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2013年1月25日 (金)

ビビッドレッド・オペレーション 第2話

 テレビアニメ「ビビッドレッド・オペレーション」、第2話「かさなり合う瞬間(とき)」です。

 通常の兵器では歯が立たない「アローン」に対抗できる唯一の力を手に入れる方法は、ビビッド・システムを起動させたあかねとあおいが、、、「ドッキング」する事?! 第1話のエンディングから引っ張ったそのやり方は、2人が重なって1人になる、といったもののようですね。

 ビジュアル的には、新しいキャラが登場した、とも言えるでしょうか。あかねやあおいとはちょっと別の、大人のわがままボディ(?)が大空を駆け巡る絵柄というのもこれから多く登場してくるのかもしれません。

 それにしてもこのシステムって、健次郎が1人で開発したんですよね。パレットスーツのデザインもそうですけれど、あかねとあおいの「友情」が鍵となって莫大な力を発揮させるなんて、なかなかなエキセントリックな発想なのでは。示現エンジンとの関係など解説はこれから行われていく事になるのでしょう。そこでこのシステムの設計思想などうかがえたりするのかも。

 なぜあかねとあおいが選ばれたのかは気になる所です。示現エンジンは、(Webラジオ番組「ビビッドレッド・ラジオペレーション」の番組詳細などによると)2つのものが1つに重なる事でエネルギーを得る、というのが基本原理らしいです。
 アローンの襲来を予測していた健次郎は、このエネルギーを使った対抗策を独自に考えていきます。そして、あかねとあおいの仲の良さを普段から見ていて、ふと気づいたのかもしれません。彼女達こそが、示現エンジンの理念を自然に自分達の体で表している女の子達なのではないか、と。

 詳しいいきさつはよくわかりません。けれど、年端もいかない孫娘を、危険な戦いに巻き込んでいく事に、健次郎の胸は痛まなかったのでしょうか。もしかしたら、全人類の危機と、身内1人の命とを秤にかけて、健次郎なりに苦しい決断をした結果だった、と考える事もできそうです。が、このビビッド・システムには、あおいが変身して戦う事も、最初からプログラムに組み込まれていたのですよね。幼い女の子達を未知の戦いの最前線に送り出さなければならない事について、健次郎本人がどう考えているのかちょっと語ってもらいたい所ではあります。

 まあでもその辺りはあまり暗くなりすぎず、ももや皆を助けるために、あかねとあおい、それにまだ見ぬ仲間達が力を合わせて戦っていく姿が感動的に描かれていくのでしょう。わかばとひまわりも「ドッキング」する事になるのか、また、れいの狙いは何なのかなど、これからもいろいろ物語が展開していくのでは。

 その中で、百合な場面はどうなるのかというと、、、何だかたくさん期待できそうな雰囲気ですね。この第2話では、あかねとあおいがドッキング(この単語自体も意味ありげですが)する時に、あおいがあかねの額にキスをしています。そこから2人の気持ちが重なり合って1つになる、という演出はなかなかですね。
 ちなみに、あかねの声を担当されている佐倉綾音さんのTwitterでのメッセージによると、どうも変身する時はこのキスシーンが必ずあるっぽいです。彼女達のかわいらしいふれあいが、これからもたっぷり見られるようになるのでしょう。

 気持ちの面ではどうでしょうか。あかねとあおいの思いが重ならなくて、一度ドッキングが失敗してしまいます。その時、あおいは、自分のせいだと言っています。自分があかねに打ち明けられない事があったから、と。
 それがいったい何なのかについては説明されていきます。けれど、個人的にはついもっと別の流れを期待してしまいました。
 2人の友情が重なってドッキングしようという時、ぎりぎりになってうまくいかなかったのは、あおいの胸には秘めた思いがあっから。彼女自身はそれをあかねに受け止めてもらえないかも、と考えていたからなのでは。自分を友達だと思ってくれているあかねに向けた、友情以上の気持ちといえば、、、。
 なのでこの場面で、あおいがあかねに向かって百合な告白でもしちゃうのかなと期待したのですけれど、さすがにそうはならなかったようで。けれどこれからの話数の中で、告白に限りなく近いやりとりなどあると素敵ですね。

 他に、あおいがパレットスーツをまとって力を手に入れた場面で、彼女は「守ってもらってばかりだった私が、これなら、、、」と言っています。この彼女の言葉には、彼女がずっと抱いてきた感情が込められているのではないでしょうか。
 体が弱いために周りの人達に何かと迷惑をかけている、と彼女はずっと感じてきたのでしょう。皆の役に立ちたくても何もできない自分を、彼女はとても歯がゆく思っていたのでは。
 そんな時に与えてもらったこの力は、彼女にとってとても重要なものになっていくのでしょうね。今まで自分を助けてくれた人達を、今度は助ける番。あおいは、そこに危険があるとわかっていても、自分から進んで大空へ飛び出していくのではないかと思えます。
 もう一つ、あおいにとって重要なのは、彼女自身も言っていますけれど、「あかねと一緒に」という所でしょう。一番の仲良しで、誰よりも大好きなあかねと一緒にいられるから、あおいの胸には、前に進む勇気がわいてくるのだと思われます。

 ではあかねは、あおいをどう思っているのでしょうか。ドッキングをするためにキスが必要だと聞かされたあかねは、迷わず自分の唇をあおいの唇に重ねようとしています。あおいの反応からすると彼女達はキスした経験はなさそうなのですけれど、、、そんなのお構いなし?
 2人でキスしろと健次郎に言われてすぐに実行しようとする姿には、あかね自身の気持ちがあまり反映されていない気がします。あおいとのキスは、あかねにとって、気にも留めないほど些細な事なのでしょうか?

 いえ、そうではないと思いたいですね。アローンを倒すためにキスが必要だとしても、その事情とは別に、あかねはいつだってあおいと口と口でキスしたいぐらい、あおいに好意を抱いているんじゃないでしょうか。
 パレットスーツも、ビビッド・システムも、実は単なるきっかけでしかなくて、あかねは、隙さえあればあおいと深い関係になりたいと考えているのでは。公衆の面前でキスするのだって全然オッケー、だって自分からあおいへの愛情は、やましい事でも恥ずかしい事でもなく、それどころか皆に見てもらって祝福してもらいたいほどなんだもの、と、あかねには思っていてもらいたいものです。

 あかねの天真爛漫な振る舞いは、周りの人達を驚かせる場合が多いのかもしれません。けれど少なくともあおいを愛する気持ちについてだけは、いつでも誠実でいてもらいたいですね。

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