ドキドキ! プリキュア 第23話
テレビアニメ「ドキドキ! プリキュア」第23話「愛を取り戻せ! プリキュア5つの誓い!」です。
「新たな戦士」キュアエースが登場し、その変身シーケンスや変身前の姿(見た目は、変身している時に比べてマナ達に近い感じです)までもが描かれています。が、彼女が何者で何を目的にしているかまではまだはっきりとしていません。その謎に近づくのはもう少し先だったりするでしょうか。
ジコチュー側も、新しい幹部が2人加わって勢いを増してきています(前はジコチュートリオと紹介されていましたけれど、こうなるとジコチュークインテットなんて呼ばれちゃう?)。物語は次のステージに入っているのかもですね。
でも気持ちを切り替えたマナは気迫十分で、変身した時に妙なオーラのようなもの(?)まで出てしまうほど? 単独で「プリキュアハートシュート」を使って新手のジコチューも浄化できちゃうほどですから、かなり前向きになっているのでしょう。
キュアエースが何者なのかまだわかっていない時点で、彼女の言う「プリキュア5つの誓い」を1個でも鵜呑みにしてしまうのはちょっと気が早いと言われてしまうかもしれません。けれどそういう事情は別としても、前向きにあきらめず努力を続ける姿勢を持つのはとても大切だと、マナは改めて感じたのではないでしょうか。
彼女の向かう先にいるのは、レジーナです。しかもこの話数のサブタイトルに「愛を取り戻せ!」(別作品でそういうタイトルの主題歌があるらしいです、、、)と書かれているという事は、マナとレジーナとの間には、確かに愛がある、という意味なのでしょう。彼女達がいつか偽りのない気持ちで向き合えるようになると良いですね。
操られていたとはいえ、レジーナからひどい言葉を浴びせられてしまったマナはとても落ち込んでしまいます。外へ出る気にもなれませんが、部屋にいても、思い出すのはレジーナの事ばかり。レジーナがマナの家にどれぐらいの間いたのかはわかりませんけれど、レジーナは、マナと自分が仲良くしている絵を描いたり、マナの持ち物のランドセルを背負ってはしゃいだり、マナの枕に顔を押しつけて香りを堪能(?)したり、とにかくマナにぐんぐん近づいて、もう2人の間の距離なんてほとんどゼロと言えるほどだったようです。
こんなにマナの近くにいられる子といえば、これまでは六花ぐらいだったかもですね。それほど親しくしていた女の子が急にいなくなったら、やはりショックなのでは、という気がします。
どうしてもレジーナの事に気持ちが行きがちになってしまうマナでしたが、ジコチューの侵略は待ったなしです。キュアラビーズをキュアエースに没収されている間に、残ったダイヤモンド、ロゼッタ、ソードが戦うのですが、相手の強大な力に押され彼女達はピンチに陥ってしまいます。
ここでマナがどうするのかが、重要なポイントですね。変身できない事は言い訳にはなりません。たとえ素手でもジコチューに立ち向かう、マナのその気持ちが、仲間達を勇気づけていていますし、彼女自身の力の源になっているように思えます。
そして戦いの後、ハートに真っ先に駆け寄ったのは、ダイヤモンドでした。涙声になりながらきつく抱きついています。
六花は、マナの事をとても心配していたのですね。マナがレジーナの事で落ち込んでいる時に無理に慰めようとしなかったのは、このタイミングで何かしたら、まるでマナの弱みにつけ込んでいるようだと思ったからなのかもしれません。
とはいってもマナの事が気になって仕方がない。どうしたらいいか六花自身が悩みそうになっている時に、マナが見事に復活してくれて嬉しかったのではないでしょうか。この2人、マナと六花の間にはやはり特別な関係があるように思えます。
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