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2013年7月30日 (火)

戦姫絶唱シンフォギアG 第3話

 テレビアニメ「戦姫絶唱シンフォギアG」、第3話「終焉を望む者、終焉に臨む者」です。

 武装集団「フィーネ」は、ライブ会場から世界中に向けて派手に宣戦布告をしましたが、その後1週間は目立った動きを見せていません。相手の本当の狙いがわからない状態ではありますが、響、翼、クリスはとにかく相手を見つけ出さなければならず、場合によっては学業よりも優先して出動する心づもりでいるようです。
 ナスターシャは響達のフォニックゲインを使って何かを画策しています。またウェル博士も、しばらく暗躍するのかと思ったらけっこう前面に出てきています。それぞれに思惑があるようですが、それらがはっきりするのはまだ先の事だったりするでしょうか。何にしても響達は、これまでの戦い方を変えていかなければならないみたいです。

 思惑、という点では、マリア、調、切歌にもそれぞれ胸に抱えるものがあるようです。マリア達は、もしかしたらナスターシャ達に利用されている事を承知しているのかもしれません。それでも成し遂げたい何かが、彼女達にはあるのかもです。マリアにはセレナへの思いが、調と切歌はお互いへの気持ちが、彼女達を動かす原動力になっているように見えます。
 調と切歌がシャワーを浴びている場面では、彼女達は指を絡め、手のひらを重ねて固く手を握り合っています。場合によっては百合シーンに突入、とも思える展開ですけれど、何となく個人的にはそこまでの雰囲気でもないように感じられました。愛情というよりは、団結、みたいな印象があったり。
 以前切歌は、「調を守るのが自分の役目」といった言い方をしていました。それだけなら、ドライな関係とも言えるのでしょう。それ以上の感情が、彼女達の間に生まれる事はあるのでしょうか。同じ境遇を哀れみ合うのではなく、愛し合えるようになれば、今までわからなかった真実も見えてくるのでは、という気もします。百合的にもそういう展開を期待したい所ですけれど、どうなるでしょうね。

 それと、調は響に対して憎しみとも呼べる感情を抱いています。響が「英雄」扱いされるのをどうしても認められないようです。
 調は、響が「何も背負っていない」と言っていますが、どうしてそうだと思ったのでしょう? 当てずっぽうに決めつけているわけではないと思いますし、何か響の過去に触れた時があったのでしょうか。 とはいっても、前回少しだけ、響の暗い過去を思わせるようなカットが描かれています。真実から目を背けなければ、調は響が何を背負っているかを知る事ができるのではないかとも思えます。またその時彼女は、響に対して今とはずっと違った感情を抱けるような気もします。

 さてその響ですが、ライブ会場で調からひどい言葉を浴びせられた後、巨大なノイズを倒したものの、地面に座り込んで号泣してしまいました。これはとてもショックだったのでは、とも思えたのですが、この話数でリディアン音楽院の教室にいた彼女は、ちょっと顔をしかめて物思いにふけっていたものの、悲しみで何をする気にもなれない、というほどではなさそうです。
 あれから1週間の間に、気持ちを切り替える事ができた、のでしょうか。もしかしたら未来にずっといやしてもらっていた、とか?

 でもその割には、この話数では響と未来のふれあいが少ない雰囲気でもあります。第3話になって初めて一緒にいる場面が描かれているのに、隣同士で座っていても、2人の距離はやや離れ気味な感じで。また響が考え込みすぎて先生に怒られてしまった時は、未来はちょっと呆れたような素振りを見せています。
 こういうやりとりって、第1期でもあまりなかったような気がします。響と未来が今はお互いをどう思っているのかとても気になります。未来には、たとえギアの力がないとしても、響と手を取り合って一緒に明日へ進んでいける、そういう関係でいてもらいたいものです。(響は、「こんな私でも変わらないでいてほしいと言ってくれる心強い友達がいる」と話しています。それが未来だというなら、彼女達のお互いへの思いをもっと強めていってほしいですね。)

 クリスはリディアンに編入したようですね。前回までは私服だったのでわかりませんでしたけれど、この話数ではリディアンの制服を着こなしています。(ちなみに後半ではイチイバルを使った変身シーケンスも見せています。けど途中で「バァーン!」なんて銃声の口まねをする所は、少しノリが軽く(チャラく?)なっているかも?)
 そして彼女には、未来や響以外の友達ができつつあるようです。最初は誰かとそういう関係になるのを避けていた彼女ですが、リディアンの文化祭「秋桜祭」を通して翼が他の生徒と友達づきあいをしているのを見て、気持ちを変えたようです。(未来もそうですけれど)より多くの一般の人達とふれあうのも悪くはない、と思えたのかもですね。

 その翼も、最初は奏以外はいらない、ぐらいに思っていたのかもしれません。それに周りの生徒達も、同じ学校の生徒とは言え世界に通用する有名な女性歌手に気安く話しかける事ができなかったみたいです。けれど今は、同い年の女の子として対等に話し合えています。
 翼の心境を変えたのは、響の存在なのかなという気がします。もっと言うと、響と未来の関係、、、。曲がりなりにも聖遺物を胸に宿し、最前線でノイズと戦う響と、ごく普通の一般家庭で育ち、何の力も持たない未来が、すれ違ったり悩んだりしながらもお互いを求め合う姿を間近で見て、思ったのではないでしょうか。自分もこういう生き方をしていいんだ、と。
 翼の中では奏との日々が今でも一番の宝物なのでしょう。でもそれとは別の、人とのつきあい方もある、と思えたから、彼女は今のように様々な女の子達とふれあえるようになったのでしょう。

 響と未来、この2人の女の子の関係は、周りの女の子達にとっても意味のあるものなのでは、と思えます。これからもっと、響と未来の絆が暖かく強く描かれていくのを期待したいです。

・「戦姫絶唱シンフォギア」レビューリストレビューセンター

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