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2012年10月15日 (月)

アニメ「ゆるゆり」シリーズや劇場版「けいおん!」などがアニメーション神戸賞を受賞しています

 アニメーションの分野で注目を集めたり功績の
ある作品に賞が贈られているそうです。そこでは
「ゆるゆり」や「けいおん!」をはじめ、百合テイスト
のある作品があれこれ関わっているらしく、なかなか
素敵な出来事のような気がします。

 世界的にも評価が高い、国内の商用アニメを取り上げ、
作品や制作者を表彰する「アニメーション神戸賞」の
第17回受賞作品、受賞者が発表されています。
その中で、テレビ部門の作品賞に「ゆるゆり」が、
劇場部門の作品賞に「けいおん!」が選ばれています。

 作品の紹介と一緒に、賞の理由も書かれています。
「ゆるゆり」では、ゆるやかな空気の中にある違和感、
とか、妄想、なんて表現がされています。これは
あかりの存在感とか、千歳やちなつの妄想辺りを
示しているのかも? 後は、ネットで話題が広がった
事も大きいと言われています。

 「けいおん!」では、等身大の女の子達の青春が
描かれていくのが魅力だとされています。誰もが
経験しているようで、でも経験していない日々が
語られているという事ですが、それは女の子同士の
密なふれあいの部分を意味しているのかもですね。

(作品の概要や授賞理由など詳しくは受賞者、受賞
作品の発表のページを見てみてください。)

 この他、特別賞として、3D CG制作会社のサンジゲン
が、個人賞として音楽プロデューサーの上松範康さん
が受賞しています。サンジゲンは、テレビアニメ
ブラック☆ロックシューター」で制作会社では
初めて元請け作品を手がけた事も取り上げられて
います。また上松さんは、「戦姫絶唱シンフォギア
で、アフレコの時に歌を同時に収録してアクション
シーンに生かす手法などが評価されています。

 、、、といった感じで、受賞6部門の内4部門に
ついて、百合テイストのある作品が関わっている
ようです。サンジゲンや上松さんの場合はそれだけ
ではないでしょうけれど、審査の対象になって
いたのは間違いないと思われます。
 百合な要素のあるアニメ作品はまだ少ないと
思われますけれど、こういった賞をきっかけに、
もっと増えていくと良さそうですね。女の子同士の
関係を描いていく事が、豊かな物語表現のベースに
なっていくと素敵かもです。

 なお、この賞の授賞式が、12/2に神戸国際会議場
行われるそうです。授賞式の他に、受賞者や関係者
のトークショーも行われるとの事です。関係者の
方達の、作品への思いが聞けるかもですね。
 このイベントには、はがきで参加申し込みもできる
ようです。応募締め切りは11/14必着とされています。
詳しくは授賞式案内のページを見てみてください。

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