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2012年12月31日 (月)

2012年 百合の咲き始める季節

 これまでも続いてきている作品が新しく展開したり、
新しい作品が始まったりといったように動きがいろいろ
あったように思います。コミック作品も1作品で複数巻
が発行されたりして層が厚くなっているかもですね。
百合にまつわるテレビ番組が始まったり、写真集も
新作が出てきていて、このジャンルに触れる機会が
増えているのでは、と思います。

 今年ももう少しとなりました。思い出してみると、
コミックやアニメでは、これまでにも制作されてきた
作品の続きが登場する事が割と多かったように思います。

 アニメだと、「ゆるゆり」の第2期「ゆるゆり♪♪」や、
「咲-Saki-」の世界観を別の主人公の視点から描く
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」、「ひだまり
スケッチ」は第4期「ひだまりスケッチ×ハニカム」が
放送されています。劇場版では「魔法少女リリカル
なのは The MOVIE」の第2作「魔法少女リリカルなのは
The MOVIE 2nd A's
」と、「魔法少女まどか☆マギカ
の劇場版「始まりの物語」、「永遠の物語」が公開
されています。「プリキュア」シリーズも引き続いて
スマイルプリキュア!」のテレビ放送と劇場版、
さらには「プリキュアオールスターズ」も今までの
「DX(デラックス)」の次に「NS(ニューステージ)」が
始まりました。
 コミックの方も、「青い花」、「オトメの帝国」、「ゆり
キャン」、「リコとハルと温泉とイルカ」、「はやて×
ブレード
」、「ひまわりさん」など、続刊が出ているものが
多いです。作品によっては、1年の間に2巻、3巻、4巻
と発行されるものがあって、充実してきている雰囲気が
ありますね。

 かといって新しいものがないわけではなく、新作も
次々に出てきています。新作については、これからも
たっぷりと、女の子同士の関係を描いていってもらって、
メジャーな百合作品に加わっていくようになると良い
ですね。

 それから、ゲームでは、「その花びらにくちづけを」の
シリーズから初の商業作品「ミカエルの乙女たち」が
リリースされています。またソーシャルゲームの中でも、
「百合っぽい」のではなく完全に百合を主題にしたタイトル
「たまゆり妖女学園」が始まっていて、このジャンルも
心強い(?)です。

 そして、百合コミックを紹介するという、女の子同士
100%のテレビ番組「百合魂-ゆりイズム-」も始まって
います。このジャンルが一つの番組として放送される
というのは素敵ですよね。テレビについては、情報番組や
テレビコマーシャルなどでもあれこれ扱われる場合が
多く、これからも注目なのかもです。

 それではちょっと分類しながら振り返ってみます。

・コミック

◇区切りとなった作品
 今年に一区切りとなった作品も、いろいろとあります。
一番大きいのは、やはりアンソロジーの「つぼみ」がお休み
となる事ですね。楽しく読めていただけに、突然な感じで
寂しいです。ネット配信の「つぼみwebコミック」は続いて
いくそうですけれど、本誌の方も復活してもらいたい
気がします。これも含めて区切りの作品を次に一部だけ
挙げてみます。

くちびる ためいき さくらいろ(2巻)
ささめきこと(9巻)
サユリリ(2巻)
ぼくラはミンナ生きテイル!(3巻)
-けいおん! collegehighschool
百合☆恋 Girls Love Story(Vol.2)
プアプアLIPS(4巻)
猫神やおよろず(6巻)
つぼみ(Vol.21)

 「くちびる ためいき さくらいろ」は一迅社から1冊が
発行された後、5年も音沙汰がなかったのですけれど、
双葉社で改めて続きが連載され、4月に2巻同時発売と
なりました。奈々と瞳の「わたしたちの物語」がたっぷりと
見られるのは良いですね。他のカップルも気になる所です
けれど、たぶん彼女達も親しく過ごしているのでしょう。
 「ささめきこと」はアニメ化もされた作品で9巻が発行
されています。この巻数は、百合を中心とした作品の中では
多い方で、「マリア様がみてる」のコミック版や「ゆるゆり」と
同じぐらいになっています。もっと巻数の多い「大河」な
百合コミックがたくさん出てくるようになると良さそうです。
 「百合☆恋」は8月と10月で合計2冊の発行でしたが、
その後は電子書籍として続くとの事です。そちらでも、
女の子同士の麗しい物語が描かれていくのでしょう。
そして「つぼみ」も、、、これからに期待したいです。

◇今年発行、新連載の作品

新作:
桜Trick 第1巻
コレクターズ 第1巻
ゆりめくる日々
百合探偵ユリアンズ 第1巻
ナン様とレン 第1巻
あいがある -I girl- 第1巻
赫焉(かくえん)のヒナギク 第1巻
ミニスカ宇宙海賊 コミック版
わんおふ - one off - コミック版第1巻
しのばず!
彼女の世界
悪戯ちょうちょ 第1巻
恋は密かに実らせるもの
Sis-秘密の恋心
-ひらり、 別冊部活女子アンソロジー「ほうかご!
百合アンソロジー dolce

新連載:
学園ポリーチェ
15才

続刊:
青い花 第7巻
ひまわりさん 第3巻
-ゆるゆり 第8巻第9巻
-リコとハルと温泉とイルカ 第2巻第3巻
-咲-Saki- 第9巻、第10巻
-咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
 第1巻、第2巻、第3巻、第4巻
-咲日和 第1巻、第2巻
-オトメの帝国 第2巻第3巻
-ゆりキャン 第2巻第3巻第4巻
姫(きみ)のためなら死ねる 第2巻
きんいろモザイク 第2巻
Aチャンネル 第3巻
ゆりてつ~私立百合ヶ咲女子高鉄道部~ 第2巻
-はやて×ブレード 第16巻第17巻
とある科学の超電磁砲 第8巻
ひだまりスケッチ 第7巻
かなめも 第5巻
閃乱カグラ -紅蓮の蛇- 第2巻
落花流水 第7巻
ひとより×× 第2巻
侵略! イカ娘 第12巻
放課後アトリエといろ 第3巻
まんがの作り方 第6巻

 新作の中では、「桜Trick」の雰囲気が良いですね。
コミカルな雰囲気ではありながら、春香と優がお互いに
キスを求めてときめく姿が素敵です。「ゆりめくる日々」や
「ナン様とレン」ではシュールな展開の中でも女の子達が
お互いを思う気持ちが描かれています。「コレクターズ」
では、4コマ作品の笑いを入れつつ大人の小粋な百合が
感じられるのではないでしょうか。
 アンソロジーの「dolce」は第2弾に当たる「dolce due」の
発行が発表されています。新しい百合アンソロジーが発行
され続いていくのを願いたいものです。

 発行が続いている作品では、「咲-Saki- 阿知賀編
episode of side-A」が1年で4巻、「ゆりキャン」が
3巻、「ゆるゆり」や、「リコとハルと温泉とイルカ」、
「オトメの帝国」、「はやて×ブレード」が2巻というように
数多く出ているものもあります。読み応えがさらに
増しているのではないでしょうか。
 「青い花」では、舞台となっている鎌倉を走る江ノ電との
コラボ企画「青い花×江ノ電フェア」が行われました(私も
フェアを見てきました)。こういう企画があるのは楽しい
ですね。
 他には、「ひまわりさん」のボイスドラマがテレビ放送
されています。これまでにも何度か企画されているもの
だそうですけれど、百合な雰囲気がテレビで放送されるのは
良い感じです。
 テレビと言えば、「とある科学の超電磁砲」は「~S」という
タイトルでテレビアニメ第2期の放送が発表されています。
それから「きんいろモザイク」もアニメ化されるのですね。
どちらも詳しい時期などはまだ発表されていませんけれど
楽しみな部分です。

・アニメ
 アニメ作品も、思い出してみればいろいろなものが制作
されていますね。新作の中でも、女の子同士の関係を深く
描いているものが割とあるような気がします。

探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕
Aチャンネル+smile
モーレツ宇宙海賊
戦姫絶唱シンフォギア
輪廻のラグランジェ
ブラック☆ロックシューター
スマイルプリキュア!
猫神やおよろず(OVA)
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
くっつきぼし 後編
夏色キセキ
ゆるゆり♪♪
AKB0048
ガールズ&パンツァー
ひだまりスケッチ×ハニカム
わんおふ -oneoff-

 「ミルキィホームズ」、「咲-Saki-」、「ゆるゆり♪♪」は第2期、
「ひだまりスケッチ×ハニカム」は第4期となっています。
第2期の3作品は、第1期に比べるとちょっと百合度が
下がっているようにも感じられてしまうのですけれど、、、
もっと女の子同士のラブラブが展開される続きを見られると
良いですね。「ひだまりスケッチ」については、ゆのと宮子
をはじめ、各キャラがかなり親密になってきている感じです。
 「ゆるゆり」は、第2期に合わせて櫻子と向日葵のユニット
さくひま*ひまさく」が結成されてCDがリリースされたり、
女性限定イベントが開催されたりしています。「公式」さんの
企画の力にも磨きがかかっていますね。さらに原作側では
撫子、櫻子、花子姉妹を主人公にしたスピンオフコミック
大室家」がネット配信され、配信元のチャートで1位の
常連になるなど人気が出ています。こちらのアニメ版とか
あったりすると面白いかも、、、?
 「咲-Saki-」では、原作コミック、「阿知賀編」、「咲日和」
と、たくさんのコミック作品が発行されています。麻雀
ゲームとのコラボもありますし、展開は多いです。アニメの
方も、「阿知賀編」は全15話構成に拡張されていて、
さらにその後には「全国編」も予定されています。咲や和の
物語がまた見られるようになるのですね。

 OVAでは、「Aチャンネル+smile」、「猫神やおよろず」、
「くっつきぼし」の後編、「わんおふ -oneoff-」がリリース
されています。「Aチャンネル+smile」では、オープニング曲
「バルーンシアター」の歌詞、「きっとこれは長いストーリー」
が印象にあります。トオルとるんは学年に差があるため
離ればなれになる可能性はありますが、それは一時的な事。
彼女達が求め合う限り、これから先の長い生活を、ずっと
一緒に過ごしていく事ができる、と言っているようで
頼もしいですね。原作コミックも第3巻が発売され、第4巻は
2月に発行予定となっています。なので物語としてももっと
続いていくのでしょう。

 新作アニメでは、「戦姫絶唱シンフォギア」や「夏色キセキ」
などがなかなか良い感じがします。「シンフォギア」では、
響と未来の間には強い絆と愛情があるはずでしょうから、
もっとその辺りを見たいものです。第2期の制作が発表
されていますので、そちらに期待したいです。
 「夏色キセキ」では、夏海と紗季もそうですが、
凛子と優香がもっとくっついても良いように思えるの
ですよね。こちらはブルーレイ&DVDの第7巻に新規
エピソード「15回目のナツヤスミ」が入るそうです
から、そこに何か描かれるでしょうか。

・ゲーム
 ゲームでは、ゲーム機やPC用の他、スマートフォン向け
の作品、特にソーシャルゲームが割とリリースされていた
気がします。あまり記事にはしていませんけれど、アニメ化
された作品がソーシャルゲーム化されたり、ゲームとコラボ
するといったパターンが増えているように思います。

リトルウィッチパルフェ~黒猫魔法店~
白衣性恋愛症候群 RE: Therapy
探偵オペラ ミルキィホームズ2
輪廻のラグランジェ 鴨川デイズ
たまゆり妖女学園
はなひらっ!(スマートフォン版)
屋上の百合霊さん
その花びらにくちづけを ミカエルの乙女たち
(「屋上の百合霊さん」と「ミカエルの乙女たち」はアクセス
するのに年齢に制限があります。)

 ソーシャルゲームの中でも「たまゆり妖女学園」は、
妖の女の子達が、学園での女の子同士の恋愛を勝ち取る
ためにバトルを繰り広げるという、オール百合の
オリジナル作品になっています。こういうものがより
増えていくとゲームももっと楽しくなりそうですね。
 また、これまでは同人ゲームとしてリリースされていた
「その花」シリーズからは、初の商業作品となる
「ミカエルの乙女たち」が発売されています。今までの
登場カップルに新キャラも加えて商業作品ならではの
豪華な構成になっていますね。また、「萌えゲーアワード」
では12月の月刊1位をキープしていて、それだけ
人気があるという事なのでしょう。Webラジオ番組
玲緒っぽいらじお」も楽しいですし、ミニドラマ
りさみや劇場」も配信されていて、様々な楽しみ方
ができそうですね。

・その他
GirlsLoveFestival7~-SP~8
-コミティア100、百合部2
バレンタインCMに新しい百合勢力?
百合なテレビコマーシャルはこの頃どう?
百合なテレビコマーシャルの追加分やテレビ番組など
「片想いFinally」 PVの百合度、、、そして「ぐるぐるカーテン」も?
-情報番組「MAGネット」特集
群像少女アニメ」、「少女マンガ」、「魔法少女
-百合コミック紹介テレビ番組「百合魂-ゆりイズム-
iPhoneに百合な絵文字が追加?
フラの伝説 女神ヒイアカと少女ホーポエ

 イベントでは、「GirlsLoveFestival」が年2回の
定期開催の他に、富山県高岡市でスペシャル版を開催
しました。高岡市は、「ゆるゆり」の舞台になっている
場所とされています。そういう土地での開催も楽しい
ものでしょうね。
 コミティアでは第100回からジャンルコードの中に
「百合」が追加されました。これで百合作品を扱っている
サークルさんをずっと探しやすくなりますね。また
「百合部2」の方も参加サークル数が多くにぎやかな
企画になっていました。

 テレビコマーシャルでは、気がつくと意外に多くの
百合テイストなものが放送されていたりします。それと、
AKB48やSKE48、乃木坂46などのアイドルユニットからは
百合な雰囲気のある曲がリリースされたり、コマーシャル
に登場したりしています。
(それから、これは記事にしていないのですけれど、
とあるテレビ局の女子アナウンサーの方の振る舞いが
けっこう百合っぽい気がします。手紙にまつわる話題を
紹介する時に、小道具として用意した封筒にはハートの
マークの印が入っていました。他の女子アナの方から
送られてきた、という設定でしたが、ラブレター仕様
なのが、、、。他にも、12/21の番組で、マヤ文明の暦の
話題を紹介する時にも、その相手の女子アナの方と一緒に
登場して、「世界の終わりの時も一緒だね」なんて意味深な
事をおっしゃっていました。まあこれは親しみを込めて、
という事なのでしょう。)
 他にテレビ番組としては、「MAGネット」で百合に近い
話題が特集されていました。でも女の子同士の恋愛関係
そのものについて触れられているのはちょっとだけ
ですので、今度はずばり「百合特集」とかを組んで
もらえると楽しいかもです。

 というように、いろいろな話題があったように思います。
来年も、百合のジャンルがもっと発展していくと良いですね。

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コメント

「ひだまりスケッチ」は有沢が出てきてくれた上に夏目の成分も多めで良かったです。
後「モーレツ宇宙海賊」や「輪廻のラグランジェ」の
ように本筋では百合でなくても百合成分を取り入れてくれた
のも嬉しいです。

投稿: ジョーンズ卿 | 2013年1月 7日 (月) 09時15分

「ひだまりスケッチ」、良かったですねー!
ゆのと有沢の「秘密のデート」とか、
沙英と夏目がクリスマスイブの夜に意識
しあっちゃう場面など素敵です。
全話を通して夏目の気持ちが丁寧に扱われて
いる気がします。百合度もこれまでのシリーズの
中では一番高かった感じです。
「モーレツ宇宙海賊」は何と言っても
ジェニーとリンですね。茉莉香とチアキは
これから、という雰囲気ですけれど、
茉莉香にはマミの事も見てもらいたい
気がしてしまいます、、、。
「輪廻のラグランジェ」はヒロインが3人という
所がドラマを生んでますよね。個人的には
まどかとランを応援したい所だったりします。
やはりどれも良いですね。

投稿: ギンガム | 2013年1月 7日 (月) 23時12分

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