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2013年8月26日 (月)

戦姫絶唱シンフォギアG 第7話

 テレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」、第7話「君でいられなくなるキミに」です。

 響はギアをまとう前にノイズの群れに突っ込んでいきました。生身の体でノイズに触れれば体組織が残らず炭素化してしまうぐらい彼女は嫌というほど知っていますが、それでもこんな無茶をして、しかも相手を倒しています。
 また彼女は、(前回の最後の場面と重なるように)「この拳も、命も、シンフォギアだっ!」と言っています。もしかしたら響は、自分の体に何が起きているのか、わかっているのではないでしょうか。弦十郎に教えてもらっていないとしても、腕が元に戻っている事や、胸に埋め込まれていた聖遺物のかけらが取れてしまった事などから推測はできたのかもしれません。それに、自分自身の体ですから、今までとは違う何かがあるのを感覚で理解しているのでは、と思えます。

 翼は、この事実を早い段階で知らされていました。今の状況で響がギアを使い続ければ、いえ、使わなくても、彼女の命に重大な影響を与える事を。(弦十郎の言い方だと、響を救うために打つ手は全くないような雰囲気です。そこは二課の(または他の機関の力も借りて)総力を結集して治療してもらいたい所ですけれど、、、。聖遺物に詳しい了子がいない今はうまく解決する事ができないのでしょうか。)
 そこで翼がした事は、響を叱ってでも戦場(いくさば)から彼女を遠ざける事、だったようです。3人の装者の内1人が減れば、「フィーネ」に対抗するのはかなり難しくなるでしょう。それでも翼は、響が少しでも元気でいられる方を選んでいます。装者は人々のために命を捨てる覚悟で戦わなければならない、と翼はいつも考えていると思いますが、響にまでその責任を負わせるつもりはないのかもです。

 クリスは、戦いがあってから、響に対する翼の態度がおかしい事に気づきました。その後、翼と同じ事を知らされた彼女は、とても悔しそうにしています。
 彼女から見た響は、ちょっと軽いんじゃないのと思えるぐらい明るくて、頼りなさそうなのに、戦いの場面では誰よりも前に出て、同じ装者である自分の事さえ気にかけて助けてくれる(第1話では戦いの最中、響はクリスをお姫様だっこしています)女の子、なのではないでしょうか。一番報われなきゃならない人間のはずの響が、こんな苦しみを背負わされるなんて間違ってる、とクリスは感じたのでは。でも自分の力ではどうにもできなくて、彼女はもどかしく、悔しい気持ちになったのでしょう。

 そして未来は、、、。彼女は装者ではなく、二課のメンバーでもありませんが、弦十郎は極秘とも言える響の今の状態を、彼女にも伝えています。
 それは、未来が響にとって唯一の安らげる場所、「陽だまり」だと理解しているからなのですね。無理矢理に響を戦いの渦に巻き込んでしまった上にこんな状態にまでさせてしまった事を、弦十郎はいくらわびても足りないと思っているでしょう。せめて今は、戦いは全部自分達が引き受け、響が落ち着いて残りの日々を送れるようにするために、未来という女の子が選ばれたのかもしれません。
 でも未来自身にしてみれば、自分が響をいやしてあげたいという気持ちは、ずっと前から、響が最初にノイズに襲われるよりも前から持っていたはずです。今更弦十郎に言われるまでもなく、響に手を差し伸べるのは未来にとってはとても自然な行為です。この話数でも、ノイズとの戦いの後、響がすさまじい熱を発して倒れそうになった時も、未来は自分がやけどを負うのもかまわず彼女に触れようとしています。
 未来は、昔からずっと、すぐそばで響を見てきました。二課の人達は響の事を、地球へ落下する月の破片から人類を救った「英雄」として見ているのでしょう。けれど、未来の知る響はそんなのじゃなくて、闘争心も上昇志向もない(また運動神経で言えば未来の方が上らしいです)、でもとても優しくて明るい1人の女の子、なのですよね。たとえどれだけ取り巻く環境が変わろうとも、未来だけは、優しい響が大好きで、彼女とずっと寄り添っていたいと思っている気がします。
 そのためにはどうしたら良いか、未来は今までも考えてきたしこれからも考えていく事でしょう。未来は、響を永久に失ったと思わされた経験を既に一度しています。さらにもう一度、なんて事にはならないでもらいたいですね。未来の中では、他の誰よりも、世界よりも響が一番だという事がわかるエピソードが描かれていくのを期待したいです。

 響と未来を取り巻く状況にも変化が起き始めているようです。「フィーネ」の側では、マリア、調、切歌の立場も変わってきそうな予感です。1クールの折り返しというこの時期に未来が響のパートナーとしてクローズアップされてきているのは百合的にも重要かも。彼女達にはもっといちゃついてもらいたいものです。

・「戦姫絶唱シンフォギア」レビューリストレビューセンター

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