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2013年5月18日 (土)

ドキドキ! プリキュア 第15話

 テレビアニメ「ドキドキ! プリキュア」第15話「大いそがし! 真琴のアイドルな日々!」です。

 映画「スノーホワイト 白雪姫」に主役で抜擢された真琴。人の目に触れる機会が増えれば、行方不明のアンジェ王女に見つけてもらえる可能性も高くなる、彼女はそういう気持ちから、この仕事に力を入れているようです。特にこの頃は「ロイヤルクリスタル」が立て続けに2つも見つかり、自分は着実に王女に近づいているのでは、と感じているのではないでしょうか。仕事が終わった後もキュアソードとして独自に王女捜しを毎日遅くまで続けています。

 相手役のおおとり環に演技の事で指摘されたのは、寝不足で身が入っていなかったからではないのでしょう。その時の真琴には、王女しか見えていなかったようですね。確かに彼女は、王女を見つけるために今の仕事を始めたという所もあるでしょう。ですからそれ以外の事にははっきり言って興味がない、と切り捨ててしまう場合もあるかもしれません。

 けれど、今の彼女には、王女にも負けないぐらい大切なものができつつあるのですね。それは、彼女の歌を楽しみにしているたくさんのファンであり、何よりいつもそばにいてサポートしてくれるマナ、六花、ありすです。皆がいるから、元気が出るし、王女を捜すための力もわいてくる、真琴はその事に気づけたのではないでしょうか。

 さてこの話数では、レジーナがマナ達に自分の素性を明かしています。「キングジコチューの娘」、その一言に真琴は衝撃を受けていますね。故郷のトランプ王国をあんな無残な姿にし、愛する王女の命まで狙ってきた相手の家族というのですから、真琴にとっては絶対の敵。仲良くするなんて何があってもできないと思った事でしょう。
 実際に彼女の力は強大で、「自己中」ではない人間の気持ちを強制的に塗り替えて「ジコチュー」を生み出しています。これは、彼女にかかればどんな人間でもモンスターに変えられてしまう可能性がある、という事。その力を抑え込むのはかなり難しいでしょうね。

 そんな感じでこれからの展開が気になる所ですが、次回のサブタイトルは「レジーナ猛アタック! マナはあたしのモノ!」というもの、、、。マナとレジーナの間で百合展開? どんなストーリーになっているのでしょう。

 ところでこの話数での百合なエピソードですが、例えば前半では、マナ達が映画の撮影所に行った時とかにちょっと雰囲気があるように思えます。何もかもが物珍しくてはしゃいでしまうマナを見て、落ち込んでいた真琴は少し元気になりました。マナにはそういう所がある、と、ありす、六花、真琴は納得してくすくす笑ってしまいます。マナという同じ女の子を慕う女の子同士、奇妙な共通意識を持てた瞬間なのかもです。

 他では、バトルの場面に注目したい気がします。ジコチューの力でねじ伏せられてしまったキュアハート達でしたが、4人で力を合わせるために再び立ち上がろうとします。
 キュアハートはキュアソードに手を差し伸べ、キュアダイヤモンドはキュアロゼッタと手をつなぎます。この話数は真琴がメインだし演出的にハートとソードがつながるのはやっぱり仕方ないのかな、、、と思ってしまいました。
 が、その直後、ハートとダイヤモンドがきつく手を握り合います。しかもつなぐ手がアップになってかなり強調されてますね。
 4人を結ぶ絆で一番重要なのは、何があってもハートとダイヤモンドだと示しているように感じられます。やはりマナと六花の関係は、4人の中では一番強いのでは、と思えて少し嬉しくなります。

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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