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2013年7月26日 (金)

とある科学の超電磁砲S 第14話

 テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)S」、第14話「約束」です。

 美琴は、何とかミサカ達を救う方法はないかと深く考え悩み、できる限りの手を尽くしてきました。けれどどれ一つとしてうまくいかず、最後に残った手段を実行しようとしています。そこへ当麻が現れるのですね。
 やはりこういう展開になってしまいました、、、。前にも書いたかもしれませんけれど、当麻って、美琴が何となく弱っている時に限って関わってくる感じがしちゃうんですよね。ピンチを救うヒーローだから、なのかもですけど、場合によってはおいしい所だけ持って行く、みたいにも見えてしまったり。
 一応「~超電磁砲」の主人公は美琴だと思いますので、彼女自身が深く悩んで道を選び答えを出していくのが一番感動するポイントなのでしょう。それにいつも彼女のそばにいて支えてくれる涙子や飾利、そして黒子の存在も重要だと思います。その辺りがこの頃ほとんど扱われていないのはちょっと寂しいですね。

 橋の上にたたずんでいた時の美琴は、本当は誰かに止めてほしかったのでしょう。でなければ、次の「実験」まで1時間もないのにあれこれ話し合ったりしている暇はないはず。そんな時に話し相手になったのが当麻だというのは、「~禁書目録」の主人公だから、なのでしょうか。(前回は実験の関係者でもないのにミサカからクローンの事をあれこれ教えてもらったり、この話数でも、(「盛夏祭」のような特別なイベントでもない限り)一般人が立ち入れないような常盤台の寮にあっさり入れたり簡単に窓から逃げられたり、物事がかなり都合良く働いているようにも感じられます。)

 当麻は、繰り返される実験をやめさせる方法を思いつきます。それは、「最弱」のレベル0の自分が、レベル5第1位のアクセラレータに勝って、研究者達の思惑を変えさせる、というもの。学園都市のシステムスキャンの結果で言えば、そういう計算が成り立つのでしょう。でも当麻の場合は、計り知れない謎の力を持っているのですよね。本人にしてもそういう自覚があるから、この方法を考えたのかもです。
 本当に力のない者が、大切な人のために、歯を食いしばって巨大な力に立ち向かっていくというのであれば、例えば正真正銘能力を持たない涙子が立ち上がる、といった流れの方がより感動的に思えるのですけれど、ここではそんな風にはなっていないようです。この先も今のような雰囲気が続いていくのでしょうか。

 後は、黒子にももっと奮起してもらえると良いですね。彼女は、美琴の「やぼ用」を黙って見守るだけにしようと決めていたようです。といっても本当の彼女なら、「見守る」といえば風紀委員の監視網をフルに使って、少しでも不可解な出来事があればすぐに飛び出していって調べる、ぐらいの事はしそうに思えます。これは風紀委員の仕事の範囲内でもありますし、直接美琴に干渉しているわけではありませんから、黒子にも美琴にも負担にはならないように思えます。
お姉様の身に何かあった時にはたちまち駆けつける、ぐらいの準備は黒子にはできるような気がします。実際、前回10031号の実験の後処理をする時には、常盤台の制服を着て同じ姿形をした何十人もの女の子が路地裏にぞろぞろ入っていったはずですから、(マネーカードの件もありますし)風紀委員の支部にも知らされているのでは、と思えます。 また、美琴と黒子は同じ寮の部屋で毎日を過ごしていますから、美琴のぬいぐるみにあれだけ分厚い資料の束や地図が入れられていたら、さすがに気づきそうではあります。黒子は美琴をとても大切に思っているでしょうし、その気持ちが彼女の行動の端々に表れるようなストーリーが描かれていくと良いですね。

・「とある科学の超電磁砲」レビューリストレビューセンター

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