とある科学の超電磁砲S 第11話
テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)S」、第11話「自動販売機」です。
前回第10話からの流れで美琴の前に当麻が姿を見せています。が、その後の出番自体はそれほど多くはないですね。これは、第1期の第10話辺りと同じようにアニメ版ならではの演出、だったりするでしょうか。
とはいっても、今度はミサカが当麻に近づく予感、、、。ミサカの方が割と積極的にアプローチしているようにも見えます。
ミサカが当麻に興味を持つのは、美琴のDNAのなせるわざ(?)でしょうか? それとも、美琴に関係する人物に接触すれば、「お姉様」の事をもっと詳しく知る事ができると考えた、とか。
「実験」にしか関わってこなかったミサカにとっては、周りの世界は知らないものばかりです。そういったものに興味を持ち始める可能性はあるのかもしれませんけれど、彼女達の中で一番は常に美琴であってもらいたいかもです。
この雰囲気で当麻がこのスピンオフ作品の方であまり活躍しすぎず出番が抑えめになると、美琴や黒子達女の子同士の関係を深く印象的に描いていけるのでは、と思えるのですけれど、、、。新しいエンディング曲と一緒に最後の方に少し出ていたカットでは、後ろ姿ではありますが当麻がいますね。
黒子は、当麻を自分の目で見た結果、美琴にとって害にはならないだろうと判断しています。黒子が、恋愛関係を含めて人を見る目があるかどうかはわかりませんけれど、大切なお姉様である美琴の力になっていってあげられると良いですね。
さて美琴には、消し去ったはずの悪夢がまたよみがえってきています。ミサカが今も学園都市に(たくさん)いる事自体は彼女も承知しているでしょうけれど、彼女達が「実験」に参加していると聞いてしまったら、穏やかな気持ちではいられないでしょう。
自分とそっくりの人間達の命が次々に奪われていく、それも自分のせいで。美琴はそんな風に考えてしまっているようです。そのために、無邪気に「お姉様」と言って寄り添ってくるミサカにも、つい強い反応を示していますね。
この状況で自分に何ができるのか、どうしたら良いのか、、、。最初は途方に暮れていた美琴ですが、だんだん決心を固めていきます。 もし彼女の立てた計画が成功したら、彼女はもう今までのような暮らしはできなくなってしまうのかもしれません。それでもやらなければ、と、彼女は考えています。
そして自分に引導を渡す役として、美琴は黒子を選びました。黒子にだったら自分を任せたい、と彼女は思ったようです。それぐらい、美琴の中での黒子は、自分の近くにいて信頼の置ける、親しい女の子なのでしょう。また実際に、詳しい事情は知らないものの、美琴からの質問に毅然として即答できる黒子は、美琴の信頼に応えられる資質を十分に持っているように思えます。
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