その花びらにくちづけを 「天使のあこがれ」第２作の主題歌が試聴できます他

　制作「ゆりんゆりん」による、サークル「ふぐり屋」さんの百合作品シリーズ「その花びらにくちづけを」より、5/31に発売された「天使のあこがれ」に続く第２作が制作される予定となっています。この作品の主題歌の一部が、Webラジオ番組「玲緒っぽいらじお」の第５７回で配信され試聴できるようになっています。（なお、この作品とサイトにはアクセスするのに年齢に制限があります。）

　ちなみに、聖ミカエル女子学園を舞台とする作品群と、聖ミカエル総合病院や看護学校をメインとする作品には、どちらも「その花びらにくちづけを」のシリーズ名が付けられています。が、ロゴに使われている配色がそれぞれ赤と青になっているため、区別する時には「赤文字系」、「青文字系」と呼んだりするらしいです（少なくとも「玲緒っぽいらじお」では玲緒（声は杏花さんが担当されています）がそう呼び分けています）。

　それで、その「青文字系」第２作には、花さんがヒロインの１人として参加されるそうです。といっても玲緒ではなく石神皐（いしがみさつき）という役を担当されるとか。この事は「玲緒っぽいらじお」の第５４回で披露されています。（このキャラは「天使のあこがれ」にも少し登場しているそうです。）主題歌はこの皐のイメージで花さんが歌われています。

　番組中、１９分３０秒ぐらいの所から１コーラス分ほど主題歌が流れます。タイトルは「みゃくはくいじょう」（漢字は「脈拍異常」、「脈拍以上」？）というそうです。大切な人の事を思うと胸がときめいてどうしようもなくなってしまう主人公の心情が歌詞に乗せられています。歌声は玲緒とは違って低めに声を張っている感じです。（こんなにいろいろな声が出せるなんて、さすが花さんですね。）ラジオ番組では花さんが、皐についてキザっぽいキャラみたいに言っていたその雰囲気が出ている気がします。

　、、、が、歌詞の一人称が「ボク」なんですよね。どうやら皐はボクっ娘らしいです。もしかしたら、「その花」シリーズでボクっ娘が登場するのって初めてかも？　できればキャラ達には、男子らしさに憧れるのではなく女性としておつきあいしていってもらいたいように思うのですけれど、いろいろ都合があったりするのでしょうか。

　この作品と、「赤文字系」の新作「白雪の騎士」については、ネット上ではまだ情報が少ないですけれど、雑誌には紹介されています。5/30発売の「電撃HIME」７月号では、「天使のあこがれ」第２作が１ページ、「白雪の騎士」が５ページのスペースで取り上げられています。また表紙にも２作品のタイトルが載せられていて、けっこう扱いは大きいかもです。（なお、この書籍やサイトはアクセスするのに年齢に制限があります。）

　「白雪の騎士」では、新キャラのビジュアルや描き下ろしの見開きイラストなどが掲載されています（見開きイラストはテレカとして通販も行われます）。ゆりんゆりんのサイトにシルエットだけ載っていた２人の内、ロングヘアの娘は白河沙雪（しらかわさゆき）という名前です。幼さが残る顔立ちですが穏やかで落ち着いた印象があります。もう１人、ポニーテールの娘は、篠崎六夏（しのざきりっか）という名前です。髪型はさっぱりした雰囲気ですが、表情にはあどけなさが見られる気がします。

　本作ではこの２人が主人公、ではなくて、「アトリエの恋人たち」の安曇璃紗と綾瀬美夜がメインになるみたいです。またフルプライス版らしく、他のキャラもたくさん登場するようですね。詳しくは本誌の方を見てみてください。

　そして「玲緒っぽいらじお」第５７回は、「天使のあこがれ」のヒロイン、相原りんご（声は本野しおりさんが担当されています）と高尾千秋（声は一ノ瀬心香さんが担当されています）がゲストで登場しています。さすが同棲中(?)の恋人同士というか、コーナー名などを読み上げる声がぴったり重なったりしてます。それと２人がそれぞれ相手を紹介する「他己紹介」では結果的にのろけ話みたいな展開に？　片方にヘッドホンで音楽を聴かせている間に、もう片方に対して玲緒がちょっと意地悪な質問をしたりするのですが、２人の間の愛情は変わらないようですね。

（ところで、この回での会話を聞いていると、玲緒が割とりんごと千秋に対して上からな言い回しになっている雰囲気もあります。、、、もしかしたらキャストのお２人は花さんの後輩だったり？　思い返してみると、貴子先生や学園長先生に対しても似た接し方をしていたような。玲緒的には、ミカ女生以外の人には手厳しいのかも？）

　それと、花さんは5/26に開催されたイベント「GirlsLoveFestival9」にも参加されていたようです。手作りのしおりを配布されていたとか（私もイベントには参加しましたけれどその場面にはでくわしませんでした、、、）。ゆりんゆりんの企業出展や、ふぐり屋さんのサークル参加もありましたし、プチフェス「秘密の裏庭」も行われましたので、このシリーズの雰囲気が多いイベントだったかもです。