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2013年4月26日 (金)

ビビッドレッド・オペレーション 第12話

 テレビアニメ「ビビッドレッド・オペレーション」、第12話「ビビッドレッド・オペレーション」です。

 宇宙を見守る高度な知性体や、その「代弁者」であるカラスの存在、それだけでも簡単には理解できない物事と言えそうです。ところがさらにカラスが暴走してしまうというイレギュラーが重なり、人々は翻弄されています。目の前でれいを奪われたあかね達のショックは大きいですし、これまで何が起きようとも科学の力を信じて乗り切ってきた健次郎でさえ、絶望しています。

 地球を、世界を、消失の危機から救う方法は、もうない、、、。その時、あかね達はどうするのか、という所が描かれていきます。
 たとえ今から世界が消えるとしても、自分達にはしておかなければならない事がある、彼女達はそう考えたようですね。彼女達がそれをしようとしたのは、ピンチから抜け出すためとか、敵を倒すためとかではありません。言ってみれば、友達が落とした大切なものを届けに行く事、でした。

 れいはその一部始終を見ていました。あかね達が、あんなに必死になって、命の危険があってもかまわず、ひたすらに自分を求めて飛んでこようとしている。それを知って、彼女の胸は熱くなったのではないでしょうか。

 期待してもいいのかな、あかねは自分の友達になってくれるのかな、という希望と不安が、れいをときめかせていた事でしょう。一度は裏切られた気持ちになってあかねをひどくののしったのに、こんな自分でも許してもらえるだろうか、いいえ、許してほしい、そしてきちんと友達になりたい、彼女はそんな風に考えるようになったのかもしれません。

 ひまわり、わかば、それにあおいにも送り出されて、あかねはれいをまっすぐに目指します。その結果、、、という流れになっていくのですね。

 バトルの場面では、自分達の精一杯の力を出すために、あかね達はドッキングしまくり。つまりはキスしまくり(でこちゅーですけど)です! ビジュアル的には麗しい感じだったのではないでしょうか。
 その代わりというか、百合な心理描写まではそれほどなかった感じでもあります。あかねとれいの関係も、友情を確かめ合った所まで、とも言えそうです(この後発展していく可能性はある?)。

 戦いの後、示現エンジンの上で、あおいがあかねに飛びついて抱きしめる場面が少し描かれています。抱きついた勢いで2人がくるりと1回まわってしまうほど。
 やはりあおいは、それだけあかねをとても心配していたのでしょうし、あかねに対する思いは他の子達に負けないのでは、という気がします。彼女達が抱き合った時の表情や体の触れあい方などを、もっとアップで詳しく描いてもらいたかったかも。あかねとあおいがこの後ももっといちゃついていけるようになると素敵ですね。

・「ビビッドレッド・オペレーション」レビューリスト

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