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2013年7月12日 (金)

とある科学の超電磁砲S 第12話

 テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)S」、第12話「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」です。

 ツリーダイアグラムに刃向かう、という決心を、美琴は固めています。これまで「レベル6シフト計画」に関係する20以上の研究施設を既に破壊してきた彼女ですから今捕まっても文句の言えない状況にありそうですが、ツリーダイアグラムについてだけは相当な覚悟をしているようです。それだけ重大な事を彼女はしようとしている、という意味なのでしょう。

 一方でミサカはまた当麻と出くわしていますね。「実験」は学園都市の路地裏で行われていて、ミサカ達は普通に街を歩いてその場所へ向かいますから、この調子なら当麻以外の人間とも会話をして情報を仕入れたりする事も多いような気がします(例えば街のゴロツキとかは、ぼーっとしている(ように見える)ミサカになら、頼まなくても近寄ってきそうです)。
 となると、様々な影響を受けて、ミサカネットを通して感情や意識といったものがミサカ達の間に生まれる可能性もありますけれど、そんな風にはなっていないみたいです。(美琴達関係者以外には)当麻だけがミサカに絡んでくるのは、「~禁書目録」の主人公だから、なのでしょうか、、、。
 ともかくここでは、壁があると思ってもそれを乗り越える努力はできる、という事を、ミサカは当麻から教えてもらったようです。ミサカの頭に浮かぶのは、「お姉様」である美琴の姿。
 一度は拒絶されてしまいましたが、それでも相手を思い出してしまうのは、ミサカが美琴にもっと近づきたいと感じているからなのではないでしょうか。彼女(達)が美琴と親しくなれるかどうかは、物語的にも大事なポイントのように思えます。

 そして美琴を「お姉様」と慕うもう1人の女の子、黒子にも、美琴との関係をもっと強めていってもらいたいものです。この話数では、いつものように「やぼ用」だと言って部屋を出て行く美琴に、黒子はこれまでとは別の何かを感じているようです。美琴が1人きりで危険に飛び込む事がないように、黒子が強い愛情で彼女を支えられるようになると良いですね。

・「とある科学の超電磁砲」レビューリストレビューセンター

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