とある科学の超電磁砲S 第9話
テレビアニメ「とある科学の超電磁砲(レールガン)S」、第9話「能力追跡」です。
前回第8話でフレンダを追い詰めたかに思えた美琴ですが、援軍の麦野沈利と滝壺理后が到着しました。沈利はレベル5第4位、理后もレベル4という事で、フレンダとともに3人がかりでこられたら、体力を消耗している今の美琴ではなかなか対抗するのは難しそうです。彼女がこの場をしのいで自分の目的を果たせるのかどうかは気になる所です。 沈利達「Item」は、もともとお金をもらってターゲットを倒す事を請け負っただけですが、相手がレベル5の第3位らしいと感づくと、ちょっと別の動きを見せています。プロであれば、相手が想定外のレベルだと知ったら、契約を反故にするか、報酬の引き上げを要求するか、前払いしてもらってより強力な武器を投入する、といった辺りが考えられそうです。そんな風にはしない所を見ると、沈利達にはお金より大事なものがあるのかもです。
(ところで、レベル5とレベル4の能力者がいる4人組の女の子というと、美琴、黒子、飾利、涙子を思い出しますね。もしかしたら沈利達の中にも、美琴達のような愛情に満ちた絆があったりするのかも?)
さて美琴が戦っている同じ頃、布束砥信も行動を起こしています。彼女の作戦は、この計画に関わっているすべての人達の感情に訴える、というもののようです。
論理でない部分に頼るのは、科学者としては恥とも言えるでしょう。けど今の彼女にはそれしか、計画を止める手立ても、止めるための理由も見つからなかったのかもです。関係者が全員、自分と同じように感じてくれる確証もない、それでも彼女は挑戦するしかなかったのかもしれません。ミサカ達を直接手にかけているアクセラレータも同じように思ってくれるかどうか、、、これには、打ち止め(ラストオーダー)が関係してくるようです。が、それはまた別の物語なのでしょう。
砥信が研究施設に呼ばれて出かける前、デスクの上には飲みかけのミルクティがありました。ミサカにミルクティを飲ませたあの日から、彼女の人生は大きく変わったと言えます。それでも彼女がミルクティを飲み続けるのは、彼女がミサカに対して強い思いを抱いているからなのでは、と思えます。
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