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2013年7月22日 (月)

ドキドキ! プリキュア 第24話

 テレビアニメ「ドキドキ! プリキュア」第24話「衝撃! まこぴーアイドル引退宣言!」です。

 キュアハート達の前に突然現れたキュアエースは何者なのか、マナ達は考え込んでいます。そこへ突然本人が顔を出してますね(この現れ方はレジーナにも通じるような)。 変身前の名前は円亜久里(まどかあぐり)。本人によれば小学4年生だそうです。これは、「スイートプリキュア♪」のキュアミューズに続く小学生プリキュアでしょうか(ちなみにアコ(=ミューズ)は3年生です)。また、変身によって見た目が成長するタイプのプリキュアは初めてかもですね。(ミューズの場合は、覆面をしていた時(「黒ミューズ」とも呼ばれていました)は大人っぽい姿でしたが、覆面やマント、ブーツを脱いだ後は元の年齢に近い姿になっています。)

 名前を紹介されたものの、まだ謎な部分は多いです。亜久里が変身するには、アイちゃんのサポートとロイヤルクリスタルの力が必要になるみたいですから、トランプ王国の関係者とも言えそうです。が、真琴やダビィによれば、王国に残っていたプリキュアはソード1人だけらしいです。変身後の見た目は何となくアンジェ王女にも似ているっぽいですけど、王女は今身動きできない状況ですし。「プリキュアの心得」を高らかに読み上げる辺りからするとハート達の先輩みたいな雰囲気もあります。彼女はどういう人なんでしょうね。
 桃のロールケーキ(ありすの執事のセバスチャンが作ったものだそうです。セバスチャンはもう何でもできちゃうんですね)を食べた時の反応はちょっと大げさな感じです。また、セバスチャンの事を「執事のプロフェッショナル」と言っていますが、だいたい執事っていう職業の人は皆プロなのでは、、、? 彼女は意外とツッコミがいのあるキャラだったりするのかもしれません。

 それはそれとして、ここでは真琴が重大な決断をしようとしています。確かに考えてみれば、彼女は王女に自分の存在を知らせるために、アイドルとして歌を歌い続けていたんですよね。王女が見つかったのであれば、もう探す必要はありません。
 それに、今の王女はクリスタルのようなものの中に封じ込められて真琴達と話す事もできません。ずっとこんな状態でいたというなら、真琴の歌は聞こえていなかったとも考えられます。

 地球という異世界で、離ればなれになってしまった王女にまた会いたいという強い願いを、わずかな可能性にかけて歌ってきた真琴。彼女にしてみれば、自分の思いが王女に全く届いていなかったかもしれないと考えると、とてもつらい気持ちになってしまうのでしょう。

 そんな時、彼女の身にある事が起きます。演出的にはちょっと都合がいいようにも感じられますけれど、真琴にとって一番信頼できる、頼りにできるものはこれしかないのかもですね。そうして、彼女は再び立ち上がる事ができるようです。

 アイドルとして歌う事、そこにはいつの間にか、王女への思い以外のものも含まれるようになっていました。真琴の歌から元気をもらっているファンの人々、妖精として、マネージャーとして真琴を支えるダビィ、そして、真琴の頭に浮かんだのは、マナでした。他の人のために自分を犠牲にまでしようとするマナ、ファンとしてではなく1人の女の子として真琴を励ましてくれる彼女が、真琴の中でいつの間にか大きな存在になっていたのかもです。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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