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2013年8月20日 (火)

超次元ゲイム ネプテューヌ 第5話

 テレビアニメ「超次元ゲイム ネプテューヌ」、第5話「女神たちの共鳴(オーバーリミット)」です。

 ネプテューヌ達を捕まえたマジェコンヌは、アンチクリスタルを使って女神達の力を奪っていきます。さらにその力を自分のものにしてしまっていますね。ネプテューヌ達の技でネプギア達が襲われる、というのは、本人達にとっては苦しい状況なのではと思われます。

 マジェコンヌがもくろんでいたのは、女神が国を治めない世界、らしいです。誰もが国のリーダーになれる方が公平で良いだろう、と言うのですが、本当にそう考えているのかどうかは怪しい所です。マジェコンヌがゲイムギョウ界の支配者になったら誰にも権利を譲らなくなるかもしれない、とネプギア達は予想しています。マジェコンヌがゲイムギョウ界をどうしようとしているかについては、この後またストーリーに取り上げられていくのかもです。

 アンチクリスタルの闇に飲まれ、女神達は絶体絶命のピンチに陥ります。が、その時、彼女達の間に何かが起きます。これが「共鳴」なのでしょうね。

 女神達は、つい少し前まではお互いの「シェア」を奪い合い、国は戦争状態にありました。女神達はお互いの事を、必要なら倒してもかまわないとさえ思っていたかもしれません。
 でも本当は、こんなに暖かく共鳴する事ができるのですね。そして彼女達は力を合わせ、闇をはねのけられる強い力を発揮できています。実は女神達は、争うのではなく協力するのが、あるべき姿なのかもです。

 そんな風にネプテューヌ達は気持ちを一つに重ねる姿を見せていますが、ネプギア達だって、姉達を救うために一生懸命に戦っています。前回第4話でネプギアがパープルシスターになったのに続いて、ここではロムとラムがホワイトシスターに、ユニがブラックシスターに変身できています。4人とも、それぞれの姉への思いの強さが、変身のきっかけになっているのですね。
 ユニも、自分が「お姉ちゃんの事ばっかり」考えているのに気づきました。今まで、姉に認められたくて努力していた、と彼女は思っていたようですが、その奥には姉への深い愛情があったのではないでしょうか。

 戦いの最中も、終わってからも、姉妹の愛があふれている感じなのが良いですね。もうあちこちでお姉ちゃんお姉ちゃんと連呼されていますし、姉達も自分の妹の名前をしきりに呼んでいます。
 こうなると妹のいないベールはちょっと寂しさを感じてしまうのかもしれません。そんな時、たたずんでいる彼女の所へネプギアがやって来てハグしていますね。
 これは別にベールがかわいそうだからとかいう事ではないのでしょう。ネプギアは胸の底からベールに感謝していて、その気持ちを肌で伝えたかったのでは、と思えます。
 ちょっと面白いのは、その様子を見ていたネプテューヌですね。彼女の言い方からすると、ベールに焼き餅を焼いているっぽような? ネプテューヌはネプギアを誰にも渡したくないと思っているのでしょう。

 ネプギアにとって気がかりだったのは、ネプテューヌを無事に助け出す事と、もう一つ、変身できるようになった自分を姉がどう思うか、だったのでは、という気がします。パープルシスターになれるようになった自分は、もうお姉ちゃんに守ってもらえなくなってしまうかも、お姉ちゃんの愛を無条件に与えてもらえなくなってしまうかも、と、彼女は不安だったのではないでしょうか。
 果たしてネプテューヌの反応は、、、という所でしたが、大丈夫だったようですね。ネプテューヌは、妹のネプギアとこれからも一緒にいてくれるみたいです。彼女達をはじめとした、姉妹達、女神達の物語は、女の子同士の愛情を中心にこれからも続いていきそうです。

・「超次元ゲイム ネプテューヌ」レビューリスト

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