ひらり、 別冊部活女子アンソロジー「ほうかご！」が発売です＆内容紹介ページが公開されています

　様々な部活動の中で描き出されていく女の子達の
ストーリーには、ときめきがたくさん詰め込まれて
いるのでしょう。同じ目標に向かって努力する
気持ちが親近感を育てていくのでは。執筆陣も
充実してますし、百合度的にも期待したい所です
けれど、実際にはどんな感じなのでしょうか？

　発行新書館、百合アンソロジー「ひらり、」の
別冊として、「部活女子アンソロジー ほうかご！」
が本日発売となっています。また、その内容を紹介
するページが開設されています。

　「ひらり、」というアンソロジーから別冊で発行
されるアンソロジー、というのも珍しいかもです
けれど、気になっているのは、タイトルに「百合」の
文字がない事だったりします。本誌のTwitter公式
アカウントからの10/18付けのメッセージでは、
「百合も友情も青春も包み込む」というように紹介
されています。これって、百合と友情と青春、どれか
が作品に描かれているという意味なのでしょうか、
それとも３つ全部が各作品に盛り込まれている
という事なのでしょうか？　すべてに百合要素が
あると思いたいですね。

　というか執筆陣のお名前を見る感じではすべて
素敵な百合作品なのでは、と思えます。王嶋環さんや
平尾アウリさん、藤沢誠さんなど「ひらり、」本誌で
描かれている方や、森永みるくさん、佐野妙さん、
kashmirさんなど他誌でも活躍されている方などが
いらっしゃって、とても期待できそうです。
全部で２１人の方のお名前が挙がっていますね。

　作品の方は、「部活女子」がテーマになっています
（「ひらり、」本誌でも以前部活動をテーマにした
小特集が組まれた号がありました）。タイトルも
「ほうかご！」ですので、全作品が学校を舞台にした
ものなのでしょう。紹介ページには、作家名、作品名
と一緒に、舞台となる部活の名前も書かれています。
文芸部、演劇部、美術部といった、百合作品では
取り上げられる事の多いものの他に、フィギュア部や
ねこ部といったちょっと珍しい部活もありますね。
また、「麻雀部」という、どこかの作品で見た事の
ある部活も、、、。まあ直接の関係はないのでしょう。

　その他、高嶋ひろみさんの「緑化委員と加瀬さん。」
では、本誌に掲載されている「加瀬さん」シリーズが
そのままこちらでも描かれているのでしょう。また、
桑田乃梨子さんの「雑談カオス」は、「箱庭コスモス」
から、陸上部の燿子が主人公になっているのかも？
それに、犬丸さんの「ボルゾイとやまねこ」では、
「witch meets knight」で唯地と内藤を舞台に
立たせようとしている演劇部のストーリーだったり
するのかもしれません。

　表紙は、私屋カヲルさんが描かれています。美術室
のような場所に２人の女の子がいます。手前の
黒髪おかっぱの子がキャンバスに絵を描いている
ようです。後ろにいる金髪ロングの子は、じっと
キャンバスをのぞき込んでいます。でも左手は
さりげなく手前の子の肩に触れようとしているような
、、、。２人の距離感はけっこう近いですね。
私屋さんは「花喰い」というタイトルで作品も描かれる
ようです。この子達が主人公になるようです。

　といった感じで女の子達が活躍する作品がたくさん
掲載されているみたいです。百合度も高めでお願い
したい所ですけれど、その辺りはどうなるでしょうか。
　さらに、来月には「ひらり、」のVol.9が発行予定
です。こちらでも百合満載の作品を期待したいです。

　「ほうかご！」の発売を記念して、アニブロ
ゲーマーズでは、描き下ろしのメッセージペーパーを
購入者にプレゼントするそうです。またCOMIC ZINでは
イラストカードをプレゼントするとの事です。それから
メロンブックスでは描き下ろしのメッセージペーパーを
付けるようです。いずれも先着順となっていますので、
気になる方はお早めにチェックしてみてはいかが
でしょうか。