 そして最後のページでは、ダブルウェディングドレス! やはりこれが素敵ですね。なお、このページには、源久也さんによる「特別4コマまんが」も掲載されています。源さんが以前本誌で連載されていた「ふ~ふ」より、寿美と喜菜々が登場しています。相変わらずないちゃつきぶりが見られるのは面白いですね。ちなみに次のページでは「ふ~ふ」第2巻の広告が入っていて、こちらでもダブルウェディングドレス姿の寿美と喜菜々が描かれ華やかさを添えています。

 その後の巻中カラー企画では、スカパー! HDの663ch、「PigooHD」で放送&配信されている百合コミック紹介テレビ番組「百合魂-ゆりイズム-」の収録レポート漫画が掲載されています。描かれているのは百乃モトさんです。百乃さんというと、この番組のDVD版に付いてくるオリジナルコミックを制作されていますね。その関係でレポートも担当されているのかもです。
 漫画では、番組の番組のパーソナリティの橘田いずみさんと三上枝織さんがどのように番組を進行されているのかがレポートされています。スタジオでどのような雰囲気で収録されているのかがうかがえるのではないでしょうか。ちなみにこの番組のDVD版Vol.3は9月に発売予定です。

 では掲載作品を部分的にご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・くらやみのアスタリスク 前編(百乃モト)
 20歳になっても恋も知らず身だしなみにも無頓着な希美でしたが、紘子との出会いが変化のきっかけになったようです。それに、2人の間を取り持ったという点では、希美の仕事仲間の翠の存在も大きいでしょうね(彼女も以前は女性とつきあっていたらしいです)。希美の悩んでいる姿を見た紘子は、希美が少しずつでも前進しようと努力している事を応援しています。「前進」については、彼女自身も目指していく事になるのかもです。途中の場面で、紘子に対する自分の気持ちがラブなのかどうかよくわからなかった希美が、もう一度相手に会ってみて確信する所が面白いですね。また、これまで恋愛らしい恋愛をしてこなかった希美でもはっきりわかるぐらい、その気持ちは強いものだったのでしょう。

・犬神さんと猫山さん 17~ん、18~ん(くずしろ)
 ここではさらに新しいキャラ、鳥飼ひばりが登場しています。鈴達と同じクラスでしたが、今まで入院していて影の薄い存在だったようです。女性について百合っぽい妄想をしてしまう辺りは八千代と相性抜群(?)と言えそうで、鈴にとっては新しいライバルの出現と言えなくもなさそう。でも彼女には八千代と同じクラスの猿飛空という幼なじみがいますから、そちらとのつながりが強くなりそうでしょうか。ところで、秋の名字は柊木っていうんですね。もしかしたら初めて聞いたかも?

・my sweet clover(慎結)
 緋衣は、自分が身を持ち崩しそうになっていた時に救ってくれた七葉に、ずっと思いを寄せています。が、本人にはあまり伝わっていないどころか、七葉の幼なじみで同級生なのに専属モデルもこなしている江鈴には見透かされています。江鈴の方も七葉が大好きで、彼女なりに悩みを持っていて、、、。そんな彼女に対して緋衣は、といった感じで様々な思いが入り乱れているようです。彼女達の思いはどんどん高まっていって最後には、という展開が、ラブな気持ちがあふれているようでなかなかですね。

・おやすみsyndrome(蕗)
 双子姉妹の姉、奏は、妹の律が大好きで、その思いは恋愛感情と言えるほどのもの。別々の高校に通っているため、奏は律が誰かに恋してしまわないか気になってもいます。一方で律が淡い気持ちを抱いている相手は、という所で、姉妹どちらも百合な思いは強いようですね。

・ゆるゆり(なもり)
 73.地震、雷、鍋、あかり。
 本作が1話だけの掲載というのはやはり珍しいと感じてしまいます。けれど6月から8月にかけては、原作コミック第10巻やスピンオフコミック「大室家」の第1巻、「~ファンブック」、「~プレミアム」、「なもり画集 ゆるなもり」、また夏コミ84ではラフ画集「ふわなもり」など様々な書籍が出ていますので、本作に触れるチャンスは多いようです。
 作中では、あかり、京子、結衣、ちなつの4人が鍋を囲んでいる時に停電が起きてしまいます。結衣は、暗闇の中ですり寄ってきたのがちなつだと思って頭をなでようとするのですが、それが京子だと知った瞬間に叩いています。自分がちなつにそういう事をしようとしていたと京子に感づかれたくなかったからなのか、それとも京子の頭をなでるのが照れくさかったからなのか、実際にはどうなのでしょう。また京子にしても、手持ちぶさたになった時に思いついたのが結衣にすり寄る事だというのも、普段から結衣に絡む事ばかり考えている証拠とも言えるかも?

・きものなでしこ 二十五着目(八色)
 前回の告白で、両思いだとわかったかの子と紗綾。友達からステップアップして恋人同士になったんだと意識して、2人とも緊張しているようです。まだぎこちない彼女達ですが、少しずつ、恋人らしい事を始めているみたいです。
 2人とも、「恋人なら普通こうするはず」という考えが先に立っている感じがしますね。どうしたらいいのかわからず形から入ろうとしているのかもですけれど、それだけだと、自分自身の気持ちという肝心な部分が置き去りにされそうでもあります。きちんとお互いに見つめ合って、胸の底からの思いで相手に恋心を伝えられるようになると良いですね。
 後は、かごめに新しい恋が芽生えるかどうかが気になります。それと、ちょっと怪しい雰囲気だったアンジェリカと雀にも、百合な関係を期待できそうです。

・アッチ/コッチ/ドッチ(竹宮ジン)
 この作品も、これまでのものとつながりのある世界観になっているようです。今までは割と天然で周りの人達の気持ちにもなかなか気づけないような所のあった那奈ですが、ここではさとみのちょっとした一言や表情に振り回されっぱなしですね。それぐらい、彼女自身が相手に惚れているという事でしょうし、相手も同じ思いを伝えようとしているのでは、と思えます。

・「百合姫」レビューリストレビューセンター

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