« ドキドキ! プリキュア 第21話 | トップページ | 戦姫絶唱シンフォギアG 第1話予告カットが公開されています&PVが配信されています他 »

2013年7月 3日 (水)

7月からのアニメ作品の予定とその先の制作発表作品など

 7月から放送や配信が行われるアニメ作品の中で、百合テイストのありそうなものを少し調べてみました。けっこう数が多くいようで、目移りしてしまいます。とはいっても百合度の点ではいろいろあると思いますし、この中から好みの作品が見つけられると良いですね。
 それから、時期が未定だったり少し先だったりする作品の中にも百合なものがあるようです。そちらについても後半で少し書いてみたいと思います。

きんいろモザイク
形態:テレビ放送、サンテレビ
   ネット配信、ニコニコ動画
時期:7/8 23:30より毎週放送
 高校生の大宮忍は、以前少しの間だけ、イギリスでホームステイしていた経験があります。お世話になった家族には同い年のアリス・カータレットという女の子がいました。そして今度は、アリスが日本へと留学してきます。クラスメイトの小路綾、猪熊陽子、それにアリスを追ってきた九条カレンといった女の子達の、きらきらしたモザイクのような日々が始まります。
 忍はおっとりした女の子なのですが、金髪の女の子が大好きで時々暴走気味になったりする所もコミカルですね。アリスの見た目は、正に忍のツボではありそうです。忍がアリスの事を「金髪の女の子」という見方でしか見ていないとしたらちょっと切ない事になってしまいそうな気もします。けど、実際にはそんな事は全くなくて、忍はアリスという女の子自身を愛しているのでしょう。そうやって間違える事なく愛情を確かめ合っていける場面が、本編中でたくさん描かれるのを期待したいです。
他にも、陽子を密かに慕っている綾と、その気持ちを知っているのかいないのか綾を明るく受け入れている陽子の関係にも注目したいです。
 なお、原悠衣さんによる原作コミックは、6月に第3巻が発売されています。さらに9月には第4巻が発売されるという密なスケジュールになっています。

戦姫絶唱シンフォギアG(第2期)
形態:テレビ放送、毎日放送
   ネット配信、ニコニコ動画
時期:7/4 26:35より毎週放送
 ある事件に遭遇し、「聖遺物ガングニール」の破片を胸に受けた立花響は、シンフォギア装者として、人類の脅威「ノイズ」との戦いに駆り出されます。第1期では、同じギア装者の風鳴翼、雪音クリスと出会い、やがて力を合わせてフィーネの野望を砕くのですが、ノイズはまだ世界にはびこっているのですよね。第2期では新たな装者のマリア・カデンツァヴナ・イヴや妹のセレナ、月読調、暁切歌といった女の子達が登場しますが、彼女達は響達と敵対する雰囲気でもあります。異なる主張を持つ装者達のぶつかり合いが、新たなドラマを生み出していくのかもです。
 百合的には、新キャラも含めた装者達の間で惹かれ合う気持ちが生まれていくかどうか、といった部分にも期待したい所です。が、その上でさらに、ここは響と小日向未来の関係を深く描いていってもらいたいですね。彼女達のいちゃつき(?)は第1期の前半では多めに描かれていましたけれど、第13話ではそこまでではない感じでした。ので、彼女達には離れていた間の寂しさを取り返すぐらい甘くふれあっていってほしい所です。ギアの力を持っていてもいなくても、彼女達は同じようにお互いを支え合い愛し合えるのでは、と思えます。

ふたりはミルキィホームズ(第3期)
形態:テレビ放送、MX TV
   ネット配信、ニコニコ動画
時期:7/13 22:00より毎週放送
 「トイズ」と呼ばれる能力を持った探偵と怪盗がしのぎを削る「大探偵時代」、「偵都ヨコハマ」ではカズミとアリスの2人が、新しく探偵ユニット「フェザーズ」としてコンビを組みます。先輩の探偵ユニット「ミルキィホームズ」のシャーロック・シェリンフォード(シャロ)、コーデリア・グラウカ、譲崎ネロ、エルキュール・バートン(エリー)といった女の子達にサポートされながら、彼女達は探偵としての道を歩み始めます。
 これまでのシリーズで主人公を務めているシャロ達は、少し成長してお姉さんになっているそうです。とはいっても出番が少なくなるわけではなく、きっちり活躍してくれるようです。
 テレビアニメ版の第1期、第2期はかなりハイテンションなギャグが繰り広げられていました。今度の第3期では、プロデューザーから監督に「それなりに真面目に」というオーダーがあったそうですが、果たしてどうなるでしょうか。大笑いできるストーリー展開の中に、これまでと同じように百合なエピソードがたくさんちりばめられている物語になっていると良いですね。なお、今度の作品は、テレビでは30分枠の中で前半にミルキィホームズ関係の情報番組が放送され、後半の12分にアニメ本編が放送される構成になるそうです(ネット配信で情報番組の部分を流すかどうかはまだ決まっていないとの事です)。

たまゆら~もあぐれっしぶ~(第2期)
形態:テレビ放送、MX TV
   ネット配信、バンダイチャンネル
時期:7/3 22:30より毎週放送
 神奈川県の横須賀から広島県の竹原に引っ越してきた沢渡楓は、カメラが趣味です。彼女が写真を撮ると、時折光の点のようなもの、「たまゆら」が写っている事があります。彼女は同級生の塙かおる、桜田麻音、岡崎のりえとともに、様々な人や風景に触れながらゆったりと暮らしていきます。第2期では、2年生になった楓が、写真部を作ろうと思い立つようです。その中で新キャラの三谷かなえと出会うのですね。
 横須賀にいる三次ちひろも含めて女の子同士のふれあいが多く描かれていきます。楓はたくさんの女性達から大切にされているようです。彼女達は仲良くいろいろな経験をしていくのですけれど、個人的にはあまり百合度は高くないようにも思えたり、、、。感じ方は様々なのかもです。

ローゼンメイデン(第3期)
形態:テレビ放送、TBS
時期:7/4 25:58より毎週放送
 中学生の桜田ジュンは、ある日送られてきた人形のねじを巻きます。人形は、自分をローゼンメイデン第5ドール、真紅と名乗り、自分の意志を持って動き始めます。そこから大きな物語が動いていくのが、第1期第2期で描かれています。第3期では、ジュンがねじを巻かなかった世界が舞台になります。ジュンは真紅には出会わずに成長し大学生になるのですが、その世界に真紅や他のドール達が紛れ込んで事件が起きるようです。
 ドール達は「究極の少女アリス」になるために、自分達の命とも言えるローザミスティカをかけて「アリスゲーム」と呼ばれる戦いを繰り広げています。例えば水銀燈は真紅に対して激しい憎しみを抱いていますが、それは強い憧れの裏返しのようにも見えますし、また、双子姉妹として作られた翠星石と蒼星石の間には強い絆があります。耽美な世界観のスパイスの一つとして百合テイストがほのかにあるのかもしれません。

恋愛ラボ
形態:テレビ放送、MBS
   ネット配信、ニコニコ動画
時期:7/4 26:05より毎週放送
 私立のお嬢様学校、藤崎女子中学校に通う倉橋莉子は、そのさっぱりした性格と行動から、他の生徒達に「ワイルドの君」と呼ばれ、憧れのまなざしを受けています。もう1人、この学校の生徒会長の真木夏緒は、穏やかな物腰と優しい人当たりから「藤姫様」と呼ばれ慕われています。ある日ふとした事で生徒会室へ行った莉子は、夏緒の秘密を目撃してしまいます。夏緒が1人でしていたのは、「恋愛の研究」でした。
 舞台が女子校で、莉子や夏緒が他の女の子達から憧れられる存在、さらに2人で秘密を共有、というと百合な展開を期待したくなってしまいますが、夏緒が研究しているのは純粋に「男の子との恋愛」、なのですね。原作コミックでも、最初の頃は、個性が全く逆とも言える莉子と夏緒が仲良くなっていく過程が描かれていますけれど、後になると実際に男子が登場してそちらとの恋愛が大きく描かれていきます。アニメ版でどの程度まで原作がカバーされるかはわかりませんけれど、最初の頃のストーリー展開にほんのり百合テイストがあるかもしれません。

幻影ヲ駆ケル太陽
形態:テレビ放送、とちぎテレビ
   ネット配信、ニコニコ動画
時期:7/6 23:30より毎週放送
 占い師だった母親に憧れ、タロット占いに夢中な女の子、太陽あかり。ある夜の事、彼女は突然魔物に襲われるのですが、タロットカードが輝きだして彼女の身に変化が起き始めます。
 作品の世界観では、自然の力が生み出す「エレメンタル・タロット」の使い手となった女の子達が、人間の魂を食らうという「ディアボロス・タロット」との戦いを繰り広げていくようです。キャラに「通常モード」と「バトルモード」があるのも特徴的ですね。オリジナルアニメのためどのように物語が展開していくのかはわかりません(ちなみにこの作品のノベル版とコミック版の連載が行われるようです)けれど、「イントロダクション」やキャストの方達のコメントによるとかなり重々しい雰囲気のようです。登場人物はほとんどが女性なので、メインとなるあかり、星河せいら、月詠るな、白金ぎんかをはじめとして、女の子達の様々な関係が描かれていくのではないでしょうか。コメントによれば少なくとも、るなはあかりを慕っているみたいです。

超次元ゲイム ネプテューヌ
形態:テレビ放送、KBS京都
   ネット配信、アニメイトTV
時期:7/12 25:00より毎週放送
 ゲイムギョウ界、ここでは昔、4つの国が「シェア」を奪い合う争いが行われてきました。けれど無益な戦いを憂慮した各国の女神は戦争の終結を宣言、新たな時代へと入っていきます。
 原作はPS3用のゲームでシリーズ化もされています。アニメ版は、原作の完全監修でオリジナルストーリーが描かれていくそうです。原作ゲームの世界観やキャラ達はそのままに、新たな物語が展開していくのですね。
 メインになるのは、ネプテューヌ、ノワール、ブラン、ベールという4人の女神達です。彼女達はそれぞれパープルハート、ブラックハート、ホワイトハート、グリーンハートに変身する事ができます。また、ネプテューヌの妹のネプギア、ノワールの妹のユニ、ブランの妹のロムとラム、さらには仲間のコンパちゃんやアイエフちゃんなど、たくさんの女の子達が登場します。この中には誰かに特別な思いを抱いている子もいます(例えばネプギアはお姉ちゃんのネプテューヌが大好きだったりします)。女の子同士の様々な愛情が、本編中ではあちこちで描かれていくのかもですね。

とある科学の超電磁砲(レールガン)S(第2期)
形態:テレビ放送、MX TV他
   ネット配信、ニコニコ動画他
時期:放送中
 第2期では原作コミックの「妹達(シスターズ)編」が描かれています。美琴を「お姉様」と呼ぶ彼女のクローン、ミサカ達に出会い、美琴は深く悩んでいるようです。この気持ちを、黒子をはじめ、飾利や涙子という女の子達がいやしてあげられるようになると良いですね。

ドキドキ! プリキュア
形態:テレビ放送、朝日放送他
時期:放送中
 5人目のプリキュア、キュアエースが登場し、物語はさらに盛り上がっていく所でしょうか。女の子達の関係としては、マナに対して六花やありす、真琴、レジーナがそれぞれ思いを寄せている感じで、何だか百合ハーレムにもなりそう? アンジェ王女にはきちんとキュアソード(=真琴)の愛情を受け止めてもらいたいようにも思います。また、レジーナからマナへの猛アタックをきっかけに、他の女の子達も愛情表現を活発にしていってもらいたいかもです。

 ここからは、予定がまだ決まっていなかったり少し先だったりする作品をリストアップしてみます。制作が発表されているものはけっこうありますね。

咲-Saki- 全国編(第3期)
形態:テレビ放送
時期:未定

ガールズ&パンツァー アンツィオ戦編
形態:OVA
時期:未定

ガールズ&パンツァー 劇場版
形態:劇場版映画
時期:2014年

魔法少女リリカルなのは The MOVIE 3rd Reflection(映画第3弾)
形態:劇場版映画
時期:未定

モーレツ♥宇宙海賊 劇場版
形態:劇場版映画
時期:2014年2月

ひだまりスケッチ 沙英ヒロ 卒業編
形態:不明
時期:未定

ちょっとかわいいアイアンメイデン
形態:劇場版映画(アニメ版かどうかは不明です)
時期:未定

悪魔のリドル
形態:不明
時期:2014年

魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語
形態:劇場版映画
時期:2013年秋

・ラブライブ! ~School idol project~(第2期)
形態:テレビ放送
時期:2014年春

ゆるゆり(第3期)
形態:不明
時期:未定

桜Trick
形態:テレビ放送
時期:未定

|

« ドキドキ! プリキュア 第21話 | トップページ | 戦姫絶唱シンフォギアG 第1話予告カットが公開されています&PVが配信されています他 »

百合情報」カテゴリの記事

作品 ふたりはプリキュア」カテゴリの記事

作品 ひだまりスケッチ」カテゴリの記事

作品 リリカルなのは」カテゴリの記事

作品 咲-Saki-」カテゴリの記事

作品 とある科学の超電磁砲」カテゴリの記事

作品 ミルキィホームズ」カテゴリの記事

作品 まどか☆マギカ」カテゴリの記事

作品 ゆるゆり」カテゴリの記事

作品 戦姫絶唱シンフォギア」カテゴリの記事

作品 モーレツ宇宙海賊」カテゴリの記事

作品 ガールズ&パンツァー」カテゴリの記事

作品 ラブライブ!」カテゴリの記事

作品 超次元ゲイム ネプテューヌ」カテゴリの記事

作品 きんいろモザイク」カテゴリの記事

作品 桜Trick」カテゴリの記事

作品 悪魔のリドル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 7月からのアニメ作品の予定とその先の制作発表作品など:

« ドキドキ! プリキュア 第21話 | トップページ | 戦姫絶唱シンフォギアG 第1話予告カットが公開されています&PVが配信されています他 »