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2013年7月12日 (金)

コミック百合姫2013年5月号

 発行一迅社コミック百合姫の2013年5月号を見てみました。

 表紙の浜弓場双さんのイラストでは、眼鏡の女の子が段ボール箱を抱えて歩いています。引っ越し作業の最中らしいですね。今号の発行は3月ですから、4月から始まる新生活に備えて、という場面なのでしょう。表紙に書かれているコピーは「晴春。」とされていて、画面の明るさが彼女の青春を物語っているのかもです。また「百合姫」のロゴもからふるなものになっています。
 そして表紙には、この女の子しか描かれていません(正確に言うとドアの一部がガラスになっている部分からもう1人の足下が見えています)。前にも書いたかもしれませんけれど、百合がテーマのイラストでは、女の子は2人(以上)描かれるのが順当(?)で、1人だけというのはあまり多くないです。ではこの5月号の女の子のお相手はというと、、、ドアの向こうにいたようです。表紙をめくると、彼女達のラブラブな生活が待っているのですね。
 また2人以外にも2匹の猫も登場しています。どちらも雌、、、なのかな? 猫の方もしっぽをハート型にしてラブラブな雰囲気です。(なお、添えられている案内文によると、表紙を一部切り取れば、ドアを開け閉めできるような仕掛けになっているそうです。)

 巻頭企画は、なもりさん作の「ゆるゆり」が5周年という事もあり関係する記事がいろいろ書かれています。例えばアニメ版のキャストによるライブイベント「七森中♪ふぇすてぃばる」のレポート漫画や連載5年間の歴史を簡単に振り返るページ、
また関連商品の発売予定などもあります。6月から8月にかけては本作関係の書籍もいろいろ発行されるようで、作品に触れる機会は多いのかもです。

 では掲載作品を部分的にご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・ゆるゆり(なもり)
69.京子ちゃんの女子力
70.これも愛のチカラなの
71.結衣にゃんの攻撃力
72.ちゅ~がくせいの大人力!?
 今号は一挙4話掲載で48ページだそうです。なかなかの分量になっていますが、本誌もページ数は増えていますから余裕はあるかも?
 この4話は「女子力」や「愛のチカラ」など「力」がタイトルに使われていますね。第69話では京子、結衣、綾乃、千歳が調理実習をしています。千歳の鼻血が出るような百合エピソードはなくて、京子達がコミカルなやりとりを繰り広げています。気になるのは、途中結衣に話しかけていた他の班の女の子、、、。三角巾に猫のアップリケのようなものがついているのですが、そこには「モブ」と書かれています。まあ、モブキャラという事なのでしょうね。
 モブキャラというと、アニメ版でも七森中の生徒の女の子達がたくさん描かれています。しかもそのキャラデザがかなり力が入っている感じなのですよね。「モブかわいい」と言われたりもしているようで。原作でもそういうキャラ達がこれからもっと登場してくる?
 第70話は櫻子と向日葵2人きりのエピソードになっています。相手の態度を見てお互いにいろいろ勘違いしてしまう展開は以前にもごらく部を舞台にした話数があったように思います。が、そこは櫻子と向日葵だけあって、百合な雰囲気が出ています。
 第71話では結衣の様子がいつもとちょっと違っていますね。それには理由があるようですが、、、まああまり百合な方向にはなっていないかもです。
 第72話では撫子がちょっとだけ登場しています。彼女の大人な物腰にあかりは憧れているみたいですが、彼女が櫻子の姉だとは(まだ)気づいていないようです。単行本第10巻特装版についている冊子「10.5」でも、面識のないキャラ達が出会ったりすれ違ったりしています。やはり同じ町に住んでいるとそういう事もあるのでしょうね。

・サクラフル(慎結)
 南高に通うみうは、ある日お嬢様学校の成涼女子に通っている蓮見英子と知り合います。美人で身だしなみもよく、家はお金持ちでいつも難しい本を読んでいる英子を、みうは最初煙たがっていました。が、本人とふれあう内にその魅力に気づき、どんどん惹かれていくのですね。その気持ちが大切なものだと理解したから、みうは、引き離されそうになっても英子を求めたのでしょう。そんなみうに対して、英子はどうするのか、という後半の展開が素敵です。女の子同士の愛情を育んで行くには2人の思いがどれだけ重なっているかが大事になるかもしれません。彼女達の場合は心配はいらないようですね。

・さかさまブランコ(ちさこ)
 大学生の杏菜(あんな)は、背も自分より小さくてかわいらしい先輩の日和(ひより)に会うためだけに同じサークルに入っています。女子は2人だけな事もあり、2人で飲んだりもするようですが、ある日から杏菜に対する日和の態度が少し変わり始めます。 杏菜が、日和への気持ちを恋愛感情だと気づいていく流れがなかなか良いですね。それに日和の杏菜への接し方が、、、何というか見事です。いくら小さくても彼女は先輩、杏菜ともっと仲良くなるにはどうしたらいいのか、ちゃんとわかっているようで。恋の駆け引きでは一枚上手なのかもです。

 ところでこの作品では、主人公が、自分の胸にある気持ちをきちんと相手に伝えられるかどうか、という部分も主題になっている気がします。さらに他の作品、例えば上に書いた「サクラフル」とか、黒霧操さんの「インモールドガール」、蕗さんの「キミにあいたい」などでも、この主題がクローズアップされている気がします。この号では、女の子達が、自分自身が百合な恋愛をしているんだとはっきり意識する事をテーマにしているのかもしれません。

・百合男子 第15話 百合魂(倉田嘘)
 百合に目覚めた(というか百合ファンになった)沙織は、「お姉様」(魚屋の奥さんですね)の言いつけを守らず、百合男子である啓介に自分の事を打ち明けています。啓介に理解してもらった事で、これからは思いっきり百合ライフ(というか百合作品をたしなむ日々)を満喫できるかという所だったのですけれど、早速百合男子の(啓介の?)面倒くささに直面しちゃってますね。(そういえば、啓介が実在の百合作品について饒舌に語る場面と、なぜか眼鏡を壊す場面が久しぶりに描かれている気がします。)沙織はこれから百合ファンとしての道を進むのでしょうか、それとも茜や涼との百合な恋愛に目覚めるのでしょうか。

・きものなでしこ 二十三着目、二十四着目(八色)
 かの子達の学校で文化祭が開かれています。様々な出し物があって皆とても楽しんでいるようです。そして、伝説の木(のレプリカ)の下で、かの子と紗綾がお互いに告白、、、。紗綾が「本気だからね」と言う辺りが、友情と間違われる可能性を常に含む女の子同士の恋愛らしい感じがします。とはいってもかの子と紗綾の場合はきちんとお互いの恋愛感情を確認できているようですね。
 その陰でかごめは、、、。彼女は彼女なりに自分の新しい居場所を見つけなければならないのかもです。そこで後輩ちゃんがどう関わってくるかが気になる所です。
 気になるといえば、かの子とかごめの姉達の関係はどういうものなのでしょうね。ちょっと大人な女性同士の恋愛などもこの作品で見られるようになったりするでしょうか。

・「百合姫」レビューリストレビューセンター

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