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2013年5月 6日 (月)

ドキドキ! プリキュア 第10話

 テレビアニメ「ドキドキ! プリキュア」第10話「転校生は、国民的スーパーアイドル!!」です。

 タイトルから想像したのは、真琴がマナ達の学校へやって来て注目を浴びつつ、プリキュアとしても活躍する、みたいな所でした。が、実際にはほとんど六花のエピソード、それもマナと真琴との間で三角関係に発展? という感じですね。さらにはありすの秘めた思いもちらりと語られていて、奥行きのある物語になっている気がします。

 冒頭からいきなりラケルが、「六花はマナの奥さん」発言、、、! 後の場面ではそれを聞いたマナも、とても納得しています。当の六花は、「『奥さん』の意味、わかってる?」と言って真に受けていない素振りでした。が、全否定するわけでもなく、表情からするとまんざらでもなさそう、というか嬉しそうにも見えますね。(これで頬を赤らめていたら間違いない、というほどに。)

 六花はたぶん、自分でも憶えていないぐらい昔から、マナを支え彼女の面倒を見てきたのかもしれません。今になるまでの長い間には、彼女はいろいろ考えた事でしょう。
 、、、何で私は、こんなにマナの事を放っておけないんだろう? それはマナの行動がいつでも目に入ってきてしまうから、じゃなければマナが失敗して苦しむ姿を見ていられないから、それともマナを笑顔にして、その笑顔を自分に向けてほしいから?
 物事の仕組みを考えるのが得意な六花は、そうやってどんどん理由を突き詰めていったのでは、と思われます。その結果得られた答えは、、、理屈なんかじゃなかったのでしょう。
 自分はマナに、他の人とは違う特別な感情を抱いている。いつもマナから目が離せないし、どんな時でもマナの一番近くにいたい。六花はその気持ちが何を示しているのか、既に気づいていて、しかも受け入れているのではないでしょうか。
 もしそうだとしたら、なぜその気持ちをマナに伝えていないのかが気になります。けれどやはりそこは、女の子同士でそんな気持ちになるのは、世の中ではあまり見かけないものだと六花が分析したから、という理由があるのかも。そこでこの「奥さん」発言、さらにはマナ本人から「最高のパートナー」みたいに言われてしまって、実は胸の中ではときめいていた、なんて事もあるでしょうか。

 あるいは皆から言われて、今になって初めて意識するようになった、というパターンもあるでしょうね(こちらの方が順当かもですけれど)。その場合は、改めて思い返してみていろいろ腑に落ちる事があったでしょう。記憶をたどればたどるほど、マナやラケルの言う事は正しくて、どこにも否定のしようはない、と。(最初の場面にしても、早めにマナを起こしに行かなくちゃ、と計画を立てる六花は、何だか楽しそうですよね。)

 けれど六花は、突然胸の苦しみを感じる事になります。転校してきた真琴をマナと自分とでフォローしていこう、という所までは良かったのですが、マナと真琴が目の前でどんどん接近していくのを見て、今までにない感情に襲われています。
 マナも真琴もかけがえのない人なのに、2人が寄り添っているのを見るといたたまれない気持ちになってしまう、、、。しかも2人がアイをあやしている時に、まるでマナと真琴が夫婦みたいな言い方をしていて、六花はさらに動揺してしまったようです。

 これは、自分の居場所が奪われてしまう、という彼女の危機感、とも言えるでしょう。でもそれだけではないようにも考えられます。わざわざ「奥さん」という言葉をマナ達が使っているのは、マナと六花が間違いなく友達以上の関係だという事を皆が理解している表れと言えそうです。今度のエピソードで全員がそれを確認できたでしょうから、これからはマナと六花は誰にもはばかる事なくいちゃつけるようになるかも?

 そして、さらにありすの気持ちも重要ですね。彼女は、自動車の中から六花と話していた場面の後で、切なそうにしている六花の横顔を見て意味深な表情を見せています。車の中でランスと話し合っている時、「女の子は、胸がキュンっとなったり、チクンと痛んだりする」、と言っています。自分もそう、とも言っているのですよね。
 これは、胸をときめかせてしまうような女の子が、彼女にもいる、という意味なのでしょう。いつもそばにいたい、誰か他の子と一緒にいるのを見ると切なくなる、そんな女の子が。

 これまでの、例えば第4話のエピソードなどを考えると、ありすの胸の中にいる女の子って、やはりマナなのかな、という気がします。もしそうなら、これはかなり込み入った恋愛模様にもなりそうですね。この話数では六花の気持ちが取り上げられていましたけれど、ありすの愛情がクローズアップされるストーリーも必要になるのではないでしょうか。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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