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2013年8月29日 (木)

戦姫絶唱シンフォギアG 第8話

 テレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」、第8話「繋ぐ手と手、、、戸惑うわたしのため、、、」です。

 「フィーネ」を取り巻く変化は続いています。マリアは、自分が巫女としてのフィーネの魂を受け継いでいない事を知りながら、フィーネの後継者のように振る舞っていましたが、それはウェル博士を引き込むためのナスターシャの作戦だったようです。マリアにとっては、自分を信じてくれている調や切歌までもだますような事になって苦しかったようですね。
 ところがその切歌の方に何かの前触れが起きています。彼女が感じた通りだとすれば、ナスターシャ達にも予測できない事態が始まりそうでもあります。(切歌が力を発揮した条件が気になりますね。大切な人(=調)を救いたいという気持ちが引き金だとしたら、これからの物語に百合な彩りが強まりそうにも思えます。)
 過去の回想場面で、マリアと調、切歌は、ギアを使った戦闘の訓練をしていました。立体映像を使っているようで、その内容はというと、出現するノイズを倒しつつ、中に紛れている人間は傷つけないようにする、らしいです。第1話のライブの時には、ナスターシャは観衆を巻き添えにしてもかまわないみたいな姿勢でしたが、本当はそうしたくはなかったのかもしれません。彼女達は周りの情勢が変わるたびに翻弄され続けているのかも。いつしか本当の目的を見失って暴走する、といった事になったら、彼女達にとっては悲劇なのではないでしょうか。

 ところで途中の場面で調が、切歌と食べる食事の用意をしていましたが、献立は、、、カップラーメン? ちょっとグレードの高いものを買ってきたためか切歌は「ごちそう」って言ってます。実は彼女達の台所事情はかなり厳しかったりするのでしょうか。

 そんな慎ましい(?)食事をしている時、ウェル博士は高層ビルのカフェで優雅にお茶を。でもそばには「ソロモンの杖」が置いてあるんですね。この人の狙いもどの辺りにあるのかまだはっきりしていない感じです。とはいってもいつも狂ったように叫んでいるわけではなく、抑える場面では抑えています。ナスターシャの治療をする時とかはとても普通ですし。何か考えがあって切り分けをしているのかもです。(それにしても、作中に登場する「東京スカイタワー」は新しい観光名所らしいですけれど、「高い塔」を見るとつい「カ・ディンギル」を思い出してしまいます、、、)。

 さて響なのですけれど、ここでは自分の体に起きている事を弦十郎からはっきり知らされています。もしかしたら彼女もうすうすは感じていたのでしょうけれど、映像まで使って見せつけられては、認めないわけにはいかないでしょう。
 その時の響の反応は、へらへらと笑って冗談めいたものの言い方をしています。これを見た翼は、彼女に猛然とつかみかかりました。涙を流しながら。
 2年前のライブで奏を失った後、涙などかなぐり捨て一振りの刃として戦い続けてきた翼。その彼女がこうなってしまうのですから、彼女の中で響という存在がどれだけ大きいかわかるのではないでしょうか。
 それなのに、、、何となく響は、自分という存在の重さに気づいていない感じなのですよね。謙遜する気持ちがあるのかどうかはわかりませんけれど、自分を思ってくれる人がこの世界には確かにいる、と、きちんと自覚してもらいたいようにも思います。

 未来に対しても、響は似た態度をとっている気がします。ノイズが出現した時、未来が「行かないで」、「この手を離さない」とはっきり言った時はさすがに聞き入れてはいましたが、その後は結局戦おうとしています。未来も翼と同じように涙を浮かべるのですが、その表情が何を意味しているのか、響はまだ理解していないのではないでしょうか。

 未来と「デート」している最中、響は、ギアをまとわなくなった自分を想像しています。もしそうなったら自分は誰にも必要とされなくなるのでは、と考えているみたいです。
 でもそんな事はないですよね。2年前の事件よりも前には、響は、ギアや聖遺物といったものとは何の関係もない1人の女の子でした。だからといって彼女が不必要な人間だった、とはならないはずです。
 その証拠は、未来でしょう。未来は、響が大切で、響を必要としていたから、その時から友達であり続けてきたのでしょうし。響がギアをまとって戦うようになっても離れたりしなかったのは、アウフヴァッヘン波形やガングニールなどではかき消す事のできない、「響という女の子」を未来が求めているからではないでしょうか。響は確かに、この世にいる事を望まれている人なのでは。

 そこに気づいていないのだとしたら、響は第1期の頃からあまり進歩していないようにも感じられてしまいます。彼女には、未来という女の子がそばにいる事を、ちゃんと感じ取ってもらいたいように思います。

 この話数では、せっかく響と未来のデートの場面があるのですが、物語を進めるためなのでしょうか、ちょっと時間が短めな気がしますね。第2期はキャラも多いですし、物語にまつわる謎とキャラ達の反応をつづっていくとそれだけでも時間をとってしまうのでしょう。
 けれど、壮絶な戦いの間にも、安らぎの時が描かれれば緩急がつくようにも感じたりします。というかまあ響と未来のいちゃつきがもっとたっぷり見られるようになると良いかも、と思います。

・「戦姫絶唱シンフォギア」レビューリストレビューセンター

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