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2012年11月20日 (火)

りさみや劇場 第2話

 頭脳明晰で勘が鋭い美夜には、素直な璃紗の考えてる
事なんて手に取るようにわかってしまう、はずですが、
彼女にも予想できないものはあるようです。自分にも
まだまだ知らない感覚があって、それを璃紗が与えて
くれる、美夜がそう考えたとしたら、2人の関係は
変わっていくように思えるのですけれど、、、。どうなる
でしょうね。

 サークル「ふぐり屋」さんによる百合作品シリーズ
「その花びらにくちづけを」の商業ブランド「ゆりんゆりん
より、第1弾作品「ミカエルの乙女たち」を題材にした
ミニドラマ「りさみや劇場」、第2話「ランチに誘ってみる
です。
(なお、この作品やサイトには、アクセスするのに
年齢に制限があります。が、「りさみや劇場」には
制限はないようです。)

 授業をサボりまくっている美夜ですから、お昼休みも
彼女は見当たりません。璃紗は、彼女が庭で1人で
食事を使用とするのを偶然見かけたようです(璃紗は
学食へ行くつもりだったみたいですけど、彼女には
いつも一緒にお昼を食べる友達がいるのかな?
彼女はよく美夜に(授業を受けさせるために)かまって
いるっぽいですが他に友達づきあいはちゃんとしてるの
でしょうね。その辺りがどんななのかもちょっと見て
みたい気はします)。

 クラス委員長としての立場が先に出てしまうとかなの
でしょうか、璃紗は、「美夜に午後の授業を受けさせる」
ために彼女の所へ行って、一緒にお昼を食べようと
誘っています。璃紗が100%それだけの打算的な目的で
美夜に近づいているとは思いたくないのですけれど、
少なくともここでの彼女には、「クラス委員長の責任」
しか見えていないのかも、と思えます。胸の中に本当は
それ以外の気持ちがあったとしても、まだはっきりと
気づいてはいないのでしょうね。

 この事は、美夜についても言えるように思います。
やる気満々の様子で一緒にお昼を食べようと璃紗が
言ってくるのは、このまま動きを押さえて自分を
教室に連れ戻そうとしているに違いない、と、美夜は
すぐに察知できた事でしょう。
 第1話でも描かれていたように知識が豊富な彼女は、
璃紗や他の人達との間に壁を作ってうまく振る舞える
ほどに、勘の鋭い女の子でもある気がします。特に、
曲がった所なんて一つもない璃紗の考えは、上から
下まで全部お見通しなのでしょう。

 でも本当は、美夜は、1人ではいつ現できない何かを
求めているのではないかなと思えます。そしてその事
には、今のように1人で居続けている限りは気づけないの
ではないか、と。
 この日も美夜はいつものように、たくさんのお重に
詰められたお弁当を平らげようとしていました。
ですが会話の流れから璃紗にお裾分けをする事に。
 自分にとっては食べ慣れている食事なだけに、相手
の反応など見るまでもない、と美夜は考えていたかも
しれません。いつも自分のしている事にいちゃもんを
つけてくる璃紗だから、あるいは料理にも難癖を
つけそう、などとは想定していたかも。

 果たして璃紗の様子は、それとはちょっと違って
いました。璃紗はとてもおいしそうにお弁当を食べて
います。
 これを見て、美夜はどう感じたでしょう。いつもなら、
お昼なんてこんなもので、特においしいと感じる
わけでもなくさっさと済ませるのが彼女の日課だったの
では。それを、おいしいと言って驚いたり喜んだり
する人がいると知って、美夜は今までと違う不思議な
気持ちになったのかなという気がします。

 1人では何でもなかった事が、2人なら意味を持つ
、、、。自分にとっての「2人」の相手がもし璃紗だと
したら。そんな相手がすぐそばにいるのは、実は
素晴らしい事なんだと、美夜はまだわかっていない
かもしれません。そのまま何にも気づかずにまた1人
の世界へ戻ってしまうのか、それとも璃紗と向き合い
自分の気持ちを確かめようとするのか、結果はゲーム
内で描かれていくのかもですね。

 それと璃紗の方も、美夜の本当の姿に、少しずつでは
ありますが近づけているように思えます。おいしい
お重のお弁当を毎日山のように平らげているとか、その
割にはクリームパンやいちご牛乳を知らなくて、しかも
お弁当よりおいしいと言っている、というのはまだ
最初の一歩かもしれません。でもこういう所から、
相手が単なるサボり魔だとか更正させるべき人間だとか
ではなく、同い年の女の子なんだと意識できるように
なれば、その先へと進んでいく事ができるかもですね。

 この第2話では、璃紗は最後にちょっとだけ美夜
とのふれあいを意識しています。この気持ちが順調に
発展していけば、百合的にも素敵な事になりそうです。

・「その花びらにくちづけを」レビューリストレビューセンター

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