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2013年7月15日 (月)

超次元ゲイム ネプテューヌ 第1話

 テレビ放送が始まったアニメ「超次元ゲイム ネプテューヌ」を見てみました。第1話のサブタイトルは「プラネテューヌの女神(ネプテューヌ)」です。

 平和条約が結ばれてから1ヶ月、以前は戦う事もあった女神達も、今は親しく交流できているようです。この話数では特にネプテューヌとノワールの関係がクローズアップされています。明るく朗らかだけれど、おおざっぱでぐうたらな所もあるネプテューヌに比べて、ノワールは何でも真面目にこなし、周りにも自分にも厳しくしています。2人とも同じように自分達の国を大切に思っているものの、どちらかというとノワールの方が女神にふさわしいようにも見えます。
 でもノワールは、自分には決して真似できない魅力がネプテューヌにはある、と思っているのではないでしょうか。自分なら立ち止まって先へ進めなくなってしまうような場面でも、ネプテューヌは破天荒で型破りな行動で簡単に切り抜けてしまう。ネプテューヌのそんな所に、ノワールは惹かれてやまないのかも、と思えます。

 この話数では、ネプテューヌは積極的にノワールに近づいていますね。式典の後、変身を解いたら真っ先にノワールに抱きついてほおずりをしていますし、イストワールのお説教から逃れるために真っ先に思いついた行き先はノワールの所でした。
 ノワールの方はというと、武力で衝突する事はなくなったものの、シェア争いは続いているとして仲良くしたがらない素振りを見せています。が、ネプテューヌがそんなのお構いなしになついてくるのを、実は喜んでいるのかも。
 彼女の表情を見ていると、ネプテューヌに触れられて顔を真っ赤にするとか慌てふためくみたいな所まではいっていない感じです。でもネプテューヌの活躍がプラネテューヌに伝わりやすいように気配りをしている辺りには、彼女の深い思いがあるようです。演出的にもっと彼女達がいちゃいちゃするような場面がたくさんあると百合的にも良さそうですけれど、これからどうなるでしょうね。

 他の女の子達も様々にふれあっています。ネプテューヌの妹のネプギアは、お姉ちゃんが大好きで、お姉ちゃんのお世話をしたり一緒に遊んだりお出かけしたりするのをとても楽しんでいるようです。といってもネプテューヌが女神のお仕事を放り出し気味になると、さすがにあまりいい顔はしませんね。怒ったりはしませんが、姉を注意する事もあります。甘やかすだけではない接し方をしているらしいです。

 ノワールの妹のユニも、姉を慕っているみたいです。けれど姉の役に立とうと一生懸命仕事をこなしても、あまりほめてもらえないらしく。彼女の場合、今はまず姉に認めてもらう事が一番大事になっているようにも見えます。もし認めてもらえたとして、その上で姉と愛し合いたいと思うのでしょうか、それとも別の子に気持ちが動くのでしょうか。これは実際にその場面になってみないとわからないかもですね。

 ネプギアとユニは、歳頃が近いのでしょうか、とても仲良くしているみたいです。2人とも女神候補生でもありますし、いろいろと話題が合うのでしょう。ユニは、優しくて思いやりのあるネプギアに癒され、ネプギアも、努力家のユニに憧れているのではないでしょうか。彼女達は着実に親愛の気持ちを育てているように思えます。

 この話数ではブランとその妹のロム、ラム、それにベールの出番はそれほど多くないです。彼女達についてはこれからもっと詳しく描かれていくのでしょう。 他には、コンパとアイエフというネプテューヌの仲間も関わってきています。原作のゲーム版では一緒に旅をした仲でもあり、ここでもクエストをこなしていますね。彼女達は女神ではありませんが、これからもネプテューヌ達をサポートしていく事になるのかもです。
 後は、最初の場面でちょっと姿を見せていた子や、街でビラを配っていたキセイジョウ・レイも、これからストーリーに絡んでくるのでしょう。それにマジェコンヌ達も動きを見せているようです。このアニメシリーズは原作完全監修のオリジナルストーリーだそうですので、ゲームの雰囲気を出しつつ新しい物語が見られる事になりそうです。

 原作ゲームだと、コミカルな設定も特徴ですよね。このアニメ版でもその辺りはきちんと押さえられているようで、ネプテューヌ達が出かけた「ナスーネ高原」と「トゥルーネ洞窟」という場所もどこかで聞いた事がある名前のような。それと、次回予告に当たるパートでは、コンパとアイエフがレイから渡されていたビラの絵が、、、。これってたぶん、レイの声を担当している「画伯」の絵、ですね。これからもこういう仕掛けがあちこちで見られるのかも?

 プラネテューヌやラステイションをはじめ、ゲイムギョウ界の住人は皆女性らしい所も注目かもですね。この世界観の中で、ネプテューヌやネプギア達はのびのびと女の子同士の百合なふれあいを繰り広げていけるのではないでしょうか。

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